2018.3.28

2018-03-28 | Weblog

桜の満開です。ちょっと早すぎますねー。来週、仲間たちと花見の予定なのですが…。これでは、葉桜見物になってしまうかもです。

さて、日本中が注目していた佐川前理財局長の国会での証人喚問は、「見事な答弁だった」というのが、正直な印象です。真相が明確になったかどうか?という事ではなく、官僚としての職責を全うしている潔さみたいなものを感じたのです。公務員は、職を退いた後も職務上知り得た秘密(情報)は他言してはならないという職務規定が有ったように聞きますから、部下に非があっても答えられないと言うのは正解です。内閣関連の人たちに対しての、彼らが関与していないという明確な答えは、事実として明言したことになり、この部分では受け止める側が素直に受け入れれば、一つの問題は解決したと言えましょう。

公文書の書き換えという様な問題は、言語道断ではありますが、すでに司法で扱われているのですからそちらに任せて、国会はもっと国内外の発展的な問題に取り組んでいるほしいと思います。隣国では、大きな動きがあるようです。1か月後には米朝首脳会談も予定されているではないですか。いつまでも、重箱の隅をつつくようなことに終始してはいられないのでは?


2018.3.23

2018-03-23 | Weblog

やっと太陽の恵みです。とはいえ、朝方の寒かったこと!窓ガラスが白くなっていましたよ。今日は、床上げならぬ炬燵仕舞いをしようと、こたつに入って考えているのですが、この温もりから抜け出すには少々勇気が要りますねー。

昨日は小雨の中、早咲きの桜を見に行きました。時すでに遅しでしたね。花びらはすっかり落ちて芝生の上に…。ただ、桜の花びらで覆われた芝生は、所々緑色を見せながら上にのった薄ピンク色の花びらが、絵になる風情を醸し出していました。木を見上げるのではない、太い木の根元を見る花見もあるんだと、ちょっとした発見になりました。

さて、毎年巡り来る桜の季節に思うことは、人の暮らしも繰り返し時が巡るものの、年月を重ねるとそれぞれに変化が顕著になるものだなーと。努力した人には、それにみあった人生が。そうでない人には、それなりの人生があって辻褄が合うようになっているんだなーと。


2018.3.21

2018-03-21 | Weblog

お彼岸だけれど、お墓参りには行っていません。雨が降ったり止んだりで、出かける気がしません。以前ならば、「とにかく行かなくちゃー」という気持ちが強かったものですが…。こちらも、そちらに行く時が近くなってきたせいでしょうか?遠い場所に思えなくなってきたからでしょうか?などと、言い訳めいたことを考えています。

我が家の墓地への道には、桜の木が数本植わっています。それが満開になった頃に、今年の桜の開花状況など報告がてら出かけましょうか。報告するのは、桜ばかりではないですね。公文書の書き換え問題に、年金機構のデーター入力外部委託問題など、公務員の仕事が杜撰過ぎることも。ちょっとおかしいぞ!日本社会。

どうしても、こんなことが起こるのか?国の中枢で、しかも頭脳集団の中で、不正がまかり通ることが理解できません。人間の良心、個人への尊厳など忘れ去られているようです。ピュアーな気持ちが薄れていくことが、問題を生むことに繋がるのかも?やっぱり、お墓参りには、絶対に行こうと思います。


2018.3.20

2018-03-20 | Weblog

昨日も今日も雨です。が、桜の開花宣言が出ました。昨年よりも1週間ほども早いのでは?と思いますが…。公園に行ってみました。遠目ながら、薄ピンク色の枝がチラッと見えましたねー。とはいえ、本格的な開花はこの雨が上がってからでしょうねー。

そろそろ、炬燵も片付けたいところです。ホットカーペットも、もういいかなー。でも、考えてみると、4月初旬もストーブの必要な日があったような?冬物の片付けタイミングが分かりません


