棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

敬老の日

2011-09-19 09:59:33 | 山郷の暮し
今日は敬老の日だったのですねーー。まだお祝いをしていただく歳ではありませんが、今日とたいきょくにある記念日が「成人の日」ではないでしょうか。
ともに世代や年齢につていあらためて意識してみよう、という時なのでしょうか。
若いときは「死」について思ってもみないことですし、ソレでいいのではないか。
死について意識しだすのは人によって異なると思いますが、それでも「オレはまだまだ」と。それは「生」への執着というより、生きている現在がアタリマエで「オレはまだまだ」だというエネルギーの働きでしょう。
もし成人式を迎える若者が「死はかならずある。それ故に・・・」と深く考えこむのもあまり健康的な精神とも思えない。

「生への執着」は死の意識から反作用的に生まれるもので、あえて精神的に追い込むことはないのでは無いでしょうか。
私も現在、肉体的に死への心配はないと思ってはいますが、ようやく精神的には「死」ということを深く考える年になってきました。だだし、生へのエネルギーの減退では断じて無い!!と頑張るのだ!!!

お釈迦様が説いたように、人の世は苦悩に満ちたもの、愛欲のしがらみに悶え苦しんでいるもの。それゆえにもとをたてば絶対境にいける。
「涅槃寂静」と涅槃の境地は理想郷と思いだしましたが、まだまだずーーーとずーーと先のことでしょう。

光の朝

2011-09-18 08:49:15 | 山郷の暮し
光り輝く朝です。真っ青な空にポカポカと暖かそうな雲がところどころに寝そべっている。
空気がこれほど透明に感じるのも久しぶりだ。透明な空間にときおり一筋・二筋のきらめきが・・。
蜘蛛の糸が通り過ぎ行く赤とんぼを追いかけるように揺らめく。
黄金色に色づいた稲穂が匂うがごとく広がり、緑色の農道に刈り入れの準備をする車が行き来する。
静かです。ざわめきが朝日に溶けてしまったように静かです。

実りの秋

2011-09-17 07:42:07 | 山郷の暮し
残暑厳しい日が続いていますが、台風15号の動きが気になりますね。
今朝は生暖かな曇空。予報によりますとこれからは曇りや雨の日になりそうです。
先の豪雨による奈良・和歌山県のせき止め湖の決壊の心配ばかりでなく、いよいよ実りの秋を迎えて農作物被害も心配。
四季折々美しい日本ですが、地震ばかりではなく風水害の被害も毎年のごとくあります。

5月にアケビの花を投稿したアケビが紫色に実り、厚い皮が開きもっちりとした中身を見せ始めました。
品のいい甘さは高級な和菓子のようですが、小さな実を噛むとこれはニガい。半端な苦さではなく「なんでこんなににがいものを・・・」
と知らない人は思ってしまう。
口いっぱいにほおばり、苦い実を一気に吹き出す。まーーそんな代物で果物とは言いかねるのですが、近頃は結構いい値で売られているのですね。
いつものごとく蛇足ですが、種を吹き出す様に中国人が「ひまわりの種や松の実」などをところかまわず吐き出すのを連想した。それも、いいねーーちゃんがペッペッ・・。


おはよう

2011-09-16 07:27:31 | 山郷の暮し
花の谷はどことなく薄緑をおびた朝日が、柔らかな明暗を創り上げています。
首筋にチョット冷気を感じる程度の、実にさわやかな空気が流れる。
潮騒のように通勤の車が流れ去ると、静けさに耳鳴りすら感じる頭部だけが、すじ雲がフワーーフワーーとある宇宙に遊離して行きそう。
もう、何も思わず万物に「おはよう」と・・・。

今日も一日 素晴らしい日でありますように・・・・

ようやくわかりました

2011-09-15 06:58:23 | 山郷の暮し
ようやくわかりました
季節が戻ってしまったような夏日が続いています。
この花の谷でも32-3度と刺すような陽射しですが、夕刻になるとスーーーと冷風が流れてきます。
夕日が入道雲をオレンジ色に染めると、モーそれだけで嬉しくなってしまう。そして・・

雅楽のことを読んでいるうちに、フット思い出した映画があった。
たしか10年以前にTVで視聴したもので、中国映画だったと・・。
さて、それからアジア映画祭だのNHKだのシネマ情報だのといろいろあたってみたが、それらしい映画は見つからない。
もともと検索は下手なのであきらめてしまったが、素直に「中国映画 お面を早替する大道芸人が主人公」と、Google検索。
出ました「この櫂に手をそえて・香港映画 1996年」
ストーリーは忘れていたのでしたが、ナントナク一人仮面劇の様が脳裏に焼き付いていたと思われる。
映画を観た当時、ある神社の祭礼で 紙をきざんだだけの仮面踊り があり、中国の伝統的なお面にびっくりしたことをおもいだした。
この映画は名作と言われる小難しいことが無いが、いい映画だったとおもう。DVDにあるのかなーー
検索中 アジア映画祭などでの、中国の秀作映画を数々思い出した。
ついてですが、もう一つ気になっていた映画を、元気のいい女(こ)がたちど頃にみつけだした。フーーー、若いもんにゃーかなわねーーー。

