12月31日

2016-12-31 | Weblog

予約していたおせち料理を取りに街に出ると、お蕎麦屋さんの前は行列でした。大晦日恒例の風景ですねー。今年もこの景色を見て、1年の終わりを実感します。元気に過ごせてきたことに感謝です。昼間に近くの温泉にも入ってきました。

夜は、年越しそばを作って食べます。それから紅白歌合戦を見ながら、今年を振り返ります。マンネリと言われる紅白ですが、歌を聴くのに没頭するわけではなく、過ぎし365日に思いを巡らすのです。

自然災害の多かった年だったように思います。炬燵でぬくぬくしていると、先日の大火で突然思いもよらぬ年末を迎えておられる方々には申し訳ない気持もします。でも、ニュースでインタビューされている方々が見ると、「前を向くしかない」とおっしゃっていますねー。頭が下がります。どうか、新年が良い年になります様に!


12月29日

2016-12-29 | Weblog

晴れの天気予報でしたが、雨になってしまいました。気温の低さは予報通りです。昨夜は、ラジオの音声が、突然緊急地震のチャイムに切り替わってびっくりでした。とっさに思ったのは、地域は何処?…です。すぐにTVをつけました。音声よりも視覚で確認するのが、一番てっとり早く次の対策につなげられると思ったからです。

突然起こる自然現象で一瞬にしてどうなるか分からない身を、自らが終わらせてしまうこと程、残念なことはないでしょう。正常な感覚ではそう思っても、判断力を失うと一瞬でこの世の住人ではなくなるのです。その心をマヒさせる程追い詰めるものは何か!

人は「生きる」ために食べ物を求めて行動してきました。それが、「働く」「仕事をする」ということでしょう。仕事が命を奪ったら、本末転倒です。「女性の活躍する社会を!」というけれど、優秀な前途ある人材を奪っているではないですか?

電通の「鬼十則」を読むだけでも、心が痛みます。全社員が高校生の生徒手帳のように携帯していたとか?辞任する企業トップは、意識変革が必要だと言っていましたが、「そうなんです!」働くことへの意義を、男も女も深く考えるときです。「モーレツ社員」という言葉が流行った頃から数十年たっているのに、経営者はその頃のままの意識だったということでしょうか?


12月28日

2016-12-28 | Weblog

今朝の新聞チラシには、年末買い物特集よりも、正月初売りスケジュールのようなものが多かったですねー。先手必勝でしょうか?先日からの雨も上がり、青空の下お掃除日和だと思ったのですが、空気が冷たくて…ガラスを4枚拭いて終わりです。

ビックグループの解散にマスコミは賑やかですが…。飛ぶ鳥を落とす勢いの頃は、確かに一時期はファンでした。でも、この一年は歌番組で彼らを見たことがなかったように思います。ドラマでも見たことがなかったですねー。見たいと思わなかったのが正直な気持ちでしょうか?自分自身のこの心変わりが、何故起こったんだろうーと不思議です。

当人たちの心情が、様々に変化するのも当然でしょう。それが、人が生きると言うことではないでしょうか?ただ、最後はやはり、万人が納得する形でカッコ良く締めくくって欲しかった。世界にたった一つだけの花を咲かせようと歌う彼らは、自分たち一人一人の花を咲かせたいだけだったのだろうか?彼らは、そうやって散っていったんだろうか?

 


12月26日

2016-12-26 | Weblog

もう卒業しようと思っていましたが、観てしまいましたねー。フィギュアスケートのTV番組ですが、丁度男子フリーの主役たちが出ている時間帯が、ライブ映像でないのには愕然としました。日本でやっている日本選手権試合だのに…と。ならば、と上位3人の演技場面しか見ないで、チャンネルを変えました。後はCMばかりですから。女子フリーは、他局が面白くないので結局最後まで観ましたが…。

宮原選手は、本当に上手く美しい演技者になりましたねー。伸び盛りと言うのは、本人の意思に沿って進化するんだなーと感心します。彼女が、いつどんな具合に終焉を迎えるのかを見届けたいとも思います。

山に登る人が目指すのは、その頂です。どうやって登るか考え結果を出していく過程は、苦しくも充実したものでしょう。でも、登頂に成功しての喜びは一時のこと、本当に難しいのは下山の工程でしょうか?それを考えこなすのも、また未知なる努力の積み重ねになるのでしょう。浅田真央という選手は、常に優勝する選手としてではなく、まだ観ていたいスケーターに変わりはないですねー。


12月24日

2016-12-24 | Weblog

毎朝の目覚めは、スマホの目覚まし音です。それを止めて、続いて「今日の天気は?」とスマホ語りかけますが、今朝はいきなり「メリークリスマス!」と、言葉が返ってきました。「そうかー、今日はクリスマスイブかー」と思いつつも、違和感が走りました。

