2019.2.25

2019-02-25 | Weblog

ドナルド・キーンさんが亡くなられました。東日本大震災後、当時多くの外国人が去っていく中にあって、高齢にもかかわらずあえて日本に移住しに来てくれて、思わず涙が出たものです。田畑が瓦礫になり原発の事故による不安も加わり、打ちひしがれている日本人に大きな励ましになりました。思い出してもまた涙があふれてきます。

日本文学の研究者としての業績は言うに及ばず、日本の文化をこよなく愛し理解してくれて、日本に生まれ育った我々よりも、遥かに日本人だったと思います。生き字引のような知の宝庫を失い残念ですが、96歳の年齢では天寿だったのかもと。安らかな眠りをお祈りします。自らの学びや信念そしてその行動力に、ただただ感謝するばかりです。

まだしばらくこの世にいられるかも知れない者としては、今からでも日本を学びます。


2019.2.22

2019-02-22 | Weblog

今朝8時過ぎにTVを見ていると、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」にタッチダウンしたという速報が流れました。地球から3.4億キロ離れていると言われてもピンときませんが…。帰ってくるのは来年の秋らしい。楽しみですが…やっぱり現実感がありません。高校時代物理は苦手でした。それでも、だからかも、何が起こるのか?ワクワクします。

「ワクワク」「ときめく」という感覚は、不思議なものですねー。しばらく忘れていたように思われますが、突然何かの拍子にこのときめき感覚がパッと湧いてくるようです。先日は、「コンマリ」流片付けの情報を得て、早速手持ちの服を思い浮かべてみました。確かに、ときめきを感じるものもあれば、全くダサいなー今では似合わないなーと思うものに分類できそうです。ただ、ときめき感度が鈍く、思い出感情の方が大きくて、今のところ整理不能です。

食生活で思い出すのは、毎朝見ている朝ドラのラーメンを啜る場面から繋がっていく「即席チキンラーメン」です。ついに、昨日スーパーで買ってきました。昔からあまり食べた記憶はないのですが、ときめいたんです。売り場の棚に1個しか残っていませんでした。思いの外多くの人が、懐かしさにときめいているのかも。


2019.2.19

2019-02-19 | Weblog

もう大昔になるかも?TVは国民を「一億総○○化」すると。昨今のワイドショウで見る不適切な動画なるものは、その極みのように思われます。とうとうここまで来たかーと。問題映像を繰り返し流すTV局の神経も、感覚マヒをしているのではないでしょうか?そこに怒りすら覚えます。芸人のキワドイ芸を放送していると、無感覚になるのではないか?とも。

不毛なやりとりは、政治家の世界、国家間においても。「謝れ!」の応酬をいつまでしているのでしょうか?子供のケンカではないでしょう。「歴史を勉強して、考えて発言してください」で良いのではないでしょうか?そして、互いに未来思考の視点で建設的な事を考えましょうよ。

自分の目の前の仕事にのみ没頭している人たちは、大衆レベルの感覚や判断を見失っている時があるのかもしれません。大河ドラマ「いだてん」も、イマイチ分かりにくいし…。もっとも、今後どう展開していくのかの興味はあります。どうやって今後の展開を作っていくのか。

前途ある若者たちは、他者の立場いに立った、あるいは自分の未来を考えた行動をしてほしいですねー。国家間もしかりです。大きく世に影響を与える仕事に携わっている人たちは、殊の外その責任ある言動をお願いしたいです。


2019.2.16

2019-02-16 | Weblog

好きな女子アナウンサーと言えば、ダントツでNHKの井上あさひさんです。あの低音ボイスが、耳にも神経にも心地よく、加えて彼女の醸し出す穏やかで控えめな雰囲気がなんとも魅力なのです。ニュースを聞いているというよりも、彼女に見入っています。

次に心動かされるのは、民放の宇賀なつみアナウンサーです。三月で退社して個人で活動するとのことですねー。「10年間に感謝!」という彼女の記事を読みました。いい仕事に恵まれたんだなーと思いました。仕事に真摯に向かい、そこから多くのことを学んだんだなーとも思いました。老舗の女将を尋ねる番組のコーナーや池上彰さんの番組で進行役を担当するなどは、これ以上ない学びの現場だったのではないでしょうか?

