松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

北の恵み

2018-10-01 14:02:27 | 日記・エッセイ・コラム

 小坂町へ行く途中で寄った、比内道の駅で4つの物を購入した。総額たったの950円
 これが全部正解で、自分の判断の良さに酔っている。

 まず、ぶどうが目についた。キャンベルとナイアガラ。こっちではとっくに終わっている。それがあった。味見は出来なかったので、帰って来てから食べた。やや酸味が強めだったが、甘さは十分だった。かおりも良かった。車の中に香りは充満していたので、それだけに期待は大きかった。

 次にスギヒラタケがあった。危険な食べ物と烙印が押されたが、地元では産直で普通に売っている。ダシが良く出て、美味しいからしょうがない。これも帰る早々、おつゆの準備に入ったので、即投入。
 きのこ自身から旨味は感じなかったが、スープに十分出ていた。半分入れたが、具が多すぎた。まだ半分ある。

 枝豆。ブランドの秋田ほのか。これまた甘かった。しかも薄皮がうまく剥がれて、食えるのだった。殻は2層になっている。プラスティックみたいな硬いやつは食えない。その外側は味が染みておいしい。妻は、そんなに豆が取れないの、と言っていた。いや、一粒で2度、おいしいのさ。

 最後にトマト。硬めだったから、まだ食べごろじゃないのかと思った。しかし甘さが充分だった。そうか、寒暖の差が大きい分、かたいけど甘いんだ。

 2時間北へ行っただけで、季節を2度楽しめたし、北の恵みを味わった。こりゃいいわ。毎年、行くとしよう。

コメント
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