3月30日

2011-03-30 | Weblog
夕べも寝ながら考えました。
海水を真水にするフィルターや、泥水を透明な飲料水にする技術を持っている日本です。放射性物質を吸着させるものは、まだ開発されていないのでしょうか?

注水する水を絶やせないのなら、早く循環システムを回復しなければなりません。その作業が線量の多さで出来ない状態ならば、日々汚染水は増え続けるのではないでしょうか?溢れた水が周辺に及んでしまうのは時間の問題でしょうか・・・・・。
「環境に優しい」をうたってきていたのに、皮肉にも真逆の状況です。なんとしても食い止めなければなりませんが・・

避難されている方々も大変ですし、農業も漁業従事者も死活問題です。現場で作業している人達は命がけですが、その周辺も生活がかかっています。

また、電気不足は生産性を低下させ、経済活動が鈍化してしまえば津波からの復興も遅れます。やはり、全国津々浦々で生活上の節電を敢行し、企業の生産力は確保してその利益は被災者援助に当てるなどしなければならないでしょうか?
ない知恵を絞る日々です。

3月29日

2011-03-29 | Weblog
毎日、朝になると「今日も無事であって欲しい」と祈るような気持ちになります。
過去にこれほど、放射能について学ぶことはなかったです。

広島の原爆記念館には、子どもの頃に行ってはいるのですが、写真パネルで見た怖さだけが印象として残っています。でも、それ以上に放射線や放射性物質について学んだ記憶はないのです。忘れてしまっているのかも知れませんが・・・

地震も津波も避けようがありません。
でも、原発事故は人間の英知が足りなかった事を物語っています。学びの足りない一般人は、携わる人達が「安全だ」と言えば信じてしまいます。

本当の「安全・安心」は、そうすべく日々努力するしかなさそうです。このピンチを、なんとか切り抜けて、しっかり考えた常に再生可能な新しい国を創りたい。

3月28日

2011-03-28 | Weblog
今日のニュースで良かったと思うことが2つありました。
1つは、物流のプロが援助物資の運搬を始めたと言うことです。地域と密着している宅配業者ならばこその効果をあげるでしょう。もう1つは、中学生が自転車で地域の行き届かない場所へ物資を届けているということです。

そうです。各避難所や個人宅にも自転車を投入して、ガソリンがなくても人力で動ける態勢をとるということも良いかも知れません。かごつきの自転車ならば少々のものは運べます。

今は、まさに“有事”の時ではないでしょうか。
でも、他国からの多くの援助をもらえるのですから有り難いことです。

それを無駄にしないように、日本は世界に通じる海も空も守らなければならないでしょう。とはいえ、一番危険な場所で仕事をしている人達には頭が下がります。かといって、一般人が代われる訳ではないので・・・・・頑張って欲しい!!



3月27日

2011-03-27 | Weblog
ふと気が付くと、3月もわずかな日々になっています。
当地では桜の開花が告げられましたが、まだまだ多くの木は蕾の先がピンクがかっているだけです。思えば、昨年は東北地方の桜を訪ねる旅をしたものです・・・・・。

昨夜も寝ながら色々考えてしまいました。
ボランティアに行くとしても、受けいれ態勢が出来ていなければ、かえって迷惑になるだけでしょう。
個人で行こうと思えば、ワゴン車に灯油やガソリン、食料は勿論、寝袋や簡易トイレも装備して行かなければならないでしょう。国のボランティア担当者は、人を機能的に動かせる方策を早急に立案してください。

TVの報道を聞いていると、支援格差が大きいと言っています。
取材陣は、支援の行き届かない所にも行っているらしい。様々な情報とネットワークを持っているから、見知らぬ土地にも入って行けるのでしょう。ならばこそ、取材だけを目的にせずに、取材と共に支援部隊も編成して困っている所の支援をして欲しいと思います。

情報の不足も指摘されているようです。
電気が通じれば、避難所にパソコンを設置して、みんなで情報収集が出来るようにしたり、報道陣は取材時に新聞を配布したり、地域の市町村が出す情報をもって、各地の被災地を訪ねてください。
番組作りを意識したような被災者へのインタビューや取材内容ばかり聞かされても、視聴者としては、もどかしく感じるばかりです。

3月26日

2011-03-26 | Weblog
「日本は必ず復興する」という見出しに、思わず「当然でしょう」と呟きました。

こんな言葉は、経済界の著名人である稲盛氏が発するからより力強く感じもしますが、日本人の誰もがそう考えていると思います。なにしろ歴史が物語っているからです。
そして、被災している方々が、一歩一歩踏み出している姿がそれを証明しているではないですか。

避難所は、子どもも含めた元気な人達が自ら運営できるようなサポートをしていけば如何でしょうか?昔の子ども達は、大きい子が小さい子どもの世話をし、家事に関わっていました。今が、おばあちゃんの生活の知恵も伝承される機会になります。
学校で生活体験を教える授業などより、今こそが子ども達が生活を学ぶ場になっていると思われます。まだまだ、精神的なショックが大きすぎるかもしれませんが・・・

原発も含め2重3重の苦しみと不安の中にある地域の方々は、全国の自治体がしばらくの間でも、丸ごと生活の場を提供しサポートする態勢をとってはどうかと思います。

家の片付けをするには、大勢の元気なボランティアの人達が必要になるでしょう。幸い、学生は春休みに入っています。旅行を計画していた人達は、今は東北へのボランティアに繰り出してください。

