21.8.29

2021-08-29 | Weblog

  若者のワクチン接種が低いと思われていたのは、ワイドショウーなどの取り上げ方にも起因しているのでは?と思われます。先日からの渋谷に於ける、若者向け予約なしワクチン接種で長蛇の列が出来たとの報を聞いて思いました。若者の多くも早くワクチン接種をしたいのに、行政はそのニーズを掴めてなかったのでは?

もっとも、最近の感染傾向が20代30代が多く重症化もするし後遺症もあるし、何より大量の感染者数の中では病院で診てもらえないかもという不安が大きくなってきた所以かも知れません。

状況の的確な把握と分析、迅速な体制作り等が上手くいっていないように思われますが…。

 


21.8.27

2021-08-27 | Weblog

 今までは、時間もなくゆっくりとパラリンピックの競技を見ることは無かったのですが、水泳の山田選手の背泳ぎを見ました。また全盲の選手の泳ぎも見ました。昨日は車いすバスケットも見ました。オリンピックでドキドキしながら見ているのと同じ気持ちにはなりましたねー。選手たちの表情もアスリートののそれでした。違いは、選手たちが何らかの障がいを持っているということだけです。自分のやり方で、やれることに努力を惜しまない姿勢に敬服します。

この2020パラリンピックは、自国開催だけに報道が緻密です。競技のルールも初めて知らされている感がします。彼らの鍛錬状況も映像で見られるので目から鱗のことばかりです。出来るだけ公平になる様なルールの作りや各自の障がいに応じたプレースタイルで競えるということも発見です。

知らないことが偏見を生むのだなーということを思い知らされます。


21.8.25

2021-08-25 | Weblog

  初めて最初から最後まで見たように思います。パラリンピックの開会式は、一言で言えば「良い開会式でした!!」オリンピックのそれよりも遥かに分かり易いし、出演者の一生懸命さや選手たちの嬉しさ楽しい雰囲気も伝わってきました。空港を舞台に片翼の少女が飛び立つまでの物語を、美しくも力強い映像と光で展開していく演出に引き込まれましたねー。最後の方で若冲の絵には驚きと同時に、動植物が集うドンピシャの1枚を選択していたのにも感動です。時間が長かったのですが、最後まで見て良かったーと思いました。

TV視聴率は23%くらいだったとか?もっと見て欲しかったなーと思います。私たちが色々な人たちと共に生きていること、どんな暮らしぶりなのか、どんな工夫をしているのか、どうやって克服しているのか?そして自分はどう関わって暮しているのか、社会の多様性とか共生というのは、実際に自分で見て感じて思うことで理解できるようになると思うのです。

コロナ感染が最悪の状態で広がる中ですが、児童生徒たちの観戦は出来るだけ実行してほしいと思います。最善の感染対策をして。心の柔らかい時期にこそ自分の目で見て感じて体験して欲しいと思います。生き方に大きく影響していくはずです。彼らが大人になった時、日本社会はよりよく変わっていくことになるでしょう。

 

 


21.8.23

2021-08-23 | Weblog

  日本の近代は、一番近い過去の歴史だと思うものの、よくわからないまま年を重ねてしまった気がしている。明治維新の偉人たちは、幕末の志士達のドラマで何度も見るし、第二次世界大戦での多くの犠牲者も広島、長崎の原爆も映像や語りでも認識しているけれど、戦後の日本が経済大国となった過程をよくは知らないままでいる。

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」では、幕末の江戸時代から近代国家になっていく混乱の時期を、パリ万博時のヨーロッパの地から日本を描く視点が興味深く目から鱗でもあった。こんな社会の在り様が180度変化していく中で、どうやって経済基盤を作っていったのか?

