岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

タッチキックとラインアウトの位置

2010年03月20日 | ルール
皆知っていると思いますが、タッチキックとラインアウトの位置です。

まず、ボールがワンバウンド以上バウンドして外に出た場合は、キックした位置がどこであろうと、出た位置で相手ラインアウト(相手ボール)になります。


ここから下は、キックしたボールが直接出た場合です。

22mラインの外側でキックしたボールが、直接外に出た場合は、キックした位置で、相手ラインアウト。


22mラインの内側でキックしたボールが、直接外に出た場合は、ボールが出た位置で、相手ラインアウト。


最後に、これがわかっていれば完璧です。

22mラインの外側でキャッチしたボールを、22mの内側に持ち込んでからキックしたボールが、直接外に出た場合は、キックした位置で相手ラインアウト。

モール・ラックへの参加

2010年03月18日 | ルール


○モール・ラックのオフサイドライン
 ・モールに参加しているプレーヤーの最後尾を通り、ゴールラインに平行したライン
 ・モールには、オフサイドラインの後方から参加しなければならない。

上の絵で、

①は正しい
 ・オフサイドラインの後ろ(最後尾のプレーヤーの足のラインより後ろ)まで戻って、最後尾のプレーヤーに並んで参加している。

②はオフサイド
 ・オフサイドラインの後ろから参加しているが、最後尾のプレーヤーより前方に参加している。

楽しもう!!

2010年03月17日 | 練習や試合の心構え

先日のブログで日曜日の練習の感想を色々書きました。

コーチが一番言いたいのは、「ラグビーを楽しもう」ということです。

別の中学の生徒や、高校生、さらにはスクールでなければまず会うことも無かっただろうオジサンたちとの出会い、さらには県外の中学生や大人たちとの交流、これらはスクールとしての活動でないとなかなか経験できない、学校の部活動ではなかなか味わえないことだと思います。

中学生の皆は、ラグビーそのものはもちろん、このような出会いを是非楽しんでほしいと思います。

ラグビーを楽しむ、そのことがきっと、声が出たり、仲間のことをお互いに認め、助け合い、サポートすることにもつながっていくと思います。


日曜日の写真の続きです。











3月14日(日)の練習①

2010年03月14日 | 練習日記
昨日の美作合同練習から帰ったのは午後10時30分を過ぎており、今朝の9時からの練習は結構きつかったと思いますが、10人が参加して練習しました。

また、今日はスクールOBが3人練習に参加してくれました。
 杉本君は三菱自動車水島ラグビー部所属(1年目)です。
 平山君(尾道高校3年)、小山君(関西高校3年)はともに龍谷大学に進んでラグビーを 続けます。


さて、その中で、今日のスクール生はどうだったかというと、はっきり言って???×××でした。

とにかく、AT・DF形式になると、元気がない、声が出ない、楽しそうに見えないといった状態で、先輩がせっかく来てくれているのに、コーチとすると非常に残念でした。

確かに、こういう形式の練習に慣れていないこともあるとは思います。しかし、まずパスアウトとともに声をかけあって前に出る、タックルはしなくてもタックルポイントまでは入り相手をつかまえようとする、ポイントができたらお互い声をかけあい次のディフェンスに集中する、このような姿勢が無ければただ時間が過ぎるだけの練習です。(ラグビーではなく踊りです)

今のラグビーはアタック優位ですから、DFはお互い声をかけあいながら、粘り強く、何度でも繰り返し、相手のミスを誘ったり、ターンオーバーをねらいます。この時に、お互いの声かけ(声を出せる場所にいる人が誰でも声を出す)が無ければ、3次ディフェンスでも、バラバラになってしまいます。
1次ディフェンス(セットプレー)はできて当然です。問題は、1次と同じまとまったディフェンスをどれだけ続けられるかです。

実際に今日の練習では、3次ディフェンスでは、出足はバラバラ、ポジショニングもオフサイドだらけと、本当に良い所は無かったです。

コーチは、相手をつけた練習がなかなかできないことをいつも気にしています。それなのに、せっかくキッチリと動いてくれる相手がいる時にこの状況では、はっきり言って頭を抱えてしまいます。

ラグビーは自分が好き勝手にやればよいスポーツではありません。今日のAT・DF形式の練習で、DFの際に一番忠実にやっていたのは、2年生の高○です。
何となく元気がない時に、誰かが声を出して賑やかに引っ張る。これもチームプレーでは大事ですし、試合の入りでは大切なことです。
だまっていては気後れするだけです。
3年生は本当に真剣に、まじめに考えてください。

