2010-02-28 19:33:03

２月のアレンジです。

２月２７日

ＴＶ録画で見た真央ちゃんのフリー演技の総括です。

後半のジャンプのミスがあったとはいえ、その後のリンクを縦断するステップは見るものを圧倒する迫力がありました。
ＳＰのかわいらしい表情とは対照的な表情で、力強く、感動的で格好いいと思いました。

女子フィギュアの求めるものが、いわゆる女性らしい、しなやかさであるのなら、今回の選曲と構成は、初めから浅田真央に勝ち目はなかったことになるでしょう。キム・ヨナ選手との大差の評価点も納得のいくものです。

トリノ五輪で荒川静香が金メダルになったときのアメリカの新聞は、「She　is　a　woman」と書いたと記憶しています。

技術的なことは分かりませんが、演技内容を評価するのであれば、「女性らしさ」という項目は今後外すべきではないでしょうか？

女性らしさだけに磨きをかけて、強調したような演技に終始した選手達よりも、真央ちゃんの演技は格段に、内容が濃くグレードが高いと思いました。また、ジャンプしろ力強い美しさも、その出来映えがもっと高く評価されて良いのではないかと思うのでした。

女は、かわいい者、か弱い者、優しくなまめかしい者だけではなく、女性の“力強さ”の評価があって良いのでは？

なにしろ、真央ちゃんです。「ちゃん」という呼称にふさわしい彼女が、ふさわしくない自分を表現したのですから。曲を解釈しての演技力ではないでしょうか。

もう１度どうしても見たいのは、新しい試みをした浅田真央の「鐘」の完璧な演技です。

２月２６日

「真央とヨナの対決」とか、新聞の見出しも踊っていましたが、仕事でライブは見られませんでした。結果だけ銀メダルと聞きましたが、ヨナ選手が勝つは、今までの結果が物語っていましたから当然と。

でも、大したものですよ。
新しいことにチャレンジし続けての銀メダルですから、すごいです。真央ちゃんは。
やっと、タラソワコーチの意図が分かったような気がします。

ｓｐで、初々しい可愛いイメージの真央を見せ、フリーで全く違った真央を演出しその落差に、観客を驚嘆させたかったのかも・・・・・
それに答えようと、食らいついていった真央ちゃんの精神力と技術力は、やはり驚嘆ですね。まだ、若干１９歳の女の子ですよ。

ヨナ選手も、大したものです。
観衆に受け入れやすい演出であり構成であったにしろ、何回滑っても確実にできるということは、たゆまぬ努力のたまものでしょう。こちらも、若干１９歳。

自分の１９歳の頃は、なんとも恥ずかしい限りです。
今もって情けないものです・・・

２月２５日

新聞のオリンピック記事が、日本選手ではなく、外国選手達の内容になっていた感じがします。

そんな中で、ロシェット選手（カナダ）の記事には、涙してしまいました。
２日前に、突然お母さんを亡くしてしまったと・・・
どんなにか辛く、悲しいことかと・・・
そして、昨夜の気持ちを込めたすばらしい演技でした。

競技は、戦いだから感動が起こるのでしょうが、当事者周辺の応援する者の緊迫感も並みではないでしょう・・・・

２月２４日

真央ちゃん頑張りましたね。
トリプルアクセルが決まって感動です。もう、それだけでいいです。

キム・ヨナ選手にはやっぱりかないませんね。
総合的には勝てそうにないですが、でも、真央ちゃんのトリプルアクセルが見たいのです。

きれいにクルクル高速で飛ぶ姿は、誰もができないことですから。感動ですよ。
フリーも、是非成功させて欲しいです。

それにしても、ハイレベルですねー。
過去に、こんな戦いがあったでしょうか？ただただ、「すごいなー！」と感心するばかりです。

２月２３日

メダルを量産する韓国はすごいなーと、うらやましくもあったのですが、清水宏保君の新聞記事「スポーツ後進国　日本」読んで、ちょっと考えました。

「国威発揚」の為に国際スポーツで結果を出すことに力を入れる韓国と、日本も同じようにやればいいかというと、それはちょっと・・・・・という気持ちになります。

スポーツは、国のために戦うものではないように思うのです。
金メダルを取れば、一生生活できる保障があるというのも、悲壮感が漂っているようでちょっと哀しいような・・・

スポーツは個人の楽しみではないかと。メダルに届かなかったからといっても、応援する者としては、ちょっと寂しいだけですから。

２月２２日

気が付くと、２月も最終週です。
この時期は、もう一波、寒波がくるものですが、気温もぐんぐん上がっています。

カナダの氷の上でも、今週は楽しみな競技がありますねー。
当人達は、ものすごいプレッシャーがあるでしょうに・・・
どんな試合展開になるのでしょうか？

若干２０歳前後の若者達が、大舞台で自分の力をどうやって出すのか、多くの人が関心を持っています。どんな結果であれ、その戦いにワクワクします。

それにしても、韓国の選手達はガッツがありますねー。
金メダルもすでに４つですかー。国中に活力が漲っているように感じます。
うらやましく思います。

２月２１日

日本選手達、頑張っているんでしょうが、やっぱり結果的にはもう一つといったところでしょうか。

トリノからそんなに時間が経っていないような気がします。
トリノでは最後の荒川静香さんの金メダルが、まさしく値千金になりましたが、今回は金メダルは怪しい雲行きになってきました。

メダルがあるのと無いのでは、大きな違いなんですねー。
世界には凄い人達がいっぱいいます。
体格的に劣る日本人ですが、同じような体格の中国や韓国の人達は結果をだしていますねー。
彼らと日本人との違いは何か？・・・ハングリー精神でしょうか？
応援しているこちらも、そんなに熱くはなっていないのです。

２月２０日

超多忙な２日間が終わると、高橋大輔君が銅メダルを獲得していました。立派なのは、高橋君が怪我を克服して勝利しただけではないようです。

振り付けの点数が高いのが嬉しかったですねー。
彼のコーチも振り付けも日本人と言うことですから。
これはもう金メダルということではないでしょうか？

外国人コーチや振り付け師に頼ることなく、日本で醸成していけるということの証明が出来たのではないでしょうか。
その意味でも、高橋君のメダルは価値あるものでしょう。

２月１７日

冬季オリンピック競技は、危険を伴うものが多いんだなーと思いますね。
リュージュ、滑降など凄いスピードです。
スポーツとはいえ、恐怖の世界です。だからこそ、勝者は勇者と称えられることになるのでしょう。

氷の上で華麗に舞う競技でも、空中で３回転もして硬い氷の上に１本足で降りるのですから、やっぱり危険です。
川口選手は、それを４回転したかった言うのですから・・・

人は不可能を可能にする夢を持ち、その夢を勝ち取るために努力を惜しまない生き物なんでしょうねー。
あらためて、人間は凄いと思います。