１２月３１日

雲１つない青空です。風は冷たいものの、太陽も燦々と降り注いでいます。２０１１年最後の１日です。

３月１１日夕方のＴＶをつけると、日本列島を半周するように津波警報が点滅し、どのチャンネルも緊迫した報道がなされていました。船と家々が混在し、海上には火災が・・・やがて、原発の爆発へと・・・昨日も今朝も宮城県付近では地震があった由。

ともかくも、日本は、何とかここまでたどり着いたと言ったところでしょうか？
どんな時も、前を向いて進むしかないです。人間の社会は、こうやって繋がってきています。

個人的には、この１年を振りかえると何があったでしょう？
１つ目は、無知な自分を知らしめられたことですか。原発のこと。放射能について等。
２つ目は、自分の生き方に幾分か目鼻が付いてきたことでしょうか？

それも、やはり今年の大きな災害とそれに伴う政治経済等社会全般について、あれこれ考えさせられたからでしょう。
いつまで元気で平穏に暮らせるか分からない人の暮らしです。愚痴や文句など言って時間を浪費したくないものです。

１２月３０日

「ダブルパンチ」とか、「泣き面に蜂」とか、「弱り目に祟り目」などといいます。
今年は、ダブルどころか幾重にもパンチを食らったような１年だったのではないでしょうか？年始めに、一体誰がこんな１年を予想したでしょう？

大震災に始まり、原発事故、円高、タイの洪水による日本工場の被災と・・・。これ以上の災いはないと信じたいのですが、まだまだ不安が山積しています。

東南海地震の予想域も広がりました。と言うことは、原発の危機も更に増えたと言うことでしょう。この対策や復興への費用に財源が必要です。

消費税を上げることは、生活が苦しくなるのですから喜べません。とはいえ、ギリシャのようになっては、元も子もないでしょう。
「耐え難きは耐え・・・・」こんなフレーズが浮かんできました。

それにしても、消費税について夜中まで議論しなければならないような政治家達は、もっと少数精鋭で迅速かつ強力に国の舵取りをする集団にすることを議論して欲しいものです。

１２月２９日

１２月も２６日になると、昨日までの騒ぎは何だったのか？と思うほどに、静寂が戻ってきて、と同時に気ぜわしさが沸々と湧いてきます。

今日のスーパーには、店舗前に並んでいるものは正月飾りです。店内の入口付近にはお餅の山です。この光景を見ると、不思議と気持ちが高まってきます。

帰省ラッシュも始まった由。
向かいの家にも帰ってきた人がいるようです。人の数が増え人声が聞かれるのは、活気が感じられて良いものです。特に若い人達の甲高い声は、エネルギッシュです。

若い声といえば、隣国の若き統治者の肉声が、今だ聞かれないのは残念です。ニュース映像で見る隣国は、寒さも半端ではないでしょうが、凄い忍耐力と統率力にパワーを感じます・・・・。

今年を振りかえるニュースでは、津波の映像も繰り返し流されます。これも、今だ信じがたいパワーですが・・・。
いかなる状況でも、前を向いて生きていく日本人も決して負けてはいません。

１２月２８日

今朝は、５時半頃でしょうか、目が覚めましたのは。布団の中まで寒さを感じて・・・ニュースでは、とうとうマイナスの気温を記録したようです。

日中は随分と過ごしやすくなり、大掃除です。
とはいえ、玄関口の拭き掃除に、手の届く範囲の網戸とガラス拭きで終わりです。以前はもっと細かく掃除をしていたのですが、年ごとに手抜きの範囲が増えていきます。
いえ、普段からこまめにしているのです。

新しい年を迎えるというのを、こんなに特別なことのように考えて過ごすのは、日本人の特徴なのでしょうか？
普段は不信心な者も、やはり年神様を迎える気持ちが自然と身に付いているのでしょうかねー

１２月２６日

いよいよ今年も今週で終わりです。ここにきて、少々気持ちが焦ってきました。人が集まってくる家でもないので、準備に忙しい訳でもないのですが、やはり気ぜわしく感じます。

それでも、昨夜はフィギュアを堪能しました。
やはり最後は浅田真央ですねー。彼女の強さは本物です。
彼女が他の選手と比べて大きく違うのは、全体の流れが滑らかで、ずーと見ていたいと思わせられるところです。４分間がとても短く感じられるのです。
でも、まだ完璧ではないので次の試合が楽しみです。ここで、完成してしまわなくて良かった。

