棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

春雨

2011-03-21 09:19:29 | 山郷の暮し
昨日の黄色く霞んだ黄砂を洗い流す雨が静かに降っています。もう雪にはならないようにと願い、春雨じゃーー といきたいですね。
被災地では必ずしも歓迎できない雨でしょうが、雨水利用もあるのでは。
それにしても9日ぶりに助け出されたおばあちゃんと孫。イヤーー驚きました。そんなことがあるから、瓦礫だと重機でむやみにできなくなってしまいます。
悲しい中で、本当にすばらしい生命力だと感動します。

 雪で押しつぶされた枯れ草を押し分け、ミニ水仙が咲いていました。そっくり堀あげ鉢に移しました。
犬サフランもいつもの場所にゾクッと咲き、春は我が花畑にも訪れていました。
ねぼけ狸も出没

腹が立つ

2011-03-19 08:37:42 | チョット一言
東京都知事・石原新太郎がこのたびの大震災に『天罰」だといいました。
揚げ足を取るわけでは在りませんが「ふざけるなーー」と血圧があがってしまった。
 16日に投稿した源 実朝ーー時により過ぎれば民の嘆きなり 八大竜王 雨やめさせたまえ の天に向かっての叫びの片鱗も無い。時代は違い、今よりももっともっと天変に神々に畏敬し恐れた時代。
それでも「八大大王止めろ」と必死で祈っている。毅然と天に神に叫んでいる。
石原新太郎は、芸術家でもなく、だだ富める、右上がり日本時代の時の寵児て・為政者の驕り(おごり)を観るばかりだ。
 さらに、株価が下がってしまうのはわかるが、なぜ円高になるのだ???。
未曾有の大災害で大もうけをする。また出来るのか・・さっぱりわからないが、まさに火事場の泥棒であり焼け太りだ。
腹が立ち血圧が上がってしまうが、どうにもならないことなのだろうか。
火事場泥棒の拝金亡者は、救援の発想も無いのだろう。イヤ、大もうけした分をドーーーンと寄付をするかもしれない。
残念ながらもう一つつけくわえよう。
被災地に窃盗が横行しているようだ。止めろといっても、そお云う連中は耳を傾けない。だからやってしまうのだが・・。
腹が立つーー石原新太郎も同じレベルだ。
日本中がタイガーマスクになっているのに・・。

がんばろう日本

2011-03-17 09:34:35 | 山郷の暮し
3-12以降、早朝から我が家の空はバリバリと賑やかになっていたが、今朝は静かになった。松本駐屯地から仙台駐屯地に向かう自衛隊のヘリだ。
以前に自衛隊関係者から聞いたことがあったが、我が家の空あたりが定期空路になっているらしい。
いつもだったら「朝っぱらから、ウルヘーーー」となってしまうが、このたびは「ご苦労様。よろしくお願いします」と。
目の前の国道254 を自衛隊車両が連なっていかないところをみると、長野周りの高速道路を行っているのであろう。

11日以来始めて通常の買出しに行っておどろいた。
商品棚がカラーーンとしている。魚介類の入荷不足はわかるが、即席食品やうどん・ラーメンなども無い。
店員の方は、買いだめをしないかぎり品物が不足することは無いと。
その証拠になるかは別として、弁当はしっかりとあった。

八大竜王雨やめたまへ

2011-03-16 08:24:28 | 山郷の暮し
八大竜王雨やめたまへ
時により過ぎれば民のなげきなり八大竜王雨やめたまへ 
源 実朝 の血吐くような叫びです。

聖職者や吾人や賢者もどきではなく、鎌倉時代の為政者のすざましい気魄に圧倒される。
余震が続き、寒さも厳しくなるという。
行政も被災者も救援者も、何も出来ないでいる我々も「天よ、もういいのではないか。止めたまえ」と・・。
もし、天に祈りが通じるならば、みんなで祈ろう。一人ひとり、冷静に判断した行動をしよう。
気になるのは、ネット社会の情報の速さが、思いつき、感じたままの流言飛語に近い投稿だ。
昨日行き会った若者が「NHKは嘘ばかりだ。現場の様子はXXサイトが面白いです」と。その多くが、若い人たちと思え、その広がりも早い。報道が全て正しいとはいえまいが、政府がそれなりに確りとした報道機関を注意してほしい、との見解は正しいとおもう。
私は若い者にそお伝えた。

文化に根ざした規律

2011-03-15 08:24:33 | 山郷の暮し
海外の災害などで必ずと言っていいほど起きてしまう、略奪や暴力的行為が日本には無い。
被災地ばかりでなく、交通機関とうも混乱はしていても、火事場どろぼう的なことはないようだ。
CNNネットニュースによると、海外の学者たちが、驚嘆の念をもって「文化に根ざした規律」だと称えている。この日本人の共同意識は、復興にも必ず生きてくる。
 
話は変わるが友人から長い電話があった。
日本には過疎化した地域には、たくさんの空き家がある。被災され、家を失った方々にこれらの空き家を利用できないだろうか。
なんとか、行政に働きをかけたいと思うが、協力してもらえないか。というようなことだった。
協力に依存は無いが、MPOの立ち上げとなると、まるっきりわからない。
まずは草案作りであろうが、正直今の私には荷が重い。

