1月31日

2013-01-31 | Weblog
日中は、小春日和のようでした。
暖かさに誘われて、近くの桜並木の下を歩いてみました。花芽が米粒程の大きさになって尖って見えましたよ。
まだまだ開花にはほど遠いのですが、ちょっと前までは花芽への意識もなかったですねー。枯れたような枝枝に、明らかに米粒が目立つのです。
ただ、中国からやってくるという大気汚染でしょうか?少々春霞のような・・・。

転居して3年目になりますが、こちらは春めくのが早いように思われます。太陽の光の具合が違います。
オランダからフランスのアルル地方に移り住んだゴッホが、黄色の色彩に彩られる絵へと変化するのが分かる気がします。



1月29日

2013-01-29 | Weblog
今朝の「天声人語」には、『何によらず復活の舞台は感動的なものだ。その点安倍首相の所信表明演説は思いのほか薄味だった』と書かれていました。『理念より実務か、特段の高揚はない』と・・・。

高邁な理念を掲げて1時間以上の演説をした首相がいましたが、その結果はどうだったのでしょうか?
国民が望むものは、もはや高々と謳い上げる理念でも、耳に優しい“言葉”でもありません。のらりくらりと詭弁を弄して構築される体制には、辟易しているのです。
その民意の空気を読んだ、今回の首相演説だったと言えるかも知れないでしょう。
首相からは、盛んに“スピード感”という言葉も聞かれます。
底力を持つ日本人は、悶々としているように思われます。今こそ、引っ張る機関車はギヤチェンジをする時でしょう。
美しい“言葉”に酔いしれている時ではありません。

1月28日

2013-01-28 | Weblog
新しい政権になって1か月が過ぎたのでしょうか?
あの円高、株安に苦しんでいた日本社会が嘘のようではないですか。

今の状況が良いのか悪いのか良くは分かりませんが、輸出業が大きな利益につながっているのは事実でしょう。今後の物価上昇を考えると、不安ではありますが・・・・。
外交問題でも、韓国・中国との対話の糸口を付けている動きを見ると、今後への希望も持てます。

安部総理のアクティブな動きは、以前とは大きく違うように思われますねー。ちょっとだけ日本の政治にも社会にも、安心感と期待感が生まれてきているようにも思われます。

1月27日

2013-01-27 | Weblog
今朝方は、まだ暗いうちから目覚めてしまいした。布団の中までもが、寒く感じられたからと思われます。風の強い寒い1日になっています。

北の国では、またもや雪に降り込められているようです。
寒い寒いと言いながらも、この地は太陽の光が射すのですから有り難いことです。贅沢を言っては罰が当たりますね。

午前中、街に出かけてみました。
デパートでは、早くもチョコレート売り場が出現していました。まだバレンタインデーは先でしょう。今からチョコを買っても・・・と思うのですが・・・。
気持ちを煽るのですねー。
その気にさせて、下見をさせて、ちょこっと試食用に購入させて、更に気分を盛り上げようという商戦でしょうか?

一年中で一番寒い時期に、甘いチャコレートで幸せな気分になるのは良いかも知れません。商業行事であろう(?)と、謂われは知らなくても。


1月26日

2013-01-26 | Weblog
フランスの隣国への空爆に対する報復だと言いますが、どうして日本人の犠牲者が多く出たのでしょう。
資源開発をしている日本人が、敵対視される謂われはないと思うのですが・・・。

もう1つ気になったのは、犠牲になられた方々の年齢が高いことです。
60才前後の方々が、自然も生活環境も全く違う砂漠の国で仕事をしていたのだ、と思うと驚きでもあります。
国内では仕事がないので、外国での仕事に就いたという人もいました。
日本国内では仕事がないと言い、生活保護を受ける人、ホームレスになる人、ネットカフェを転々としている人達の話しも耳にします。

今回のことで、技術を身につければ、職場は世界中に有るんだナーと思いました。彼らから勇気をもらった気もしています。
この犠牲を無駄にしないように、各自が自分の生き方を考えると共に、国家の支援態勢も整えて欲しいと思います。

1月24日

2013-01-24 | Weblog
外国で起きる事件は、どこか人事のように思えていましたが、今回ばかりはニュースを聞く度に涙してしまいます。
日本から遠いアフリカの国で一生懸命に働いている日本人が、10人近くも一気に理不尽にも命を奪われるとは・・・。

アフリカも東南アジアも、これから日本が目指すマーケットだと聞きます。
日本人は、国内の経済活動だけでは、今の生活を維持することも発展させることも出来ないのでしょう。
多くの方々の犠牲を受けて、様々なことを考えなければならないと思います。

1月22日

2013-01-22 | Weblog
どうも気になりますねー。橋下市長の発言は。
言葉が軽いのでしょうか?ヒステリックなのでしょうか?信念が無いのでしょうか?