日本には戻った渋沢栄一が、今後どのようにして近代日本の経済活動を牽引していくの楽しみです。明治天皇や徳川慶喜の役割は、何だったんだろうか?政治家たちの動きと合わせて、もっともっと激動の近代を知りたいと思います。


21.8.17

2021-08-17 | Weblog

  お盆も終わり通常生活が戻ってきましたが、雨は降ったり止んだりを繰り返して今なお降り続いています。例年の2倍3倍の雨量を記録している地域では、浸水や土石流も起こっています。毎年の必ず起こる災害になってきました。

コロナ感染も制御不能の様相です。ワクチン接種が終わった人達から旅行等で全国に移動すると、経済活動としては良いことと思いますが、ワクチン未接種の若者や壮年層がより活発に移動しますから、全国に感染が広がります。医療体制も崩壊で打つ手がなくなった感じですね~。モーニングショウのコメンテーターも、「ああしておけば良かった!!のに」と言った意見が多いような…。そんな過去形の話は聞きたくないですねー。図書館でちょっと分厚い本を借りてきました。これでは暫くまた自粛生活を退屈せずに送れますが…。

アフガンスタンでは、タリバンが全土を支配下に治めたと。国外に脱出しようとする人々が空港に押し寄せ、飛行機に群がる姿にはマスク姿など見られません。コロナの心配はないのか?医療が受けられないレベルの話ではない現実が、かの国ではあります。これも人間の暮し、人間社会です。

 


21.8.14

2021-08-14 | Weblog

  何ということでしょう!!!。日本の1日のコロナ感染者数が2万人を超えました。1万人で、とうとうここまで来たかーと思いましたが、あっという間に倍増です。以前との違いは、高齢者の感染者が少なく死者数も減っていることです。とはいえ、40代50代の重傷者が増え死亡に至るケースも増えているようです。回復しても若者には後遺症が深刻だとも聞きます。

対策は、人流の抑制とワクチン接種しかないようですが効果が出ていません。人流はかつての様には国民は自粛しません。「笛吹けど踊らず」ですねー。笛吹く側からも、力強さや必死さが伝わってきません。医療体制が破綻してきていると言いながらも…。効果的な対応策がなく、国民もこの状況に慣れてしまったのでしょう。この行きつく先は何処でしょう?

お盆期間を迎えるころから毎日雨が降り続いています。九州や中四国では河川の氾濫等の被害が報じられています。帰省は自粛するようにとの呼びかけに、天候も加わって人流が抑制されるかもしれませんが、被害にあったところでは更なる生活不安が加わるでしょう。

年々人間の暮らしは追い詰められているように感じられます。追いつめているのは、我々人間たちに他ならないのかも。今までの人間の暮し方が、この気候変動を招き災害をもたらしていると。自分で自分の首を絞めているのかも。コロナ抑制も、懲りずに出歩きコロナウイルスを振りまいているのは人間自身ですから。


21.8.9

2021-08-09 | Weblog

  今日は長崎原爆の日です。過去の多く人達の犠牲があって、「もはや戦後ではない」と戦後復興を世界に示す「東京オリンピック」を開催したのが、57年前になります。そして、2度目のオリンピック「東京2020」は、予期せぬコロナ感染症のパンデミックで1年遅れの開催となり、どうにか無事に昨夜閉会式を迎えました。一国民にすぎませんがホッとしました。

競技からは多くの感動も発見もありました。特に若い10代の選手たちの悲壮感もなく競技をを楽しみに、年齢も国籍も超えて喜び励ましあう姿は、コロナ禍を忘れさせてくれるものでもあり、未来をも感じさせてくれるものでした。

そんな中で、しっくりしないのは開閉式のありようです。開会式にはワクワク感がなく、これは時世がら仕方がないとしても、閉会式も競技から得た感動が冷めてしまう程でした。出だしの光の粒の演出には引き込まれましたが、それ以後は退屈でした。東京の休日には出会えないような人たちの動きや、坂本九さんの歌が流されたのにはビックリです。時代が違うのでは???と。これでは感動の続きも未来への希望や夢も持てません。

