抱返り渓谷は、妻の記憶にないらしい。
新婚の頃に行って、オレが高所恐怖症なことがバレた場所だ。
と言っても吊り橋は大好きだ。人が多いほど揺れる。今は足元がおぼつかないので、ちょっと恥ずかしい。
行くと民謡が流れて来た。秋田おばこだった。しかも生で手踊り付き。これは外人にはうれしいでしょう。
ここの食堂の山菜そばが食べたかったのに、メニューはすべて売り切れだった。しかし屋台はまだ余裕のようだ。きのこそばを注文した。
すごい派手なメニュー表示だが、まじめに作っているようだ。残念ながら味は濃かった。駅そばと同じレベルだから、観光地としてはまあまあでしょう。きのこ汁が人気のようだった。
妻はわたあめを見つけるとまず寄っていく。「お孫さんにですかって、言われなかったか」「いいえ」(現地語で)
ちょうどダムの放流中で、水の色は濃い緑色で美しかった。