悲痛な叫び

2011-03-14 08:43:50 | 山郷の暮し
久しぶりに氷が張っていない朝です。
被災地は寒いうえに空腹で、ますます生気を消失されていることでしょう。
救援隊の皆様、お疲れのことでしょうが、お願いします。
まず、私に出来ることは、晩酌の一部でも寄付をすることです。

TVスイッチを入れるたびに、なんども視聴した映像でありながら、わーーとかウォーーとしか・・・。
被災者のインタビュー一つ一つに胸がつぶれる思いがしますが、今思い浮かぶのは少女の叫びです。
「おかーーさん オカーサン みんなみんな居なくなっちゃった」

主婦は「生きていることが良かったのか・・・。今は納得のいく答えを得ていません・・」

仙台市内に住む友よ、落ち着いた時期を見計らってメールをするつもりです。

大地震

2011-03-13 08:58:36 | 山郷の暮し
人がゴミになる。
家々がゴミになる。学校が工場が、ショッピングセンターがゴミになる。
車が列車が漁船が、大型船がごみになる。
畑が田んぼが、村が街が海がゴミ捨て場になってしまった。

新聞の放送番組欄で NHK欄は真っ白になっている。

3-12 超大地震・大津波

2011-03-12 09:33:15 | 山郷の暮し
大地震の起こることは予測されていたとはいえ、大変なことになってしまいました。
昨日の大地震のあった三時ころはスケッチをしていて、まったく気がつかなかった。
帰宅すれば、つけっぱなしのラジオから「10mになる大津波注意報」を盛んに報じている。あまりにも大きいのでかえってピントこずにいたが、はんぱな騒ぎではない。
TVをつけると、どっと押し寄せてくる大津波の実況中継。それからTVに釘付けになってしまった。 
 私にも仙台市で暮らす友人が居るが、電話をするのはよした。現地では、多忙でわずらわしいだろうし、混乱させてもいけない。
 今日あけやらぬ4時ころに目が覚め、トイレにいこうとすると弱くぐらぐらと。
さらに5時ごろに再びゆれる。甲府の友人からTL。TVの報道で心配になったと。なぜなら、甲府では昨日はかなりゆれを感じたという。ついでながら、娘が上京しており、避難所で夜をあかしたという。
 早々にTVを。壊滅的な光景だ。何万人かの震災者は、暗闇で酷寒、空腹、トイレなど、想像を超えた辛苦を味わったことだろう
幸い今日は天候もよさそうだが、状況はにわかによくなるわけでもなし・・。
停電では他の状況もつかめず、一層不安なことだろう。
 
 国会議員の諸君よ。権力争いをしている場合ではない。足を引っ張っている場合ではない。現政権とともに、与野党一丸となってこの難局にあたってほしい。

4-雑事からの休暇

2011-03-11 09:22:53 | 山郷の暮し
昨日からの続き
成果は一日にして成らないが、それなりの評価を得てくるといろいろな肩書き仕事がふえてくる。よくあるものが####会会長だの顧問・スポンサーの意向などなどに忙殺され、本来の仕事がおろそかになる。
天才の仲間入りできるか否かは、そおいう雑事にのめりこんでゆくか(経済的にも)、あっさりと捨てさるか・・・。
そお云うものから開放されるには、一時は権威から干される時間が肝要で、後になって見ればその時間は神が与えてくれたかのような日々と昇華する。著者はそれを「雑事からの休暇」と称している。
また、天才といわれる人たちは本業以外に、集中力がたかい要素として趣味として音楽や絵画または運動があり、机や、研究室にへばりついていただけでは、精神衛生上にもよくない。豊かな精神が偉大な仕事をなすことだと分析をしている。
天才が生まれつきのもとというならば、どうにもならないが、豊かな精神力がものを言うとなれば、俺もこれからナントカならねーかなー。
ああ、その前に晩酌タイムもおしんで、お絵かきをしなきゃあいけねーかなーー。今からジャー遅い。

3-面白い本「天才の時間」

2011-03-10 09:14:36 | 山郷の暮し
図書館で見つけた竹内薫『天才の時間」 ずらりと並んだ書籍の中からこれを手にしたのは、著者を知っていたわけでもない。
題名の面白さと、宮沢賢治がのっていたからだ。ただそれだけだ。
では、著者は天才の共通点を『余暇の時間』を持った人たちだというのだ。
天賦の才に恵まれ、寸暇をおしんで研究・実行したかもしれないが、天才の遺伝子などみつかっていないし、一般人と全く異なる人種だともいっていない。当たり前ではあるが、普通の習得では天才的な仕事はできないが・・。
「余暇の時間」が天才への道ならば、私などとっくに天才人の仲間入りだが・・・。
そおだ余暇と暇っつぶしとはまるっきり違う。なにか多忙なことがあっての余暇だ。
私のはただただ怠惰と怠け者時間だった。
では、著者のいう「雑事からの休暇」とは・・・。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本