11月29日

2015-11-29 | Weblog

宮原知子選手、早くも200点越えですねー。小さな体で見栄えがどうだろうかー?と心配でしたが、指先まで大きく美しく表現し、確実に上手くなってきています。成長がよく分かり安定感のあるジャンプは、見ていても期待して楽しめます。ここが凄いですねー。ハニカミながらのコメントも、しっかりした具体的な目標と結果分析を述べています。だから次に確実に繋げられるんだなーと感心します。まだ、17歳でしたかー?

羽生選手の「やってやる!」という言葉が、20歳の若者らしく良いですねー。浅田真央選手に不足しているのは、この「 やってやる!」という気概でしょうか?とはいえ、それが不足しているのが、彼女の優美さを醸し出す元になるのでしょうが。浅田選手は、そこそこでも普通の人の上にいってしますから、「血の滲む練習」はやっているつもりでも、やっていないのかもしれませんねー。

彼女の良さを損なうことなく、ジャンプを確実に飛べる安定感を身につけると楽しみですが…。やはり必要なのは、多くの「血の滲む練習」でしょうか?体が勝手に反応するまでになれば、試合も楽しめて良い結果に、至福の時を得られるでしょう。


11月28日

2015-11-28 | Weblog

凄すぎます。羽生選手は。そのコメントが、また優等生すぎます。20歳くらいで周囲への感謝の気持ちを滔々と述べられることにも脱帽です。

フィギュアスケートの322点台というのは、記念すべきスコアなので記録に残しておかなければと思いました。あのパトリック・チャン選手のフリー195点台を、こんなにも早く羽生選手が超えていくとは想像していませんでしたねー。

おや、NHKのトップニュースは、羽生選手ですよ。NHK杯とはいえ…。確かにジャンプを全て成功させてからは、感動で涙ぐんでしまいましたからねー。


11月27日

2015-11-27 | Weblog

雪不足でスキー場開きが出来ないと報じていた北海道が、翌日には11月の積雪で62年ぶりの大雪とか。この地も、今朝のリビングの室温が8度でした。思わず目を疑いました。ガスストーブを点火し、厚手のセーターを着込みました。いよいよ冬ですねー。

このとこと気になるのは、マイナンバーの配達と軽減税率の話題です。80歳過ぎたおばあちゃんは、配達の不在票をもって困っていました。書いてあることが理解できないのです。一人暮らしで相談できる人もいないと。配達人は、毎日のように暗くなってからもバイクで走り回っていますが、徘徊気味の高齢者に手渡すのは困難なことでしょう。

消費税の引き上げに伴う軽減税率も、その物品の線引きが議論の的になっているようですが、生鮮食品は据え置き、加工品は10%の税率にするというのは、まったくもって困りますよ。今や、日本人の日常食は加工食品で成り立っているでしょう。

生鮮食品を買って全て家で調理する家庭が、どれだけあるでしょうか?共働きの家庭、調理できなくなった一人暮らしの高齢者、食品の無駄を無くそうと思う単身世帯などは、カット野菜や総菜、お弁当などが日常の食事なのです。もっとも、安く仕入れた原材料を使って加工した食品を、低価格で提供してくれるのであればよいのですが。

税制の改善は必須とは言え低所得の年金生活者や、一億総活躍といえ働きたくてもその機会を与えられない人間も多くいます。いわゆる社会的な弱者と呼ばれる者達は、どうやって暮していけば良いのでしょうか?貧困の拡大は、社会不安を生み出す元凶でしょう。


11月18日

2015-11-18 | Weblog

何とも痛ましく、やりきれない気持ちになります。多くの罪なき人達の命を奪い、社会全体を不安に陥れる行為は許されるものではありません。

どの宗教も、人間の内なる苦しみを和らげる一助として生まれ、今日まで人々の信仰を得てあるものと思っていますが。彼らは、宗教を隠れ蓑にした、とんでもない暴力集団ではないですか。もっとも、彼らとて生まれながらに、殺戮や暴力を是としてきたのではないないでしょうが…。一方では、正当防衛の如く空爆を行い、やはり多くの罪のない人たちが巻き込まれ被害を受けています。この負の連鎖を早急に止めなければ。

不思議なのは、武器の供給が出来ていることであり、彼らの日々の生活や活動資金があるということです。この資金元を断つこと、真っ当な教育を受ける社会基盤を作ること、偏見と貧困が他者への憎しみを生み出すことになるのではないか?と、思うのですが…。

それにしても、人間はどうしてここまで残虐になれるのかと、怖くも悲しくもなります。


11月11日

2015-11-11 | Weblog

是非見に行きたいと思っていた、坂 茂さん設計の大分県立美術館に行ってきました。期待は裏切られたなかったですねー。シンプルな外観にガラス張りの明るい室内は、親しみやすく開放的です。圧巻は天井の組子のような木材の美しい造りです。

来年の1月24日まで開催されている「神々の黄昏」展の目玉は、クリムトの〈ヌーダ・ヴェリタス〉でしょうか。それを、地元の寺にすくっと立つ平安時代初期の木造菩薩立像と並べ、更に現代美術につなげて「東西のヴィーナスの出会う世紀末、心の風景、西東」と副題を付けた展覧会になっています。この手法は今までになく新しく感じました。学芸員さんたちの意気込みも伝わってくる思いで感動です。藤島武二の〈天平の面影〉、青木繁、高山辰雄、小倉遊亀さんなどの作品もあり、地方都市の美術館としては一見の価値ありです。

話は飛躍するようですが、今日は国産初のジェット機が空を飛びましたねー。TVで見ていてこれも感動的です。かつてのプロペラ機YS11には乗ったことがありますが、安定感のある良い飛行機で好きでした。

人々が、その情熱を込めて取り組むものには、人を感動させるものがありますねー。これからも沢山の感動に出会いたいです。


11月1日

2015-11-01 | Weblog

かつて「体操日本」と言われていた頃の技と今を比べてみると、素人目にも格段の違いがあるように思えます。内村選手や白井選手などの演技を見ると、人間はこんなことまで出きるのかと。もう見ていられない程の驚愕です。一歩間違えると死んでしまうのでは?と。今の体操競技は怖くて見ていられない程の進化ですから、内村選手の6連覇も、並みの心技体の磨き方ではないのでしょう。

フィギュアスケートの羽生選手は、まさかのSP6位でしたねー。パトリック・チャン選手を意識してしまったのでしょう。まだまだ、なんでしょうねー。心技体の「心」は磨きがいがあります。今完成を見たのでは、今後の試合が面白くないですから、今年の成長が楽しみです。

それにしても、チャン選手のアメーバーが水面を滑るようなスケーティングには、惚れ惚れします。その美しい滑りに引き込まれてしまいます。復帰してくれて良かったー。