20日の練習や21日の試合を期待しています。

※なお、今日の練習で「詰めのディフェンス」のやり方を少し変えました。(オーソドックスな形に戻しました)
  ・フルバックが入ってきたとき、ウイングの選手も内側の選手にタックルする。(詰める)
  ・その時は、相手のウイングが余るが、まず味方のフルバックが上がる。あわせて、スタンドオフもウイングにタックルする。(フルバックが上がったら、フルバックの位置が空になるので、ブラインドウイングがフルバックの位置をカバーする)

うれしいこともありました。昨日から参加したヤマ○君が、正式にスクールに入るそうです。今日もすべての練習に参加していましたが、2日目でこれだけできれば◎です。
今年の大屋がほぼ3年生からはじめてバックスの中国選抜に入りましたが、ヤマ○君は体の大きさと基礎体力があり、相当期待できます。

今日の練習のスナップ写真です。















 





ナイター練習

2010年03月14日 | 練習日記
3月13日(土)は美作スクールのナイター練習(美作ラグビー場)でした。
人工芝のナイターで大変気持ちよく練習できました。

岡山スクールから9人、美作スクールから3人が参加し、岡山スクールの体験者が1人(身長177cm)、FWで一緒に練習しました。(是非一緒に続けよう)

また、津山工業に進学する杉本君が練習を手伝ってくれました。

色々な練習をしましたが、岡山、美作の連携も含めて、特に思い出しておいてほしい点は次のとおりです。
 ①ラインアウト
   サイン一通り
 ②バックスディフェンス
   ハーフ位置の選手の出方、SOの出方とカバーリング
   詰めのディフェンス(誰まで詰めるか)、ループの時は?、ウイングの相手の抑え方

帰りには、皆で、「美作鷺温泉」に行きました。

もう少し暖かくなると、ナイター練習は最高です。是非また参加したいと思います。













本格スタート

2010年03月12日 | 練習日記
試験期間も終わり、明日の美作合同練習、来週の関大一中、次の週の関西スクール大会と、いよいよチームとしての活動も本格化します。

このブログでも、今日から、これまでの2年生、1年生は、それぞれ3年生、2年生と呼びます。

前から言っているように、チームの一つの目標は関西大会予選の4月29日です。
ここまでの1ヶ月半、是非全員で盛り上げて、突っ走りたいものです。

さて前にも書きましたが、今年のチームは3年生が多く、それをサポートする2年生も、結構多彩なメンバーがそろっており、コーチとしては、岡山スクールとしても、また岡山選抜としても、勝てるチームになれると結構期待しています。

そのためには何が必要か?
それは、まず、3年生がキッチリと自分の役割を果たすことです。
部活動や塾等もあり、練習や試合に出られない時も当然あると思います。
ただ、出られる時でも休んだり、練習に出ても手を抜いたりしていないか?
それを自分自身に問いかけながら、是非、2年生に見本を示してほしいと思います。
そうでないと、2年生は絶対に3年生のためについて来ません。

さて2年生です。
岡山スクールや岡山選抜として考えても、2年生がいなければチームは成り立ちません。つまり、チームの勝敗を左右するのは2年生です。
2年生は3年生ほどは勝敗に対する意識はないかもしれません。
ただ、2年生の時に3年生を支えなければ、自分が3年生になった時には、結局下の学年から支えてもらえず、決していい思いはできません。

色々書きましたが、3年生と2年生がそれぞれの立場で役割を果たすこと。それが強いチームの伝統です。適当にやっているチームは、結局、いつまでたっても適当なチームです。

中学生の皆は、これから本格的にシーズンが始まるにあたり、自分がラグビーが好きだということをもう一度思い起こし、中学ラグビーで何を目指すか、もう一度考え是非頑張ってほしいと思います。

なお、関大一中、関西スクール大会に、今は都合がつかなくて「欠席」と連絡している人も、都合がつくようになった場合は、いつ連絡をくれてもいいので、出席してください。

※(追伸)
 これまでは土日は毎回練習を行なっていましたが、5月からは、とりあえず月1回程度、土曜日の休みの日を事前に決めたいと思います。
 

フォワード

2010年03月10日 | 練習日記
前回の練習に参加したフォワードです。
この4人に、この日は欠席の3人を加えた7人が、岡山ジュニアスクールを支えるフォワードです。
昔から「ラグビーはフォワードから」と言われていますが、ジュニアも一緒です。

バックスのサポート、ボールの争奪戦、停滞した状態からの突破など、フォワードの頑張りがチームを支えます。

泥臭い、痛い練習も多いですが、プライドを持って進もう。








3月21日(日)

