松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

生き残っていた、ばったら焼き。

2015-08-09 16:48:57 | 日記・エッセイ・コラム

 油谷これくしょんの、旧金足東小学校へ9時過ぎから行ってみた。

 懐かしの車のオーナーが続々乗りつけているところだった。

 受付を済ませた家族連れが、無料のかき氷ができるのを待っている。

 もう一方のテントは、地元の母さんたちのコーナーだ。自分が小さい頃、祖母が作ってくれた「ばったら焼き」が、のぼりを立てていた。

 あの頃の生活は、決して楽ではなかったが、だからなおさら「ばったら焼」は有り難かった。名前も現物も、しっかり生き残っていた。中身が気になりますか。

 今風に言えば、ただの「クレープ」ですよ。生地の厚さは、違いますけどね。僕らには、懐かしい味だけど、スイーツとして食べたら、がっかりすることでしょう。

 10時出発のバスを、田んぼの中の直線道路で待ち受けた。この30分は、甲子園よりは楽だったにせよ、自分には限界だった。もうこれ以上身体を焼きたくない。まだ撮影チャンスは4回あるが、棄権します。34度の気温の中では、死んでしまいます。この一枚で、コメがもらえたら、儲けもの。応募してみようか。それとも、これで資格喪失か。

 金足の振興会長が先頭に立って、動いている。母さんたちは野菜、がっこ、かき氷。父さんたちは、車の整理に。暑い中、ご苦労さんです。違った。それは、上から目線だから「お疲れさまで、ございます。」これでいいかな。

コメント
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