岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

中学生へ宿題

2010年03月30日 | ビデオ連続画像
関大一中での試合です。

今回は、コーチのコメントは何も書いていません。

さて、中学生の皆なら、どういうコメントを書きますか???

バックス、フォワード色々考えてみてください。

コーチのコメントは後で書きます。


コメントを書いてみました。(4月1日)



パスを受ける姿勢が棒立ちなのは、撮影のタイミングかもしれませんが、決していい姿勢ではありません。

相手のタックラーは、非常に能力の高い選手ではありました。
ただ、バックスが内に入る場合は、相手DFの数も多く、それなりのコンタクトの強さや、味方にボールをつなぐ意識が必要です。
普通は、相手のタックルラインはゲインラインより味方寄りになるので、単純にあたっただけでは、味方FWは下がってサポートすることになり力が出にくいです。

なお、右効きの多い日本人、特に中学生くらいの世代では、左のタックルが苦手な子が多いと言われています。このようなことも頭に入れておくとよいと思います。


コンタクトの際に相手のタックルを受けてしまっており、相手の裏に出よう、FWにつなごうと行った気持ちは感じられません。1対1で負けています。

なお、外側の味方の前は結構スペースがあり、すぐにパスという判断もあったと思います。


タックラ-にかちあげられましたが、相手タックルが低ければ逆にボールが自由であり、オフロードの意識や両手でのボールコントロール、サポートの声があれば、ボールをつなぐこともできたと思います。


この段階では、味方のフォローは結構たくさんいます。


味方の1人目はボールを拾う判断をしました。
相手との距離も遠いので、この判断も有りだとは思います。
ただ、ここで2点あります。
ボールを拾う姿勢が高く、また手だけになっており、すぐにボールを確保できていないこと。
さらに、素晴らしいのは相手タックラーが起き上がる早さです。起きてすぐに、ボールを拾おうとしている岡山の選手に仕掛けています。(是非見本にしてください)


相手タックラーの起き上がりや仕掛けが早かったため、姿勢の高かった岡山の選手が、後の選手の邪魔になり、岡山の選手全員の姿勢が高くなり、また前に足をかけていません。


そのため、人数が少ないけれど姿勢の低い相手に、簡単に押し込まれてしまい、ボールをとられました。

やはり、1人目のFWは、まずはボールの上をしっかり通ってスイープする方が望ましいと思います。





バックスのサポート

2010年03月30日 | ビデオ連続画像
関大一中での場面です。

ファーストタックルがよくても、サポートが悪ければそれを活かせないことがわかると思います。
強い相手、大きな相手に勝つためには、「集散の早さ」「低さ」「鋭さ」が必要です。


相手が横走りしているのを追い込んでタックルしています。


タックラーの後ろに3人の選手がおり、ターンオーバーの絶好のチャンスです。


この写真では、なぜか3人とも姿勢が立ってしまっています。(スピードも緩めています)
ターンオーバーのチャンスを活かそうとする動き・意識が感じられません。


岡山の一人はボールに絡みに行っています。一方2人は見ています。
それに対して相手は、低く味方を乗り越えようとする動きが見られます。


岡山の選手は味方を乗り越えようとする動きが見られません。(受けてしまっています)
また、岡山の向かって一番右側の選手は、相手が押し込んだ横から入っており、たぶんオフサイドです。


岡山のFWも集まりましたが、相手と比べると姿勢が高いです。


なぜか岡山にボールが出ましたが、やはり反則をとられました。
前の写真のオフサイドか、あるいは、これだけ押し込まれると、手を使わないとボールは出ません。