2010年03月09日 | (旧)中学生・保護者へ連絡事項
久しぶりに週末の土日のラグビーがありませんでした。

中学生の皆は、勉強、部活、遊びと、有意義に過ごしたことと思います。

さて、3月21日(日)の関大一中の予定は以下のようになりました。

 キックオフ 14時

 相 手   関大一中と、茨木の中学校と3すくみで試合をします。
       各チームとも2試合です。

 出発時間等は後日連絡があると思います。

 当日は美作スクールも3~4名参加する予定です。 
 4月29日の予選に向けて、岡山と美作であわせる数少ない試合の一つです。
 
 27・28日の関西スクール大会と連続になりますが、一人でも多く参加してください。

ナイター練習(13日)

2010年03月06日 | (旧)中学生・保護者へ連絡事項
3月13日(土)の練習ですが、美作ラグビー場でナイター練習をします。

題府母さんより連絡を回してもらいましたが、一部(時間)変更となりましたので、とりあえずブログにアップします。

○美作ナイター練習 
 
 ・日時  3月13日(土) 午後5時~午後8時
 
 ・場所  美作ラグビー場    
   ※午後5時~6時までは土のグラウンド、午後6時~8時までが人工芝です。
 
 ・現地への交通手段は車になります。
   各自の車、乗り合わせ(コーチの車も含む)等、調整お願いします。
 
 ※期末試験も終わっていると思いますし、いつもと違った雰囲気の練習で、結構楽しいと思います。
  また、美作スクールの中学生はいつも時間をかけて岡山まで来てくれており、こういう時こそ、岡山の皆で美作に行こう。これが仲間というものです。
 
 ※希望者が多ければ、帰りに30分ほど寄り道という案もあります。

(追伸)
 14日(日)の練習は、当然予定通り行ないます。     

参加を!!(関西スクール大会)

2010年03月05日 | (旧)中学生・保護者へ連絡事項
3月27、28日の関西スクール大会(淡路島)の連絡事項が、関西協会から送られてきました。

読んでもらえばわかると思いますが、試合は原則として4名以上の交代が必要です。
ということは、原則、各試合毎に最低16名は試合に出る人数が必要です。

さらに、本当ならば、ボールボーイ等も必要となります。

現在参加人数の確認を、題○母さんにお願いしていますが、公式戦に申し込んでおいて万が一人数が足りないということにでもなれば、岡山として信用を一気に無くし、本当に恥ずかしいことになります。

ただ、当日は美作スクールがどうしても都合がつかず、美作スクールからの参加は1名程度と聞いています。

どうしても参加できない理由がある場合は仕方ありませんが、岡山ジュニアスクールの中学生の皆は、必ず全員参加するようにしてください。

※美作スクールの中学生も、一日でも参加できるならば、是非お願いします。



【大会参加上の注意および連絡事項】

・本大会は平成21年度ジュニア・ラグビーの競技規則に基づき行います。
・試合時間は前・後半15分ハーフ、両日とも2試合を予定しています。
・参加チームはレフリー(有資格者最低1名)の準備をお願いします。また当該ゲームのタッチジャッジ1名、メディカル担当(控え選手不可)の準備もお願いします。
・シンビンは3分間の一時退出とします。
・当日のメンバー表は前のゲームのハーフタイムまでに2部提出してください。
(第1試合は開始20分前)
・ 選手入れ替えについては必ず第三タッチジャッジに申し入れ、レフリーの指示に従い
  フィールド内に入ること。(原則、4名以上の交替を行ってください。参加人数の都合で  交替人数が不足する場合はメンバー表提出時に本部にご連絡ください。交替人数の上限  は定めません。)
・ 出血がともなわなくても、ドクターの治療を要する場合は、一時交代を認めます。
・ 選手の服装については日本協会からの通達どうり正しい服装でゲームに参加して下さい。
・マウスガードの装着を義務化しています。装着していない選手は出場できません。
・ゲーム前のアップは、指定された場所を使用してください。
・ドレスチェックは前のゲームのハーフタイム時に行います。
  同時にスクラムについても確認を行いますのでヘッドキャップとマウスガード(未装着は試合に出場できない)を持参の事。またトスも同時に済せて下さい。(第1試合は開始20分前)
・チーム受付時に指導者用I・Dカードを1チーム3枚(指導者3名分、メディカルはビブス着用)お渡しします。I・Dカードを付けていない指導者は競技場内へは入れません。
・選手・指導者(メディカルを含む4名以内)以外は競技場内に立ち入らないで下さい。 また、選手、指導者共、競技場内にはスパイクで入場してください。
・試合中は指導者(メディカルを含む4名以内)・リザーブ選手・給水係共、ベンチエリア内で待機して下さい。また、試合終了後は速やかに移動して下さい。
・ メディカル担当者1名・給水担当者2名(共にビブス着用)のみフィールド内に立ち入りを認めます。 (ビブスはゲーム開始前、大会本部でお渡しいたします。)
・ボール担当(ボールボーイ)は各チーム、それぞれ2名づつお願いします。(ゲーム開始前に本部に集合)
・キックティーは各チームで準備してください。
・試合中に発生した負傷等の医療費その他の経費は当該チームの負担とする。
・ 車両駐車は、駐車場にお願いします。路上駐車は絶対しないで下さい。
・ 喫煙は所定の場所でお願いします。 ゴミは各チームで責任をもって持ち帰り下さい。
・ ラグビー場(野球場・クラブハウス等)以外は立ち入らないで下さい。
・ バスで来場されるチームは事前に台数、時間等連絡下さい。

