7月25日

2011-07-25 | Weblog
週初めの朝は、騒々しい蝉の声でした。これで、「夏になったなー」と思いました。
昼頃には、近所の小さな川の水面に、トンボの飛び交う姿も目に入りました。

昨日あるとことで聞いた話の中に、「東京では、夕焼けを知らない子どもが40%いる」というのです。夕焼けを見たことがないのか?意識したことがないのか?それでも、40%とは多すぎないでしょうか?

地平線や海や山に沈む太陽ばかりが、美しい夕焼けの風景を作るのではないでしょう。都会のビルを染める夕焼けもあるではないですか?

親子で夕焼けを見てうっとりする時間はないのでしょうか?そんな機会がないのでしょうか?夕焼けを愛でる心がないのでしょうか?

蝉の声に、白い入道雲、そしてトンボ達。自然の営みや移ろいを感じる心を失うと、人間は自然と共存していることも意識しなくなるのではないでしょうか?

子どもの時こそ、自然を存分に感じて育って欲しいものです。それが幸せな人間社会を作る源になるはずだからです。