2018.3.19

2018-03-19 | Weblog

あっという間に、こちらのイベントも終わりです。平昌パラリンピックは第12回だったんだーと、改めて思いました。ソチ大会の時も、開会式や閉会式の中継番組を見たっけなー?今回のメダルが10個になって、前回は6個だったことも、記憶になかったような…?隣国で開催という事なので、今回は今までになく身近に感じられました。

若干21才の村岡桃佳選手は、一人で5個のメダルを獲得しましたねー。健常者と呼ばれる者からすれば、彼女は車いすでの生活という不自由さがあるでしょうに、雪の斜面をコントロールしながらすごいスピードで滑り降りる姿は、「凄い!!」の一言です。人間は、やる気があれば、どんな状況でも克服できるものなんだと、改めて思わされましたねー。選手の皆さん、ありがとうです。

韓国開催のオリンピックは、式典が華やかで、映像も美しく全般的には良かったと思います。ドローンを使った演出には感動しました。今朝の朝日新聞は、いきなり2020年東京オリンピックの広告紙で覆われて、「いよいよ次は!」との意気込みと期待が膨らみます。

にもかかわらず、政局は不安定で希望のない展開が続いていますねー。気持ちもやる気も次に向かえないです。早く、決着させてほしい!


2018.3.17

2018-03-17 | Weblog

気が付けば3月も半ばではないですか!!。高知県で桜が開花したという便りも届きました。2、3日留守にして我が家に戻ってみると、黄色いクロッカスしか咲いていなかったのに、葉の先しか見えなかったものに紫色の花が咲いていました。まだ枯れ枝のようだったつる薔薇が、一斉に緑の新葉を付けていました。一方で、梅の花たちは茶色になってその役割を終えようとしていましたねー。

大阪市立陶磁美術館に行ってきました。特別展の唐代胡人俑を見て来たのですが、興味深い造形で面白かったですねー。会期はこの3月25日までです。この特別展以上に常設展の国宝2点が凄かった!「油滴天目茶碗」と「飛青磁花入」です。前者は、思いの外小さいものでしたが、微妙な色合いと均整の取れた形に、不思議なオーラが醸し出されていましたよ。写真で見たのでは感じられないものです。後者も、しかりです。それにしても、この美術館は、この他にも素晴らしい陶磁器だらけでした。

ついでだったのですが、京都駅の伊勢丹7階にある、美術館「えき」KYOTOも覗いてみました。小林路子「菌類画の世界」展をやっていました。こんなキノコばかりの絵も初めて見ましたが、これも凄かった!。ボタニカルアートのような印象ですが、もっと立体感のある細密画になっていました。と同時にメルヘンっぽい可愛らしさや楽しさが有り、これも掘り出し物を見つけた感がありましたねー。こちらの会期も3月25日までです。やはり、本物を見てこそ、新たな感動という感情が動き出します。


2018.3.11

2018-03-11 | Weblog

まだ7年、もう7年でしょうか?7回忌です。あの日のTVで見た映像は、忘れられるものではないです。押し寄せる大きな波が、帯状になって整然と並ぶ田圃を、ビニールハウスを飲み込んで行きました。人がついさっきまで暮らしていた家々が、あっという間に浮き上がり流されるという光景は、信じ難くも現実の様でした。何と人間は無力かと。ただただ逃げるしかないのですから。

まだ、7万人余りの人たちが避難生活を余儀なくされており、原発事故の処理も先が見えない中で、脈々と続けられています。完全復興は、いつになるのか?それでも、人間は捨てたもんでもないとも思います。被災者の方々は、生きることに頑張っておられる。犠牲者の魂を受け継いで行こうとしている姿に頭が下がります。

昨日から、平昌パラリンピックの競技も始まりました。アルペンスキー滑降で銀メダルを獲得した村岡さん、森井さんにも、ただただ「凄いなー!」と。自分ならば、雪の斜面を見ただけで恐怖心しかないです。怪我をしたらどうしようとか…。前に進む力は、ひとえに「勇気」なんだと思いました。

