最近のことですが。探査機ボイジャー1号が、意味不明の通信を送ってきた、という事件がありました。
今は13日時点で、データを送信するコンピューターを、別のコンピューターにさせる命令を22時間半掛けてやりとりして、修正に成功し。機体の状態や、まだ使える、粒子や磁場などの観測装置のデータを順次取得して、地球から202億キロを飛行中だそうです。
なんだ、ただの故障だったのか。オレはてっきり、異星人の仕業だと思って、小躍りして喜んでいたのに。
ボイジャー1号は現在、太陽系を離れて、恒星間空間を飛行中ということになっております。でも私は違うと思います。
飛鳥昭雄氏によると、太陽系の黄道面でなく、垂直な「上の方」を目指して、大分前に進路変更した模様です。
それはなぜか。まだ知られていない10番惑星NOXを探すためです。
これはパイオニア10号と11号からもたらされたデータに基づいています。天王星のゆらぎを探るため2機は、それぞれ黄道面を別の方向へ飛行し、太陽系深部のデータを収集していました。
それを分析した結果、10番惑星は地球の2倍の質量を持ち、黄道面に対して30度~50度、もしくは垂直に近い軌道を約1000年周期で公転していることが分かりました。今読んでいる教科書は、2016年発行のものを参照しています。
それでNASAはNOXの存在を確信し、ボイジャー1号と2号を急遽黄道面を離れ、天の北極と南極方向へ向かわせたのです。
この教科書によると1993年時点でボイジャー1号は惑星NOXに到達し、すでに衛星軌道を周回しているという。
この惑星の存在が知られると、太陽系の起源について、通説をひっくり返す可能性があるそうだ。
それはつまり、地球規模の惑星は木星の大赤斑から生まれ、木星規模の惑星は太陽から生まれた。ということに、繋がるのでしょう。きっと。
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