棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

69-珍訳源氏-親子ドンブリ

2009-08-28 07:48:10 | 物語・絵本・童話
源氏殿は姫を入内させることによって、己の恋の虫を殺そうと段取りをしていました。そおです、源氏殿も28歳でなおかつ父親でもあったのですから、欲望だけでの火遊びはならないと・・。
まーー少しお考えください。もと自分の彼女の子供に思いを寄せてしまう、下世話で申します「親子ドンブリ」。貴族の私がそんなことをよく知っているとお思いですね。以前にお話をしたように、私は下下の巷に遊び歩いた経験があるのです。

そんなおり、退位した朱雀帝はになられ、本当は源氏殿の子供である冷泉帝は、フット元斎宮の姫を思い出し、参るようにおおせになりました。
これはまずいと源氏殿は、藤壺の尼宮と相談の上、はやく入内させることにしました。
私の娘が弘徽殿(こきでんの女御)として上がっていました。次期皇后の第一候補です。
源氏殿とはしだいに権力の座を争うようになっていきました。


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