「クリスマス、おめでとう」と言われても、キリスト教徒ではないのです。はっきり言って、どんな意味があるのか?分りません。キリストの誕生日だったかな?子供の頃からその程度の認識で、それに対する特別な感情も有りません。自国の天皇誕生日さえも忘れかけているのですから…。ただ、父親がケーキを買ってきてくれて家族で食べる日でした。それが嬉しかったものです。

初めて耳にしました、「クリぼっち」という言葉を。この言葉のほうが、シックリ合います。もうケーキを買って食べることも無くなって久しいのですが、一人用のケーキも店頭に並ぶようになっているとか。これは良い!。宗教行事とはかけ離れている日本のクリスマスは、炬燵でケーキを食べながら、好きな本を読んで過ごす時間に感謝です。

 


12月23日

2016-12-23 | Weblog

「今日は何の祝日だったっけ?」と思っていたら、NHK朝ドラの後が、「皇室の1年」 という番組になりました。「そうかー、天皇誕生日だったのかー!」と。

昨夜は、風のせいか?気温も12月とは思えない高さだった故か、眠れない夜でした。ニュースでは、糸魚川市の大火災が報じられていました。風にあおられて次々に延焼していったようです。焼け出された方々は、本当にお気の毒です。明日は土曜日でクリスマスイブでもあります。今日の祝日を入れて3連休ですし、学校も冬季休業に入りました。

住むところを無くした人たちの事を思うと、浮かれてなどいられない思いはしますが…。ところで、昨夜の最終回「ドクターX」は、最近の出来事も取り入れられていて、上手く創られているなーと感心しました。


12月21日

2016-12-21 | Weblog

TVの天気予報士は、明日からの荒れた天候を解説していますが、今日は何とも穏やかな冬至になっています。今朝は、ヒートテックシャツを着るのもやめました。

太陽にも恵まれ、午前中にお墓掃除にも行って来ましたよ。今年も、「ここまで無事に過ごせました。ありがとうございました。」と、手を合わせました。気持ちがすっきりするのが不思議です。玄関前に、紅白の小さな葉ボタンも植えてみました。床の間には、松とローバイと赤いチューリップの生け花も設えました。

昨日は、年賀状を書きました。毎年、「もう止めようかなー」と思うのですが…。やっぱり今年も書きましたねー。ほとんどが、年に一度の便りの人たちです。でも、これで互いの無事を確かめ、様々な過去に思いを巡らします。楽しかった事ばかりではありませんが、こうやって年賀状が継続出来ているのは、心の通じ合う関係になっているからでしょう。この人間関係は、やっぱり貴重ですねー。


12月19日

2016-12-19 | Weblog

どんな最後になるんだろうと、興味津々でした。戦場から一転、のどかな田園風景の中で徳川側の人間と共に歩みながら、早馬が大阪戦況の知らせをもたらした後、兄がチャリンと音のした六文銭を出して眺めるシーンで涙が出ました。

幕末の佐久間象山に言い及んだナレーションで、ハッとしましたねー。ドラマは、幸村の切腹直前で画面を消し、諸説あるらしい真田幸村の最後に余韻を残しながら、幕末から現代にまで繋がるものを感じさせるものでした。ドラマの創り方が「上手い」と思いました。

ドラマ「真田丸」は、最後の回で感動しましたね。いいドラマ作りをしているなーと。


12月16日

2016-12-16 | Weblog

翻訳本はどうも読みにくいとう印象を持っていますが、初めて違和感のない日本語訳に出会った感じがしました。上野真弓訳の「レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密」です。(天才の挫折と輝き)というサブタイトルが付いています。

日本にやって来るダ・ヴィンチの絵画作品や手稿に関する展覧会には、よく足を運んでいます。でも、彼に関する本を読んだのは初めてです。展覧会の手稿も、絵を見て解説を読み、様々な発明や思考の跡に驚嘆するばかりでした。

この本では、人間レオナルド・ダ・ヴィンチの正に苦悩があったことを、感じ取ることが出来ましたねー。わかりやすい日本語の文章に助けられました。楽しく興味深く読み進めることもできました。600年程前に生きた天才の暮らしと思考の軌跡に思いを馳せると、こちらの気持ちも深くなるように思われます。


12月12日

2016-12-12 | Weblog

何を隠そう、エルビス・プレスリーの大ファンなんです。中学生の頃からの。フェルナンデス選手の曲のボリュームが大きく感じたのは、其れゆえでしょうか?思わず目をつむって、エルビスの歌声に聞き入ってしまいました。

彼の演技は何処へやら…。時々目を開けると、彼が力なく氷上を滑っていました。迫力のあるビートと甘い魅惑の歌声が響き、コンサート会場の白い衣装のエルビスの姿が見えるのでした。フェルナンデス選手は、選曲を誤ったのでは?

羽生選手は、今回もソチオリンピック同様に、皆が転んで勝利が転がり込んできたような感じを受けました。運の強さも実力と言いますから、勿論彼自身の不断の努力の賜物なんでしょう。凄いのは、アメリカの17才ですねー。世界選手権が楽しみです。