人は、失ったものから見えない力をもらい、底なしの勇気が出せる生き物でも有るのだとも思います。阪神大地震淡路大震災の時も、まるで戦場の様な瓦礫と黒煙の上る光景にショックを受けましたが、今や神戸は何事も無かったかのように美しい街になっています。これも残された人間の勇気と努力の賜物でしょう。此の先も、希望をもって日々を営もうではありませんか。


2018.3.8

2018-03-08 | Weblog

食品の廃棄問題は、かねてから気になってはいたのですが…。災害備蓄品のペットボトルの水を、ただ流して捨てている様子にびっくりです。外国では、賞味期限間近の食品を無料で持ち帰れるスーパーがあるのを、TVの報道番組で見ました。低所得者やホームレスの人たちへのボランティア活動らしいのです。

日本では、家畜の餌としてなどの活用もしているようですが、パッケージを解体したりの手間のコストがかかるとか。自治体や企業ならば、社員食堂で活用すれば良いのでは?消費期限の切れる1か月まえのメニューには、水もアルファー化米も乾パンも何でも使えるではないですか!!。役場や企業のロビーを開放して、自由に持ち帰れるか、あるいは安い値段で買えるコーナーを作ってはどうでしょうか?担当者は、受付さんやガードマンさんが兼務すればいいでしょう。

災害時には、まさしく命の源になる水や食品をただ捨てるなんて、日本人の「もったいない」精神はどこへ行ったのでしょう?至れり尽くせりの便利な日本社会で暮らす私たちは、物への感謝や命への感謝の精神を忘れているのでは?と、自戒を込めて考えます。食品の廃棄は、早急に改善しなければならないで問題だと思いますが…。


2018.3.4

2018-03-04 | Weblog

今朝のリビングの室温は9度になっていました。庭の沈丁花も梅の花も開いてきました。黄色いロッカスの花も青紫のスミレも咲いています。チューリップの芽も日毎にグンと伸びてきています。いい季節になりましたねー。家でジーとしては居られません。

そろそろ、美術館巡りに出掛けて行こうと思いますねー。これから死ぬまで、これがライフワークです。いえ、ワークはおこがましいかな?単なる趣味です。リタイヤ後は、あれこれ気の向くまま興味のままに試みてみました。福祉関係のボランティア、放送大学の講座受講、カルチャーセンターの美術講座や手芸講座、お花教室などなど。

今も続いている最も心に沿うものは、生け花と美術鑑賞です。日本中の美術館や気に入った美術展を訪ね歩こうと思います。考えただけでもワクワクします。美術に関する本を読み、本物の作品をみると、見慣れた1枚の絵も奥深く見えてきます。見えるというか、感じるようになるのです。それまで思ってもみなかったことに出会えるのです。それが楽しい。美術の世界は、興味の尽きることが有りません。北斎が、「あと5年生きたら本物の絵描きになれる」とか言ったということに、胸を打たれます。


2018.3.3

2018-03-03 | Weblog

今日は、ひな祭り。この響きにほっこりするのは、私だけでしょうか?年齢を重ねても、子供の頃に床の間に飾った雛人形が思い出されるのです。そんな時間が持てたことが、幸せだったんだなーと、今にして思いますねー。ひな壇を組んで飾ってくれたのは親ですもんねー。女の子の健やかな成長を願っての日本の伝統行事です。昨今の家庭状況は分かりませんが、家族で行事を行える事こそが、生活のゆとりがあってのことだと思います。

高価な雛飾りではなくても、叔母のうちでは気に入った内裏雛だけを棚に飾っていました。この日は、家族で集い散らし寿司を食べながら和やかな時間を過ごしていたものです。子供達は、それぞれに成長し自分の人生を歩み、親世代はすでにこの世にいなくなってしまっていたりもしますが、思い出だけは生き続けます。それが、残された者たちの生きる力になっています。確かに!。

日本の伝統行事は、凄い力を秘めているんだなーと改めて知る思いです。今、我が家の玄関の棚には、ごく小さな硝子の内裏雛を飾っています。