更に、それぞれの専門家さん達は、安全で平和な強固な新しい日本の未来図を描いて欲しいと思うのですが・・・。

3月25日

2011-03-25 | Weblog
九州にあるのは玄海原発ですか?稼動させないという判断は当然でしょう。この事態の中では。

原子力がものすごいエネルギーを出すものだと言うことも、この状況の中で分かってきました。資源に乏しい日本が、物質的に豊かな社会を目指すにはこの活用が必要だったことも。
そして、大江健三郎氏が「日本人は広島から何も学んでいない」と言うことも・・・。

豊かさの代償は、あまりにも大きすぎます。
昨今の「環境に優しい」のキャッチフレーズで進められてきていたことを、根底から考え直さなければならないでしょう。自然は、人の英知を越えるものだと言うことの上に立った共生の道を探りたい。

あるだけの電力で暮らせる社会を創りましょう。深夜放送も必要ないです。コンビニの数も自販機の数も狭い日本には多すぎではないですか?なんでも使い捨ての便利なものに頼る生活ではなく、自然とともにみんながゆったり暮らせるような社会を・・・

この震災復興の中で、知恵を出し合い新しい暮らし方を創っていきましょう。「ナイナイづくし」から、また1つ1つ積み上げていくことは大変ですが、積み上がっていくことに生きがいも生まれるでしょう。

3月24日

2011-03-24 | Weblog
知識を持たない者には、原発からのぼる煙は不気味です。
それを間近で見聞きし、避難している方々のお気持ちを思うと、胸が痛くなります。

昨夜のTVで、池上さんの解説番組を見ていて感心しました。どこそこの専門家の先生は、放射性物質の人体への影響について実に分かりやすく説明してくれたものです。もっとそれで全てが良く理解できたかというと、そうでもないのですが・・・
でも、説明を聞き終わって心が静まりました。

水道水の汚染も、時間の経過とともに収束するし、今仮に成人が飲んでも本当に問題はないのだと。とはいえ、水のみならず土壌の汚染は、今後もそこに作物を植えるわけですからいつまで影響が出るのでしょうか?

やっぱり、次々と疑問や不安が湧いてきます。
そして、余震の多いことも不安です。しかも、震度5前後は、もはやあたりまえのような感じにすらなってきているのではないでしょうか?
今の自分に何が出来るかは、慌てず騒がず、静かに見守ることでしょうか?

3月23日

2011-03-23 | Weblog
昨日は、夕食の食材にあえて“ほうれん草”を買いました。

1束100円です。2.3日前には安売りでも128円でしたから、安いではないですか。でも、ほうれん草売り場で足を止める人はいませんでした。産地表示は全く該当県外だったのですが・・・。
その他の野菜や海産物にも影響が出てくるのは必至です。食物連鎖の世界です。でも、食べ続けないように気をつけながらも、市場に出ている物は買って食べましょう。
避難生活をしている人達は、食料不足に拍車がかかるのではないかと気がかりです。

直ちに人体に影響はない量とはいえ、1日も早く放射性物質の飛散を止めることこそが、生活の不便と不安の解消になるでしょう。
不眠不休で身を危険に曝しながら作業を続けている人達は大変でしょうが、お願いするしかありません。

東北の人が、忍耐強いのは昔から知っていました。みんなで必ず復興させましょう。

3月22日

2011-03-22 | Weblog
仙台の友人は、家も命も助かりましたが、1週間で食料が底をついたそうです。スーパーに並んでも目の前で、「これで終了です」と言われ・・・。今は、親戚を頼って隣県で生活しているとのことです。

生活物資を早く流通させて欲しいです。買いだめなどしていませんから、被災地へどんどん送ってください。
今日は、市が一般家庭からの支援物資の募集を始めたので、家にあったものを少しばかり持っていきました。全国で落ち寄れば物が足りないことはないでしょう。問題は、どのように配布し、行き渡らせるかでしょうか?

つくづく思います。
日頃しておかなければならないことは、災害時の避難グッズの準備よりも、被災したときのノウハウマニュアルです。勿論マニュアル通りにはいかないわけですが、物資の確保や流通方法、避難所の運営方法など様々なケースを想定した準備が大事ではないかと・・・。

それにしても、絶対見直さなければならないのは、原発の有り様です。
愛媛県の伊方原発も、その立地を考えると恐ろしいと思います。今回のような事態になれば、四国・九州・中国地方一円に多大な影響を及ぼすでしょう。橋が倒壊すれば、物流はストップします。地元産も出荷停止になれば・・・・・・

空気も、土も、水も汚染されると言うことは、生き物が生息できなくなると言うことですから。子々孫々に。

3月21日

2011-03-21 | Weblog
ふと昼間のTVをつけてみると、9日ぶりに救出された少年へのインタビューが放映されていました。
救出された今の気持ちを聞かれて、少年は「うれしい」と。当たり前ではないでしょうか?聞くまでもないことでしょう。多くを「分からない」と小さい声で答える少年に、記者達は次々と同じような質問をします。

なぜ、ゆっくり休ませてあげないのでしょうか?視聴者がいるから記者も頑張ってしまうのかもと思い、途中でTVを消してしまいました。

静岡県の浜岡原発は、決して稼働させてはいけません。
すぐに起こっても不思議はないと言われている東南海地震が、今日明日にでも起こったら日本はどうなるのでしょうか?
福島に結集している人員を2分することは出来ないでしょうし、市民の生活援助も出来なくなります。
予想される多大なリスクを負ってまで、便利で快適な暮らしを求めたりはしません。貧しい日本でいいです。安心して心豊かに暮らせる堅固な日本を創りたい。企業も、政府も、根底にその視点をしっかり持って全ての事に取り組んで欲しいのです。