自身の仕事に向かう姿勢が良かったからか、たまたま仕事運に恵まれたのか、大学を卒業しただけではまだまだ未熟者です。会社勤め10年間で社会で生きていく土台を作り得たと思われます。この貴重な経験を次のステップで生かして欲しいものです。彼女が今後のどんな生き方をしていくのか、楽しみに見ていたいと思います。


2019.2.13

2019-02-13 | Weblog

昨日、ネットニュースの「池江璃花子、白血病を告白」という見出しを見た時、ピンときませんでした。「フウんー?」と思っただけで、何のことか日本語の言葉が感情域まで入ってこないといった感じでした。TVのニュースで報じられるのを見て、「本当のことなんだー!」と、ビックリと同時に胸が痛くなりました。

18歳の高校卒業間際の前途ある若者です。ましてや並の前途でもありません。その彼女が、自らの文章で病気を公表する決断に感服です。その冷静な文面にも。親御さんのお気持ちはいかばかりかと…。兎に角、命が最優先されることですから、そのことだけに集中して欲しいと思います。

東京オリンピックは、過ぎてしまえば思い出になるもの。良くも悪くもどんな状況も思い出になれば、笑って振り返れるものです。笑えるには、この世に居なくてはいけません。今まで頑張ったので、ちょっと小休止だと思って治療に専念してください。祈ってます。


2019.2.10

2019-02-10 | Weblog

3連休になる真っ只中日です。昨日の北海道は、-30℃という気温だと報じられていましたねー。「シベリアかー!」 と…。水が一瞬で凍ってしまう映像も見ますが、経験したことのない者にはその寒さはピンと来ません。人間は、様々な技術革新を起こしても気候のコントロールが出来ないのは致命的です。ここをどうにかしたい!とはいえ、まだまだ人間は無力です。

堀文子さん堺屋太一さん、と、また著名な方がこの世の暮らしを終わられました。様々に感銘を受けた方々が去って行かれるのは残念ですが、今一度残された作品に触れてみたいと思います。新たな学びを得るかも知れません。

若い人からも多くのときめきや感動を貰います。フィギュアスケートの紀平選手、国際大会で5戦全勝ということは、日本選手でかつて無かったのでは?昨日は、5位からの逆転優勝です。まだ16歳ですが、コメントがしっかりしていますねー。自分の16歳の頃と言えば、全く無知で馬鹿でした。今もさほど変わりませんが…。無知を素直に認められるようになっただけ、成長したと言えるかも知れません。数十年かかりましたが。

この世に起こることを、あれこれ見聞きできて、様々に思いを巡らせることが出来るのは幸せなことだなーと思う休日の昼下がりです。


2019.2.6

2019-02-06 | Weblog

立春を過ぎて、今年は早くも三寒四温の様相を呈しています。快晴で3月春のような陽気だった昨日と打って変わって、今朝は雨で始まりました。気温はさほど下がってはいませんが…。明後日からはまた真冬の気温になるとか。

このところ気になっていることの一つに、NHKの「ニュース7」メインキャスターを務める鈴木アナウンサーの服装です。いわゆるマタニティードレスと言うのではなくて、お洒落に上手く腹部をカバーしています。専門のスタイリストがいるのでしょうが、こんな風に素敵な服装のコーデネイトをして、出産まで仕事が続けられるのがいいなーと思います。彼女の仕事ぶりも、落ち着いて自信とゆとりを持った様子に変化してきているように感じられます。靴もハイヒールはやめて、安全に配慮されているようですし。

民放では、女性アナウンサーのこんな姿は見たことがないように思うのですが…。妊娠すると十分なサポートが得られないのでしょうか?すぐに若い独身女性に替えられるのでしょうか?だとすれば、セクシャルハラスメントになるかも。

鈴木アナウンサーの出産まで働く姿は、続く女性達には大いに励みになりますし、多くの職場にも特に企業の経営者達は、いわゆる「働き方改革」の職場環境を整える実践例として参考にしてほしいと思います。

某民法の宇賀アナウンサーが退職するのは残念なことです。本人の考えるところが色々あるのでしょうが、結婚して子供を持つ人生を考えると、不規則な時間の仕事では難しくなるのが女性労働者の最大の課題です。働き易い社会の環境整備が急がれます。