2017.6.29

2017-06-29 | Weblog

良い言葉を知りました。今朝の福岡伸一氏のコラムからです。レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」。(驚きを感じる心)とか。驚きとは、自然の精妙さ、繊細さ、美しさに対してだと。「センス・オブ・ワンダー」。

「感じる心」は、人間がこの世に生を受けて最初に身につける力だと思います。この感性を身につけるには、身近な自然との出合いの中で「エッ!」「わっー!」と思う瞬間ではないでしょうか?これはまた、日々の暮らしに追われれていると、消失してしまうものでもあるような…。

昨日からのニュースで報じられている稲田防衛相の発言には、「エッ!」を通り越した感情が湧きました。感じる力の乏しい方に、国民の命にかかわる国防を託せるでしょうか?もう「堪忍袋の緒が切れた!」といったところです。役を降りて、冷静に感じる力を養う時間を持ってほしいと思います。


2017.6.27

2017-06-27 | Weblog

なんとなんと! 朝日新聞朝刊一面の大見出しは、「藤井四段  最多29連勝  新記録 無敗の14歳」です。中学校3年生が、朝から夜の10時頃まで正座して碁盤を見続けているのです。それも周囲に注目される中です。この動じない精神力は何???

昨年10月にプロ宣言して一年も経たないで29戦勝ち続けています。自分よりも強い人達にです。凡々人からしてみれば、脅威でしかありません。まだこの世に生を受けて14年しか生きていないのに、歴史にその名を残すことになりましたねー。もう、こちらがうろたえるばかりです。

将棋の中身は、さっぱりわかりませんが、多くのカメラが向けられマスコミの取材がなされるのに、意に介さず心乱されないその姿勢にびっくり驚嘆です。どうすれば、こうなれるのか?…。将棋が、こんな人間を作るという事でしょうか?冷静沈着に先を読んで、今に集中する事が出来るのは、将棋をやればよいという事でしょうか? 兎に角、凄い!

 


2017.6.23

2017-06-23 | Weblog

今日の日は、今後一生、記憶に残るでしょう。沖縄慰霊の日のニュースと共にTV画面に映った文字には、小林麻央さんの死去でした。ワイドショウーは、後者のニュースが中心で沖縄はかすんでしまった感がありますが、昨年からブログで情報発信を続けていた麻央さんの死去です。この日34歳の若さでこの世を去るのは、運命だったのでしょうか?

彼女の残してくれた生き様が、改めて胸にしみます。同時に沖縄で20数万の命が、自分の意思に反して亡くなっています。このことも、改めて思い知らされます。彼女の闘いは、自分の内なる敵との闘いでしたが、「沖縄の慰霊の日も忘れないように」という、最後のメッセージを送って旅立たれたようにも思われます。合掌。


2017.6.20

2017-06-20 | Weblog

一人で静かな時間を過ごすことが多くなると、人と会話することに疲れを感じるようになりますねー。楽しい内容ではないからかも知れませんが…。

傾聴ボランティアならば、自分にもできるかも知れないと思って研修を受け、「上手く人の話が聞ける」と褒められたものの、実際の場面で耳を傾け続けるのは疲れます。適度に相槌を打ったり、こちらの感想を述べたりしても、そもそも噛み合わない会話内容ですから。連続3、4時間傾聴するのは、長すぎるようにも思われます。

梅雨入り宣言後から快晴の日々でしたが、今日は天気予報通り昼過ぎから曇ってきました。カーテンを揺らす風には、湿気が感じられます。ちょっとホットする気分です。


2017.6.14

2017-06-14 | Weblog

ほっこりしますねー。それにしても、パンダ出産がこれ程話題になるなんて!  NHKのニュース番組にトップ扱いで出てくるんですよー。凄いですねー。経済効果が数百億ならば、当然かとも…。いや、人心が求めているんでしょうか?穏やかで優しい世界を!  「可愛い」を志向する国民性かな?国会は、野党の現政権における疑惑の追及にいそしんでいますが…。

海の向こうも、東西どっちを向いても疑惑問題に終始しているようです。一般庶民が、前向きで希望の持てる状況ではないような…。自分の身辺だけしか意識がいかず、全体を見渡す見識が欠如してきているのでしょうか?元々、身辺の利益優先の考え方があるからでしょうか?

自己の損得勘定なしで自然のままに命をつないでいくパンダは、我ら人間、ことのほか弱き庶民の心のオアシスになっているのかなー。大きな母パンダが、毛のないネズミのような子パンダを前足で抱えている姿など、愛おしい限りです。無事に育ってほしいと願わずにはいられません。


2017.6.7

2017-06-07 | Weblog

とうとう来ましたねーこの季節が。朝からの雨です。入梅です。6月ですから。雨も降らなければ困ります。夏場の渇水で水制限に泣きますからねー。でも、大雨被害にはなりませんようにと願います。

このところ、巨人がまさかの11連敗です。どうして勝てないのでしょうか?一方で、清宮君フィーバーで高校生の親善試合の観戦に長蛇の列ができるのとは…。前者はプロ野球集団です。はたまた、卓球の世界選手権でのメダリスト達は、10代のアマチュア選手達です。

国会で賑やかなのは、森友問題から今度は加計学園問題のようです。文部省の現役職員から、政府の対応がおかしいとの意見も出ているとか?おかしいのは、実務を司る人達では?理不尽な事があれば、その時点で「ノー」と言えばよいものを、長いものに巻かれておいて、問題化したところで、「拒否できる状況ではなかった」などと言い訳をするのは、情けなさ過ぎはしないか?卑怯ではないか?と、思うのですが…。

人は過ちを犯すものと認識しておれば、その時々の自分の良心に従った対処をすることで、大きく道を外すことにはならないのでは?とも思います。その時の邪心に勝つ勇気が大事。邪心がなく、一途に結果を求める10代のアスリート達が、輝いて見えます。