突然の入試中止は、希望を持っていた多くの受験生だけではなく、在校生達にも大きな痛手を与えることになります。
「命さえ有れば、どうにでもなる」とは言え、その命の尊さを考えることも、人は何の為に如何に生きるかと言うことも、日々の教育現場で紡がれていくものでもありです。
失った命は取り返せない悔しさを、生きている者が考える場と機会が有ってこそ、解決に向かうことが出来るのでは?
「この問題は自分にまかせて欲しい」と言った発言も有ったように思いますが、不遜ではないでしょうか?
不都合を一気に排除してしまう橋下さんの問題対処方法は、短絡的であり場当たり的で思慮に欠けるものと思えます。
物事を全てリセットすれば、一から始まるわけではありませんが。





1月20日

2013-01-20 | Weblog
最近の顔写真からは、誰だか分かりませんでしたが、あの大鵬さんが亡くなった・・・と。まだ記憶に新しい名前です。

子どもの好きなものは、「長島、大鵬、卵焼き」と聞かされて育った世代です。この言葉を全く異論なく受けとめていたものです。現役の大鵬関は、優しい感じの男前でしかもめっぽう強い。人気者にならない訳がありません。

その方も72才でしたか。平均寿命が85才頃の現在ですから、“早い死”と言えるのでは無いでしょうかねー。「夢をありがとうございました。」と言いたいです。

何人も死は避けられないことですが、遠い国に出かけて仕事をしている若い方々が、テロの犠牲になって命を落とすのは、やるせない思いです。

1月19日

2013-01-19 | Weblog
今日はセンター試験ですか?すっかり縁遠い話しになってきましたが、橋下大阪市長のコメントを思い出しました。
いきなりの桜宮高校入試中止は、乱暴すぎますねー。田中真紀子さんよりひどいですよ。入試は目の前ですからねー。受験生にしてみれば、昨日今日の思いつきで志望校を決めるのではないのです。

昔、スパルタ教育と言われていた時代は、体罰は日常の教育技術でした。それは、家庭にも学校にも社会全体に、“愛”や“思いやり”が溢れていたからだと思います。体罰する人間も行き過ぎは心得ていたし、体罰を受ける者も相手に“思いやり”を感じる素地が有りました。

社会全体がギスギスして、見せかけの優しさや甘言が流布する現代社会では、スパルタ教育はその言葉すらすでに死語であり、その行為は逆効果しか生まないでしょう。
確かに、時代に合った教育方法は必要でしょうが、「ならぬことは、ならぬのです」という会津魂は、日本人の魂として忘れてはいけないでしょう。今回の件で、親も教師も見せかけの優しさに拍車がかからないことを祈ります。

それにしても、権力の中枢にいる人間が、感情的に思いつきで判断し発言することの怖さをつくづく感じます。教育は、短期間に成果の出る問題では無いのです。深い思慮の元に発言・行動できる人でなければ、政治家失格です。


1月17日

2013-01-17 | Weblog
生きていると、感動することに出会うものです。
芥川賞受賞のニュースが報じられました。黒田夏子さん、75才だと言うではないですか。その謙虚なコメントにも感動です。「若い人が取るべき賞に、余計な者がお邪魔した感じです」と。
昨年の受賞者の「もらってやる」と言ったような言葉とは大違いですねー。この方の作品は、読みたい意欲も起こりませんでした。
10代の若い人の受賞も感嘆させられます。でも、文学作品として良い作品なのかも知れませんが、内容が浅いように思われます。

今回は75才の方ですから・・・。75年生きてこられた蓄積もあるでしょう。
長年文学関係の仕事に携わっていらした文筆家のようでもありますねー。今回の受賞作は、必ず読もうと思います。久しぶりに文学作品を読む楽しみが起こってきました。