合同Bチーム チャレンジ枠で出場決定 

2010年03月04日 | その他の日記(ひと言)

倉敷工業・鴨方・興譲館・倉敷南の「岡山県合同チームB」がチャレンジ枠(実行委員会推薦)で、第11回 全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」に出場が決まりました。

推薦枠とはいえ、岡山県から初めての出場だと思います。
出場するからには、是非「勝利」にこだわってほしいと思います。

合同チームについては、人により色々な考えがあると思いますが、ジュニアのコーチとしては、合同チームの活躍の場が拡がることは、中学生の進路が拡がることでもあり、大変よいことだと思います。

岡山県の高校の場合、単独チーム自体が少ない上に、中国地方でも鳥取県以外には大きく置いていかれています。
また、県立普通科高校が3年の花園を目指した活動をする状況ではありません。
これでは、ミニ(小学校)でラグビーをしてジュニアで続けようとか、新しく中学生になって始めようと思っても、保護者を含めて迷ってしまうことも多いと思います。
また、中学生が県外の高校を目指すことが、選択肢の一つになることも当然です。

しかし、春の選抜予選は合同チームで出場でき、岡山県ならば合同チームで勝ち抜くことも十分可能である状況は、中学生にとっては結構大きな意味があります。

色々な高校に進学したスクール生が、勉強とラグビーを両立しながら、合同チームとして結集し県予選を勝ち抜く。このようなことも期待できると思います。

※もちろん単独チームを否定しているのではありません。

以下は、日本協会のホームページからです。

全国高等学校選抜大会では、昨年度の10回大会より、合同チームでの参加も認めた。よって、県の新人大会より合同チームで参加している県もある。

合同チームB (岡山県:倉敷工業・鴨方・興譲館・倉敷南) 初出場

 倉敷工業高校を中心として岡山県西部地区の少人数校を取りまとめた合同チームである。倉敷工業高校は昭和61年度の花園大会に出場して以来、全国大会出場は無いが、常に岡山県のトップグループの実力を維持してきた。2年前の岡山県新人大会を制して以来、連続して決勝の場に進出したが、今回は当初部員数不足のため合同で参加。しかしあと一歩で岡山県を制する力や中国ブロック予選では全国大会出場経験のある萩商工からトライをあげる力を有する。


4対4

2010年03月04日 | 技術
4対4(+ハーフ)でアタックとディフェンスに分かれた練習を集中的にやってます。

このような練習をやりながら、アタック側、ディフェンス側それぞれが力をつけると、チーム全体の力が高まります。
外から見ていて、「あたりが激しく低くなった」「サポートが早くなった」「ディフェンスが前によく出る」「ディフェンスのコンタクトが激しくなった」等々思えるようになることが、広島をはじめとした強い相手に勝つために、最低限必要なことだと思っています。

○動き方のポイント
(アタック)
 ・声のかけあい
 ・2人で左右に分かれた時でも、1人がパスを受けた方向に、もう一人は必ずフォロー&サポート(絶対に孤立させない)
 ・コンタクトは激しく
 ・2人目は、オフロードを常に意識
(ディフェンス)
 ・オフサイドラインを常に意識
 ・ノミネート&前に出る
 ・対面のアタックの選手が反対側に走った時の素早い反応
 ・コンタクトは激しく
 ・一発目はハンドダミーで受けるが、空いた腕で相手を必ずつかんで押し込む。(一発あたるだけでは試合の役に立たない)


藤○、もう1歩、出○を乗り越えて楢○を押し込まなければいけない。






吉○のナイスディフェンスです。
一発目はハンドダミーで激しく受け(危険防止です)、相手にからんでいます。
このようなディフェンスを皆ができれば、この練習の効果は飛躍的に高まります。


山○のディフェンスです。上の吉○のディフェンスと比べると、次の点が違います。
・ハンドダミーを持った手の方の足(右足)の踏み込み。
・自分の体の正面で相手を止めていない。
山○だけでなく、下級生はほとんどこんな感じです。もっとディフェンスの激しさを意識しよう。




さすがに上級生になると、踏み込む意識は持っています。(矢○)
後は、ドンドン激しく!!です。