日本人の発想力は限界なのか。未来が描けない日本なのか。とか思いました…。聖火も予想通りのカプセルの閉じ方で消えていきました。「上を向いて歩こう」だけではない、コロナ禍を吹き飛ばす度肝を抜くような迫力ある演出が欲しかった。

政治にも社会全体にも、そんなメッセージに飢えている昨今です。

 


21.8.8

2021-08-08 | Weblog

  毎日、「コロナ感染者が過去最多です」という報道を聞きながらもオリンピックは最終日を迎えました。積み上げた総メダル数は58個、金メダルだけでも27個になったようです。競技者の皆さん頑張りましたねー。バスケット女子のアメリカに敗れての銀メダルは凄いと思いました。身長が2mを超えるアメリカ選手に対して、日本のメンバーには166cmの選手もいるのです。体格で劣る日本が戦える武器は技術力でしょう。ここまでくるには、日々の練習は如何ばかりだったかと…。どの競技者もそうなんでしょう。

試合後の選手たちから必ず出てくる言葉は、この大会の開催に関わった人達、運営スタッフ全ての人たちへの感謝の言葉でした。パンデミックで1年遅れてのオリンピック開催となり、加えて直前まで開催の賛否両論に揺れて祝祭の雰囲気はゼロといった感じ始まった57年ぶりの東京五輪になりました。

結果的にメダル数が多かったから、開催して良かったわけではなく、さまざまな問題が見えてきた事で開催の意義は有ったと思います。五輪そのものの意味や日本人の人権意識が国際スタンダードではない事も明確になったように思います。色々な競技があることも知りました。そして改めて、頑張る人達の姿から、TV観戦とはいえ多くの学びがありました。沸々と感謝の気持ちが湧いてきます。楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 


21.8.4

2021-08-04 | Weblog

コロナ感染者が1日12000人を超えたと聞いても、あまり驚かくなってきました。それ以上の驚きが突如ニュース速報でもたらされます。昨日は女子ボクシングの入江選手が金メダル、男子体操種目別鉄棒で橋本選手が金メダルと。入江選手は初めて聞く名前ですし、今回から取り入れられた競技だということも初めて知りました。

橋本選手は個人総合でも金メダルです。その表情にビックリです。なんの気負いも感じられない涼やかな表情で体つきも進化の途中といった感じです。まだ19才ですが、その演技は美しく完璧でした。演技後も、どや顔もなく静かにニッコリガッツポーズだけです。同じ鉄棒で6位に入賞した北園選手も弱冠18才です。

昨日は、女子のゆか競技で前回の東京五輪以来57年ぶりのメダルでした。村上選手が銅メダルです。女子個人では初めてとか。失礼ながら一見軽やかには見えない体型ですが、その演技たるや「凄かった!!!」の一言です。くるくる宙を舞い、笑顔で跳ねる美しい姿は何回でも見たいと思いました。

毎日メダルのニュースが流れ、金メダルが19個になっているではないですかー。コロナ以上の驚きです。日本の五輪選手からコロナ感染者のニュースは届いていません。彼ら彼女らは、ひたすら競技に邁進しています。この猛暑の中でも。


21.8.2

2021-08-02 | Weblog

  暑さのピーク8月に入りました。「日本の夏」は、7月下旬からこの8月上旬が猛暑の日々です。ちょうどこの期間にスポーツの世界的イベントが東京で開催せれるのは、日本人ならば普通考えられませんが、オリンピックは開催されています。アメリカのTV放映の最適な時期に合わせたと聞いています。

室内競技は冷房が聞いているので問題は無いでしょうが、屋外競技の選手たちは大変でしょう。気の毒にも思います。そんな中でも頑張る選手たちは凄い人達です。物事をやり通そうとする意思は、どこから来るのかな?とも思います。彼らのプレー中の表情や振る舞いに、元気と励ましをもらい続けています。