8月31日

2015-08-31 | Weblog

あの時の興奮はなんだったんでしょうか?2020東京五輪プレゼン。国立競技場は白紙になるし、素敵だと思ったエンブレムは疑惑の渦に。周囲の思惑や、妬み嫉みもあるんでしょうが…。

子供のころの東京オリンピックは、日本が一丸となって前に進む勢いと、勇気と希望だけを貰った最上の思い出になっています。あれから大人になった私たちは、2020年では、次の世代にも何を残せるのでしょうか?

「火花」を読みました。素直な表現で読み易く、哀愁を感じさせる良い作品でしたねー。少し長いなーと途中飽きかけましたが、技巧的でない文章が気もち良く最後まで読めました。現代社会は、あれこれ考えることが多く情報も多岐ですから、私達は日々惑わされることになります。遠くを見据えて、自分が何を求めているのか、自己を見失わないように生きることの大切さを、改めて思いました。


8月23日

2015-08-23 | Weblog

気がつけば、早8月も後半ですねー。甲子園も予想通りの優勝で終わり、ちょっと抜け殻状態でしたが、昨夜の何気につけたTVで覚醒しました。

人生が終わりに近づいているというのに、知らないことばかりです。日本の平和は、これからも永遠に続くように思っています。それも、アメリカの傘の下で安泰なんだと…。こんなノウテンキナ日本人は私だけでしょうか?

これも先日のTVで見ましたが、永世中立国のスイスは、各家の地下に核シェルターが造られ、全国民には防護マスクが配布されているし、男女も徴兵制があるとか?「自分の命は自分で守る」という意識が徹底しているらしい。日本人は、先の戦争で命を落とされた方々に守ってもらったお陰での今の平和であり、戦後はアメリカの軍事力の傘で守られているのでは?でも、日本が他国から攻められて、自国を守るのは日本の自衛隊なのだと知りました。

自ら戦争したい日本人は、誰もいないでしょう。大多数の国民は、自分を守るという自衛意識が低すぎるのでは?自分を考えてみても、のほほんとしたものです。守る術も知りません。徴兵制もない日本ですから、若い力とて頼りにはならないでしょう。命を懸けて戦う意識など醸成されてはいないのです。

他者に頼らないで、国を守り自分の命を守るとは、どうすることか?深く考える時にきているようです。先日来の10代の命が奪われる凄惨な事件にも憤りを感じますが、自衛を考えないで過ごせると平和な日本は、色々な方面から考え直していかなければ…。

 

 


8月18日

2015-08-18 | Weblog

昨日の雨のせいでしょうか、すっかり秋めいた涼やかな空気が流れる朝です。勇んで朝刊のTV欄を見たら、高校野球の中継番組がありませんでした。それはそうでしょうねー。連日の試合では、いくら高校生でも体がもたないでしょうから。

今年の夏は、久しぶりに高校野球のTV観戦を楽しんでいます。注目を浴びると、平常心ではいられなくなるのが、普通の心理でしょうが…。ましてや高校生、有頂天になってもおかしくないと思いますが、彼らは平静で真剣かつ楽しそうにプレーしています。好きなことに真っすぐなんだなーと思われます。

話題の選手が毎回活躍できるというのは、やはり並みの人間ではないのでしょう。人は、自分にない特別な力を持つものに憧れるものです。楽しませてもくれます。また明日は、どんなドラマがつくられるのでしょう?


8月15日

2015-08-15 | Weblog

今日は、70回目の終戦記念日です。お墓参りに行ってきました。その前に、高校野球の第一試合のTV観戦でした。

話題の清宮幸太郎くん。体つきからして、高校一年生とは思えないいい体格ですねー。そのバッティングホームも力強く、堂々たるものです。打ち返す打球も早い。バッターボックスでの表情は真剣ですが、気負いは感じられません。派手なガッツポーズもなく冷静ですねー。でも、にっこり笑った顔は幼げな16歳の少年です。偉ぶりも感じられず、良い育ち方をしているなーと感心することしきりでした。

海の向こうでは、テニスの錦織圭選手もナダルに初勝利したとか。スポーツは、本当に感動と勇気を与えてくれますねー。これも、平和な社会だからこそなんでしょう。多くの方々の犠牲の上に、今の我々の暮らしがあることを忘れてはいけないでしょう。


