20.12.31

2020-12-31 | Weblog

  令和2年の大晦日。「静かな年末年始を!」が呼びかけられています。新幹線乗り場も各地の空港も、かつて見たこともない人の疎らな状態のようです。この日は、正月準備の買い物に行くのが常でしたが、今年はステイホームでおせち料理の届くのを待っています。黒豆を煮るのも気持ちが乗りません。こたつに入ったままで、「何しようか?」と。医療関係者は、ただただ仕事に従事していることでしょう。そう思うと、炬燵でボーとしているのは悪のようにも思えてきます。

社会の生産活動を担っていた時代、その頃の自分には目の前の仕事をこなすことしか考えがなかったように思います。暇な人が羨ましいという感情すら持つ余裕もなかったような…。働くモードになっているのでしょう、休み中も頭の中は仕事の段取りがめぐっていました。正月3日も休むとジーとしていられなくなり早く職場に戻りたいとも思ったように記憶しています。

この2020年が、新型コロナウイルスに振り回される1年になろうとは、年明けには思いもよらなかったことです。コロナの状況は、目下第3波の大波に襲われ悪化の一途です。年末大寒波も襲ってきています…。とにかく、この1年が終わります。


20.12.27

2020-12-27 | Weblog

  いつしかクリスマスは終わっています。昨日の東京でのコロナ感染者数は、とうとう949人です。全国では3880人。毎日過去最高だと報じられています。死者数の累計は3234人になっています。一向に減少しません。救いは、北海道と大阪が減少傾向にあることでしょうか。

今年の元日の日記を読み返してみました。オリンピックイヤーだというワクワク感と、日産のゴーン被告の逃亡への驚きがありました。自分の体調不良からこの一年がどうなるのか?不安な気持ちも記されていましたねー。コロナの記述はありませんでした。新型コロナウイルスが日本で発見されたのは1月の半ばだったでしょうか?その頃中国武漢市の都市封鎖とか隣国は大変だ!ーという印象だったように思います。以後、事態は急変していきました。オリンピックは1年延期に…。考えてもいなかったことが起こるんだ! という1年が終わろうとしています。

「大吉楽運」だった今年の運勢、世界はコロナ禍で大変な1年になりましたが、確かに私は禍を掻い潜って今に至っているようです。身近な人との別れもありました。ご冥福を祈るとともに我が幸運に感謝するばかりです。

年末年始はかつてない寒波に襲われるそうな! 。まだまだ試練は続きます。もう、コロナ以前のもとの生活にも戻れない気がしています。世界の生活様式はその価値観も含めて変容していくように思われます。


20.12.23

2020-12-23 | Weblog

  今日も又東京の感染者数は過去2番目に多い700人台とのことです。ニュースでは医療崩壊が差し迫っていると、医師会のトップらしき人が声高に言っています。医師会にも色々な組織があるようですねー。よくは分かりませんが…。

アメリカやヨーロッパに比べると、断然感染者数も死亡者も少ないのに、医療崩壊と言われてもピンとこない感がしています。言われることは理解できるつもりですが、国民の一人一人の感染防止行動はできていると思います。これ以上どうしろと…。

医療体制の構築に問題があるのではないかと思ったりします。医師会などの専門組織が、医師や看護師の人員配置を融通しあっていくとか。近隣の県とも連携していくとか。医学生や看護学生も動員して、診療行為ではない部分でやれることも有るのでがないでしょうか?

医療者の組織をコーディネートする人や組織がないのが問題のように思われます。それが厚生省なのかもしれませんが、病院の実態に精通している人と共にテキパキと仕事を割り振れる環境が必要かも。野党も過去の問題追及ばかりしていないで、今の問題へのアイデアを出してほしいものです。


20.12.22

2020-12-22 | Weblog

  昨夜は、生まれて初めて「ゆず湯」に入りました。と言っても、柚子を1個湯船に浮かべただけのお風呂なんですけど…。私にはこれが長く生きてきての初めての柚子湯なのです。よく行くスーパーのお弁当屋さんがお弁当に柚子を1個つけてくれたのでした。それで初めて、冬至なんだと思った次第。風邪をひかないという、「ゆず湯」にでも入ってみるかーと。

