棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

敬老の日

2011-09-19 09:59:33 | 山郷の暮し
今日は敬老の日だったのですねーー。まだお祝いをしていただく歳ではありませんが、今日とたいきょくにある記念日が「成人の日」ではないでしょうか。
ともに世代や年齢につていあらためて意識してみよう、という時なのでしょうか。
若いときは「死」について思ってもみないことですし、ソレでいいのではないか。
死について意識しだすのは人によって異なると思いますが、それでも「オレはまだまだ」と。それは「生」への執着というより、生きている現在がアタリマエで「オレはまだまだ」だというエネルギーの働きでしょう。
もし成人式を迎える若者が「死はかならずある。それ故に・・・」と深く考えこむのもあまり健康的な精神とも思えない。

「生への執着」は死の意識から反作用的に生まれるもので、あえて精神的に追い込むことはないのでは無いでしょうか。
私も現在、肉体的に死への心配はないと思ってはいますが、ようやく精神的には「死」ということを深く考える年になってきました。だだし、生へのエネルギーの減退では断じて無い!!と頑張るのだ!!!

お釈迦様が説いたように、人の世は苦悩に満ちたもの、愛欲のしがらみに悶え苦しんでいるもの。それゆえにもとをたてば絶対境にいける。
「涅槃寂静」と涅槃の境地は理想郷と思いだしましたが、まだまだずーーーとずーーと先のことでしょう。

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