棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

84-珍訳源氏-乙女の巻

2009-09-13 08:56:50 | 物語・絵本・童話
この二の姫と、源氏殿の実子夕霧の若君とは、伯母の大宮の手で姉弟のように育てられのが、いつしか愛し合っていたのです。
私としたことが、うかつでした、いつまでも子供(若君12歳・姫14歳)だと思っていた。愚かだった。
女に手の早いのは源氏の血筋みたいなもの、今まで共に遊んできたのに、我が姫のこととなると盲目になってしまった。うかつでした、計画はすべておじゃんになってしまったのです。(処女でないと絶対に帝の正室-皇后 になれなかった)
二の姫-雲居の雁は即刻、目の届く我が屋敷に引き取りました。
いつまでも 子供と思うな 我が娘   おそまつさま


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