彼女自身、この試合が自信になったことでしょう。独り立ちできるという。
試合後のコメントが、今までとは違っていました。
「いつもとは違う状況で、自分をコントロールできた」と、しっかりした口調で言っていたのが印象的でした。佐藤コーチの影響でしょうか？落ち着いた大人の雰囲気になってきています。

１つ気になるのは、基礎からやり直すということは何か？もっと早くに基礎をしっかり学んでおけばよかったのに・・・と思ったりします。

ともあれ、今夜もまたフィギュアの夜になります。

１２月２５日

今日はクリスマスですかー。もうはや化石になっています。今日という日は。

でも、楽しみはあります。今夜のフィギュアスケートです。
ＳＰの村上佳奈子は、見事でした。鈴木明子は、気負いがあったようです。
浅田真央の姿には、こみ上げてくるものがありました。演技は、やはり勢いが感じられませんでしたが、立派でした。

高橋選手は案の定、完璧からはほど遠いものでしたが、今後楽しみな男子選手達の多いのには驚きです。

それにしても、スポーツは技術は勿論ですが、いかにメンタルな部分が大きく影響するかを思ったものです。
高橋選手は、ＳＰの出来が良すぎて、たがが外れたように見受けられました。鈴木選手も気持ちが入りすぎたように感じられました。村上選手は、自信に裏付けられていました。
本当に強い選手とは、どんな場合も、メンタルコントロールの出来る人だと思います。

１２月２４日

完璧と言う言葉は、こんな時に使うのかと思ったものです。
昨夜のフィギュアスケートの高橋選手。でも、いつも完璧に出来るものではないのが残念です。

いつか車の中で聞いていたラジオで、かつて凄い女子選手がいたとか。１０年間か１度も転ばなかったとか？そんな選手を見てみたいと、ずーと思っています。

それにしても、かつての日本男子は、本田選手が出てくるまで世界と戦えなかったように思います。今や、男子の試合がＴＶ中継も出来るほどになったのは、高橋に続く選手達の進化によるものでしょう。

今夜は、男子も女子も楽しみです。

１２月２２日

視聴率が４０％を越えるドラマとは、ちょっとした社会現象になるものです。最終回はしっかり見ました「家政婦のミタ」です。

かつての市原悦子の「家政婦は見た」をもじったような題名と、最後の科白も真似たような感じで終わるし、映画「卒業」のシーンも頂いたようで、結構雑な作りだと思います。でも、中味が現代家庭の問題をシリアスに扱っているのが受けたのでしょうか？

ヒロイン松嶋の笑わない演技も凄いと思います。
多くの芸能人がドラマでも役を演じますが、このドラマではプロの役者はやはり違うと言うことを知らしめられたように思います。

「家政婦は見た」と「家政婦のミタ」とは、似て非なるものでした。

１２月２０日

近い将来のいつかは・・・と思っていたことが、現実になってきました。それも唐突に。時代はこうやって、変化していくのでしょうか。大きく不幸な事態にならないことを祈るばかりです。

今年ほど、大事件の起こった年はないでしょう。予期せぬ大地震と津波。
大地震は予測されていても、予想をしのぐ規模で、誰もが経験したことのない大津波を伴い、加えて原発の事故です。

原発問題は、解決するのに今後４０年はかかると言います。
この狭い国土に、なおかつ今後も大地震が予想されていると言うのに、なおも原発を稼動させるのは狂気の沙汰ではないでしょうか？

ここにきて、隣国の政情も核問題も、不安定なことが更に加わりました。
安心して暮らせる社会を誰もが望んでいるはずです。何を優先していくのか考えていきたいとと思いますねー。

１２月１９日

全くのサッカーファンではないのですが、夕べも目が離せませんでした。

バルセロナの美しいスローパスが、正確に常に３角形で緩急を伴って渡っていきます。
ゴールキーパーが、ボールを遠くに蹴らないで、常に短いパスから始まるのも新鮮でした。
派手な動きも無く、やたらシュートをするのでもなく、全体が絶妙に機能しているではないですか。一人ひとりが自分の仕事をしっかりやっている感じでした。

そして、チャンスと見るや、素早くゴールへと迫っていきます。いかに敵に囲まれようと、これまたうまいドリブルでかわして行くではないですか。

見ていて実に楽しい、美しいサッカーでした。サッカーファンになってしまいそう。