2018.12.28

2018-12-28 | Weblog

今朝は、寒さにぶるぶるです。いよいよ年末の帰省移動が始まる頃ですが、北の国は雪荒れ模様です。交通機関の乱れは帰省を阻みますから、当事者には気の毒なことになります。それでも人は、自分の生まれた育った場所に向かって帰ろうとするんです。生き物の帰巣本能でしょうか?事故のないようにと祈ります。

今朝の朝日新聞一面は、「AI兵器開発 米中しのぎ 」という大見出しでした。思わず映画スターウォーズの場面が浮かんできました。現実の世界だのに、破壊することに知力とお金を費やしてと…。人間は、何処に向かっていきたいのか?と。

昨今は、自然災害が人類への脅威になっているのでは?人間同士が争っている場合ではないと思います。自然と共存する方法に知力、財力を傾注することの方が大事ではないでしょうか?兵器など使わなくとも、自然が人の暮らしも命も一瞬で破壊します。みんな分かっているのに、同じ方向に向けないのも人間なんですねー。

ともあれ、この世に生ある限りは、日々平和に暮らしていたい。この一年も、ここまで元気有難うです。


2018.12.23

2018-12-23 | Weblog

恐るべきは、ロシアのフィギュア界のようです。国内大会で連覇するのは至難の業のようで…?。女子も4回転時代に突入のようではないですか?

SPでの紀平選手はトリプルアクセルに失敗しましたが、次を目指せるのは彼女しかいないように思える全日本選手権です。若い世代がもっと育っていかなくては、と思います。宮原選手の5連覇がかかっているということも、諸手を挙げて喜んではいられないような。男子の高橋選手の復活も、立派だけれど新鮮味に欠けますから。とはいえ、選手たちは今、一生懸命ですからどなたも頑張って欲しいと思います。

先週は、大河ドラマ「西郷どん」が終了しました。どこまで史実に基づいているのかは分かりませんが、江戸から明治に変わるとき、当時の若者たちの国を思う熱意と犠牲の凄さを改めて感じさせられました。西郷さんは、新しい日本国を作るべく人の気持ちを一身に受けて自らの命を差し出したこと、大久保利通もしかり。大久保が、国作りのために親友の命を犠牲にせざるを得ない選択をするのは、西郷より辛かっただろうなーと。そんな犠牲の上に今の日本があります。

今年もいよいよ終わろうとしていますが、「平成」と呼ばれる時代が終わるのです。今を生きている私たち、特に若い世代は日本の未来をどのようにしていこうとしているのか?見届けていきたいと思いますねー。


2018.12.17

2018-12-17 | Weblog

旅をすると、いいもんだ!と、毎回思います。帰って来て日常の生活に戻っても、周囲の空気もありふれた風景も、違ったもののように感じるから。新鮮な気持ちで日常生活を送れます。

上野の森美術館でのフェルメール展と、東京都美術館のムンク展、おまけに西洋美術館でのルーベンス展も見てきました。更には、東京国立博物館の法隆寺宝物館にも。そこに併設されていた、ホテルオークラの喫茶室で食べたアップルパイとコーヒーの美味しかったこと!。

フェルメールもムンク展も長蛇の列でしたが、朝早かったので展示会場内はストレスなく鑑賞できました。特にフェルメールは一室にまとめて展示されているので、どっちを向いてもフェルメール作品ということで、気持ちも雰囲気も分断されることなく浸る事ができました。

思いの外感動したのはムンク展でした。全てムンク作品ということで、しかもその年代を追ってムンクの生活と心の動きがキャンバスから読み取れ、こちらの心にも沁みてきました。幼少時からの不幸な出来事から起こる心情を絵に表現することで、生きる活力にしていたのかと思うと、その絵の造形や色彩の変化にも強い生命力を感じるのでした。

ルーベンス展は、行列もなく鑑賞しやすいのですが、宗教絵ですからちょっと知識が必要です。聖書を全く知らない者としては、大きい絵で何とも力強い表現力か、と感心するばかりでした。バロック時代を代表すると言われるだけ、他を圧倒する迫力ある絵です。西洋美術館は、平常展示も見られますから楽しいです。フェルメール帰属作品もありました。


