棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

秋の夜長

2012-11-08 09:19:53 | 山郷の暮し
今日は気温も上がりそうですね。またまたてんとう虫が群れなして飛び交うことでしょう。

5時ころになるとうす暗くなり、赤提灯の火が冴えだして来ます。
真夏の同じ時刻は日が照るなか冷たいビールをグイッ!ってことですが、これからは焼き鳥の煙を浴びながらの一杯もたまらない。
とはいっても、最近は煙が噴出しているところは嫌われ、なにやらオシャレぽい雰囲気で焼き鳥を・・・。
TV映像によると若き女性たちが焼き鳥でイッパイらしいが、私の行く店は油のしみたカウンターで、見も知らぬ人といつしか酌み交わす。
そんな店が至る所にありましたが、ソンナ光景はおろか、焼き鳥やそのものが少なくなってしまった。
日本酒などはコップの受け皿にこぼれ落ちていないと「けちな親じだ」となってしまう。
名人芸に近い酒の注ぎ方に「モ一杯!!」となったものだが、いまはナントナク味っ気がない店ばかりだ。

アレ!!なんだかグチッポクなってしまいましたが、
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」まさに今の時候で、パレットのような色彩才豊かな柿の葉が敷かれた庭です。
蛇足ですが、この句は正岡子規ですが、元ネタは親友の夏目漱石だったと何かの本で読んだ記憶があります。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本