猫のチビくま

2011-09-14 06:42:31 | 山郷の暮し
最近ちっとも「猫のチビくま」が登場しません・・・。どうしたのですか・・と。
そうなんです。子犬のハナとなんとしても相性が悪く、次第に帰ってこなくなってしまいました。
しかし、おとなりのオタクには相変わらず「」ニヤーーー・ご飯チョウダイ」と、定期的にやってくるようです。
我が家でも、裏の方に餌を置いとくのですが、どうも食っているのはハナかもしれない。
先日、猫を飼っている近くのオタクに行きましたら「多分チビくまの子供ですよ」と、これまた真っ黒なチビがでてきた。ただしチビくまには会いませんでしたが。
「いやーー男しているんだ」と安心した次第です。

中秋の名月 9-12記

2011-09-13 07:51:31 | 山郷の暮し
鼻ったれ小僧ではなくお坊ちゃまだったころ、お母さんと白い白い月見団子を作ったことを思い出した。
夜にごちそうを食べたのか記憶にないが、お父さんは「焼き味噌」で一杯やりながら、美味くでもない「焼き味噌」をなめさせられた。
「我が家の先祖は源氏・清和天皇につながるもの」と関東の田舎豪族はみんな言っていたもので、我が家でも同じこと。
我が家のご先祖は、あの武田信玄の侵略にあい、落ち延びるときの別れ酒の肴が「焼き味噌」だったというのだが・・。
嘘か真かの詮議より、そんな家伝があるのもたのしいが、館が燃え落ちるとき、味噌蔵から「焼きおにぎり」の臭がしてきたことからいつのまにか・・・。
「焼き味噌==味噌をぬった焼きおにぎり」とは蛇足ですが、想像もつかない方も増えてきましたので・・。
またまた蛇足ですが、天気予報の解説で6年ぶりの「満月の中秋の名月」だとか???
私は9月の満月日を中秋の名月とばかり思っていましたが、旧暦の8月15日のことでネットにて中秋の名月を検索すると多少ずれているのでした。
 各地で「中秋の名月・観月会」が催されたことと思いますが、先ほど読んでいる本に「唐招提寺の観月会」が書かれていました。
境内は灯篭がともされ、講堂に灯明にほのかに盧舎那仏・千手観音などなどの仏様たちがうかびあがっている。正に天平の美極致空間でしょう。
あーーーー観たい!! ご尊顔を拝したい。
「焼き味噌」をナメナメ、心は古都の月空を駆け巡る。
写真のすすきを生けた器は「ネパールの水差し」

PC壊れたーーー 

2011-09-12 08:26:04 | 山郷の暮し
昨夜は14日のオッ月さまの夜でしたが、蒸し暑くさえありました
松本城にはお城には珍しく、朱色の欄干をめぐらせた月見台があり、当時は武士等が宴会を開いていたのでしょうか。
それにならってというわけでもないでしょうが、城内を無料開放した観月祭が企画されています。
私も物見遊山に出掛け、チョイト一杯 といけないのは残念ですがお茶をいただいてきました。

編集専門につかっているPC画面が突然真っ暗になって、もーーーどうにもならなくなってしまいました。
それでもと、ネットで検索・・いやいや、同じことがけっこうあるのですね。
だが、修理となると西も東も・単語の意味すらわからない素人の手に負えない物・・。
小生の PC 指南でもある友人に相談したくも、彼は中国にいる。
ところが、まるで察知したごとく久しぶりにメールが入る。
「修理代は宴会用にと・・」それからもーーたいへんなことになってしまったが、結局はギブアップ!!。
コリャダメダ と思った友は、なんと格安の青春切符(9月10日まで有効だった)を使わせ、遠路から元気のいい女(こ)を派遣してくれたのだ。

ご心配をおかけしました

2011-09-11 19:48:38 | 山郷の暮し

秋日の名月を楽しみながら一杯やっている最中に、三件の電話を受けました。
「スズメバチ攻略作戦 投稿後パタリとブログがストップ。もしかして逆襲にあっているのでは・・・」
と、多分にオバーな表現ですが、実にありがたいお電話でした。
PCがすこしおかしくなり、投稿どころではなかったのです。
後日お話をいたしましょう。
お顔をあわせたこともない方々と、ナントナクつながっているのだなーーー、としみじみ感じ、アルコールの漬物になりつつあるただいま、三重に見えるキーをポチポチでゴンす。

スズメバチ殲滅作戦 その3

2011-09-09 07:35:03 | 山郷の暮し
天高く馬肥える・・出揃ったススキの穂の背景は、とんぼが群れなし、いわし雲がゆっくり流れている。
残暑の陽射しの強さから逃れ、木陰に入ればヒヤーーーとする。
足元には訳のわからぬキノコが・・。アーーすっすり秋だ。
静かな黄昏。元気のいい娘さんが一杯飲みに来た。結構・ケッコウ・猫灰だらけ・・。

晩酌の後 米軍得意の夜間作戦に打って出た。
トラ・トラ・トラ 奇襲作戦は見事に成功したと思える。
翌朝(9-7)は本基地がある彫刻の周りに兵士の死体が・・・
と思うとなんとも哀れに見えるが、基地内の実態はわからない。なんといっても立体作品の体内である。
ゾットするほど、兵士が死んでいることだろう。 終わり

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本