たぶん、コロナ問題がなければ今回の冬至もスルーしていたでしょう。東京の感染者数は、過去最高という数字が毎日報じられています。28日から翌月の11日迄全国一斉にgotoトラベルが停止になり、年末年始は静かに過ごすようにと呼びかけられています。

イギリス、アメリカではワクチン接種が始まりました。日本では来年の3月以降になるようですが。一方で、EU内では感染力が70%もアップした変異新型コロナウイルスが発見されているとも報じられています。いつかは収まるでしょうが、いつ頃どんな風にして収束していくのか見当がつきません。

冬至を過ぎると、日に日に昼間の時間が長くなっていきます。明るさに向かうわけですから、何となく心も軽くなる気がします。先日北国を襲った大雪も一段落するでしょう。とはいえ、冬はこれからが本番です。


20.12.17

2020-12-17 | Weblog

  国内の新型コロナ感染者は18万7860人、死者は2755人というのが昨日の数字です。今日の東京都は678人の感染者で過去最高だと。昨日の北海道が86人と減少しているのに救われる思いがしますが、各地で感染者数の増加が報告されています。

とうとうgotoトラベルも、28日から1月11日迄全国一斉に停止になりました。人との接触機会を減らす事しか、感染者数を減らす手立てがないということでしょう。寒さも一段と厳しくなり、ウイルスの生存率が上がります。一方で人間の暮らしは人の往来が多くなる時期です。旅行関連業者は観光地の土産物屋なども含めて打撃は大きいでしょう。何とも八方塞がりの様相です。

 


20.12.8

2020-12-08 | Weblog

  このところのニュースは、医療崩壊が緊急事態になっていると。北海道、大阪始め東京都などの大都市近郊で逼迫していると。移動の自粛が呼びかけられている一方で、京都などの観光地はgotoの効果か、人の波になっている様子もTV映像で見ます。

「大変だ!」と思うのは、北海道旭川市における複数の医療機関のクラスターです。身近でも複数の介護施設でクラスターが見られました。これらは春の緊急事態宣言前後にも見られ、多くの死亡者を出しました。この教訓が有るのに、またぞろ同じ現象を起こすのかが少々疑問です。

東京都の新宿で起こったクラスターで関係者等集団PCR検査が行われたと思います。それが功を奏したように思います。感染すれば多くの死者を出す事が予見される場所には、夏頃から定期的にPCR検査をしておくべきだったのでは?

発熱している人を排除する取り組みは巷でも進んできてますが、無症状の陽性者を早く発見することではないでしょうか?その段階で感染が広がることが分かってきているのですから。コロナ死者を出さないというのであれば、医療機関、介護施設の関係者は、国が無料で行う定期的な検査を義務づけるべきだと思うのですが…。

1つ希望を与えてくれるニュースは、「はやぶさ2」の帰還です。「2の打ち上げ!」と言っていたのが、つい最近だったように思うのに、あれから6年の歳月が経っているんですねー。それを感じさせないで一直線に地球の大地めざして帰ってくる姿は感動的でした。


20.12.2

2020-12-02 | Weblog

  とうとう師走ですよ。この11か月ばかりコロナに振り回されていますねー。ここにきて、医療崩壊が懸念されるようになり、北海道、大阪はgotoトラベルの自粛を呼びかけています。今度は、東京都が東京発着で「65才以上自粛を」と呼びかけ始めました。

観光地を見ると、土日は人出が多く見られます。若者、家族連れ、年配の方々も見られます。65才以上の自粛では、人出を少なくする効果はあまりないように思われますが…。重症化しやすい高年齢者層の感染リスクを自ら減らしなさいということでしょうか。年齢が高くなってくると、自由活動も外部から制限されるようになるのは、切ないものがありますねー。

この世は、やはり若者、壮年者の生きやすいように作られているようです。かつて、車社会に突入して歩道橋がどんどん作られていた時代がありました。その時は何の疑問も感じませんでしたが、今思うに、あれも元気な壮年者、健常者に都合のよい建造物だったなーと。