8月14日

2015-08-14 | Weblog

お盆の真っ只中です。今日は比較的過ごしやすい気温であります。ほのかな風にも涼が感じられ、町の蝉もツクツクボウシにすっかり代わっています。

昨夜の「プレバト」とかいうTV番組で見た又吉さんの才能に、改めて感心しました。俳句もさることながら、まさにツボにはまった絵手紙でした。相方へのメッセージに、夏の題材からカブトムシを選び、短い言葉で「動じるな」との文字を配していましたねー。絵の大きさも墨絵の如き濃淡表現も絶妙です。何たって言葉が良いではないですか?一言で、綾部さんへの思いやりが十二分に感じられます。

彼の作品はまだ読んでいないのですが、あの才能を感じたいと思いましたねー。芥川賞にも全く動じることのない又吉さんが、大きな人物に思え好感がもてました。


8月12日

2015-08-12 | Weblog

久しぶりに蝉の声が遠のいた朝です。昼ごろから雨かなーと思っていたら、早々と本格的に降ってきました。お墓の「しきみ」も潤って良かったと思うところです。

昨日は、電気使用量の検針があったようで、ポストに結果の用紙が入っていました。8月分は4500円程度です。エアコンも使ったのに…少なくない?と。

東北の大津波当初は、冷房設定は28度にしてとか、計画節電なども行われていたのに、もはや電力不足など忘れかけています。それでも、冷房は28度設定のままですし、夜は30分ほど部屋を冷やしてから、1時間タイマーの扇風機で寝ています。電力不足の不安もありません。原発の再稼働は必要ないと思います。事故した時のリスクの方が大きいではないですか?

原発が地球温暖化を食い止める手段の1つであると言っても、説得力に欠けます。もっと自然エネルギーの研究、開発に英知を注ぐべきでしょう。異常気象なるが故に、想定外の事故が起こるリスクは高い、と言えるのではないでしょうか?


8月9日

2015-08-09 | Weblog

相変わらず、朝から蝉が賑やかです。ミンミン、ゼイゼイのような音に聞こえますが、先日訪れた山の中では、鳴き声が違っていました。

杉木立の中から聞こえてくる、キーンといった甲高い鳴き声に、なんて鳥かなーと思っていると、土地の人曰く「ヒグラシ」だと。鳴き声の方に目を凝らすと、杉の幹にとまっているではないですか。小ぶりで幹の皮に似た姿でした。その小さな体から、あの高音は想像できませんでしたねー。

まっすぐ伸びた杉林に風が通り抜け、湧き水の流れる音と「蝉しぐれ」の中、平和で幸せな一時でした。70年前の今日の長崎は…と思うと…。


8月3日

2015-08-03 | Weblog

今日も暑いです。と、誰もが言っているんでしょうねー。こんな中、驚異の80歳代の方の姿に、気持ちが穏やかにはいられません。炎天下の道を午前中2回、午後も2回ほど6時近くまで歩いています。

私の普通の二足歩行で、往復30分ほどの距離です。その方は、やはり二足歩行に変わりはないのですが、1時間半程かかるようです。午後からは、少しスピードアップして1時間ほどになります。

毎日の天気予報でも、熱中症に気を付けるように言っていますねー。適切にクーラーも使うようにとも…。素直な当方は、午後からはクーラーの中で過ごしています。窓越しに、歩いているその方を見ながら、大丈夫だろうか?自分は、こんなことで良いのだろうか?とか思いつつ、無駄に時間を費やしています。そして、夏痩せるどころか、体重の増加に愕然としている次第にです。


8月1日

2015-08-01 | Weblog

蝉も朝から賑わしいこと!。今日から8月です。戦後70年回目の夏。古いアルバムを開いてみると、軍服姿の父や、もんぺ姿の母に出会えます。そして、そんな時代の空気を全く知らないで、暢気に蝉の声を聞いている自分がいます。

仕事をしている頃は、その日々の時間に追われ、過去を思いやる余裕はありませんでしたねー。仕事の不満や日常生活のままならさはあれど、日々命を脅かされる経験など、この年までしたことはありません。まさしく平和な日々を生きてきました。

写真に映る父や母の時代の人たちが、命を掛け今の日本を残してくれているのと、しみじみ思うようになりました。今、自分はこれからの日本のとる道や身近な後継者達に、何を残して伝えていかなければならないか色々考えます。黙って没してはいけないのではないか?

汗が流れると、暑さを逃れることを考えます。思い浮かぶのは、アラブの国の大避暑旅行ですが、一方では悲惨な戦闘の日々が繰り広げられているいます。命の洗濯のできる人達と、その命を危険にさらす日常を送っている人達。程度の問題があるでしょう。富と貧困のアンバランスが、最大の問題なのでは?富める人が、万人の平和な暮らしを考えてほしい。