2018.12.12

2018-12-12 | Weblog

今朝の朝日新聞社会面の写真に釘付けになりました。カラー印刷の本庶さんのノーベル賞受式のものです。中央に位置し羽織袴姿の堂々とした立ち姿です。両脇に西洋服を着た人々を従えているかのようです。華やかさと厳粛な雰囲気の中に、厳かで凛とした空気を感じさせる和服姿です。「カッコいい!」と思いました。

がん治療薬「オプジーボ」の研究で、ノーベル医学生理学賞を受賞したわけですが、このところ毎年のように多くの日本人受賞者が出ています。でも、和服姿で式に臨んだ方は、文学賞の川端康成さんしか記憶にありません。ずいぶん昔ですが、新聞の白黒写真で賞状を受け取っている姿が印象に残っています。

授賞式全体の写真を、しかもカラーで見ると、親族でなくても額に入れて飾っておきたい位のインパクトがあります。中央にすくっと立つ和服姿が浮き出て見えます。誉ですねー。日本の和服、いえ、本庶さんなんですが…。


2018.12.9

2018-12-09 | Weblog

何という寒さでしょう! 今朝のリビングは、気温6℃でしたと。2階の部屋の中ですよ。今朝方は、お腹が突如チクチク痛んで目が覚めました。これも寒さのせいでしょうか?2.3日前の気温は、20℃超えだったというのに。

驚きは、紀平選手の優勝も。もっとも、まだ映像を見ていませんが…。ニュースでも映像が流されません。フィギュア界の事情で放映できないのでしょうが、とても残念です。ニュースで一部でも流すくらいは認めるべきでしょう。

かの選手には、2年前から密かに注目していました。今年のシニア競技で、その演技を見るにつけ確信しました。クリアなトリプルアクセルとそのコメント力は、大した16才です。ロシアにも14才の天才が現れたようですが、次のオリンピックは彼女たちの世界でしょうねー。未来に希望を持たせてくれる若者達にエールを送ります。


2018.12.4

2018-12-04 | Weblog

かつて12月のこの時期に、日中の気温が20℃近い日があったのでしょうか?布団はすっかり冬仕様にしているので、布団から足を出したり幾度となく寝返りを打ち、どうも寝苦しく熟睡感がありません。もっとも、週末からは10℃以下の気温になるようですが。

師走の感じもないですねー。年々、こんな気分になっていくのは何故かなーと思います。気温のせいばかりではないでしょう。西洋の祭りごとが、イヴェントとして日本でも盛り上がってきているからかな?とか。ハロウィンは日本各地で商業ベースに乗ってきて盛況ですが、世界遺産になった青森のなまはげなどは、地域性が強いせいか、ほとんどの日本人は馴染みがないような…同じような祈りと仮面の文化だと思うのですが…。

今朝方は、眠られないままぼんやり頭に、あれこれ言葉が浮かんできました。今年一年の我が身の過し方もその1つですが、ちょっとがっかりです。300日以上も過してきたのに、何も足跡が見つけられません。毎日何をして生きていたのか?と…。

 


2018.12.1

2018-12-01 | Weblog

またもや12月がやってきましたねー。平成最後の年になると言われながらの師走です。先日は赤木春恵さんが亡くなられた報がありました。すぐに脳裏に浮かんだのは、役の中の渋い顔をした赤木さんでした。でも嫌な感じを与えない、むしろ温もりを感じさせる渋い顔でした。

年齢を知ると、20年以上も前に亡くなった父の2つ程年下だったのかーと。この年齢の方々は、戦争を体験してこられた人たちです。その身をもって体験した戦争を伝え聞くことも、もうなくなっていくのかなーと言う思いも湧いてきました。渋い顔に温もりを感じさせるのは、戦前と戦後の社会で生きた人しか出せない表情なのでは?と思うのです。

名優と言われる人達が、この平成年に多くこの世を去られました。名優は、生きた時代が作ったように思います。今を生きる私たちには、到底真似が出来ないとも思います。何事においても、その経験値が格段に違うのですから。

赤木さんは、家族に看取られ眠るように亡くなられたとか。懸命に生きて来られたんだなーと、良かったなー、お疲れ様でしたと、ご冥福をお祈りいたします。