岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

関西スクール大会 反省点など

2010年03月31日 | 試合(H22チーム)
大○コーチから、1日目の夜のミーティングでの意見と、2日目の試合の感想が送られてきました。

ミーティングの意見は参加者は当然聞いていますが、数日たったので、もう一度思い起こしてみて下さい。

●1日目のミーティング

1)試合の反省点

①題○がゲインラインをきった時の矢○のつきおくれを感じる。
  原因としては、矢○が顔だしが遅れている(判断遅れ)、パスの声かけができない、題○の球離れが悪い、周囲がまだ見えていないといったことが考えられる。

 いずれにしても、題○の縦突破の場合に、ポイントになる事はもちろん必要だが、外に展開する意識も必要である。
  ・相手の裏に出た場合は、相手の外側の選手の背中の後ろを走る。(一番DFが来にくい)
  ・トップスピードで上がってくる味方の外側の選手(矢○など)にパス。 

②KOの際の、周囲の声かけができていない。

③ペナルティの際のプレイの選択が遅い。(相手のノット10mを生かせていない)

④犬○が縦突破で孤立してジャッカルされたり、ジャッカルまではされなくても相手に絡まれたプレーがある。
  ・犬○自身のボディコントロール、近くの選手がサポートに入る意識が必要。

⑤前半終了間際、自陣ゴール前、題○の縦突破で絡まれて相手ボールになり、そこから相手にトライを許した。
 勝敗を意識した試合では、残り時間を考えたプレイの選択も重要。

⑥相手に合わせ過ぎ。もっと激しいプレーを15分間持続できるように。

⑦ノットロールアウェイの反則がが多すぎる。タックルしたらすぐに起きること。

⑧ラックやモールで入る姿勢が高すぎる。もっと低い姿勢で入るように。
  ・姿勢が高いために、相手より早くポイントに行っていても押し返されている。
  ・足をかいていない。
  ・1人目が姿勢が高いと、後の味方も低く入れない。

⑨声かけができていない。「あまった」という声も出ていない。

2)コーチのその他の話

・関西大会中国予選については、山口が打倒岡山を合言葉に必死に練習しているとのこと。
・岡山も、もし山口に敗れたら関西大会は無いものという覚悟が必要である。
・関西大会に出場したいのならば、4月の8回の練習にもっと真剣に取り組む必要がある。
・これからの1ヶ月間、後悔しないように、力一杯取り組もう。

3)ルール講習

・ノットロールアウェイ、オーバーザトップ、オフサイドなどについて、鬼○塚コーチの指摘を受けた。

●2日目の試合の感想

1)第1試合

・最初に相手に簡単にトライを許す最悪の立ち上がり。
 ファーストスクラムのマイボールを相手に奪われ自陣に釘づけ。
・最悪の展開となるが、何とか後半盛り返しロスタイムで同点トライ。ゴールで逆転。
・試合には勝ったが地面のボールへの働きかけや、モール・ラックへの入りは相手が上。
 個人プレーでの勝利であった。

2)第2試合

・2回戦はタックルの練習(というほど、よくタックルした)。
・2日間で一番選手の目の色が変わった試合で、特に前半の後半は選手全員一番の気合いが見えた。
・ファーストタックルは入れても、2人目以降を止めれていない。
・上○が自陣22mから相手陣22m迄独走。FBにタックルされるがフォローがない。ウイングのつきおくれ。
・犬○もハーフラインより縦突破で相手G前迄迫るも孤立。2番目のフォローがない。
・2日間で、ゴール前まで迫るがフォローがなく孤立して相手ボールになるのが4回ほどあった。大きな課題である。


※さて、ブログ担当コーチの意見ですが、ディフェンスの基本は
 ①まず、1人目がファーストタックルにキッチリ入れること。
 
 ファーストタックルにキッチリ入れた上で、2人目に求められるのは、
 
 ②相手の2人目がガットやショートパスに走り込んでくる際に、2人目のDFもキッチリ正面でタックルする。(岡山の選手は、まだ2人目が遅れたり、横から手先だけになっている)
 ③1人目が大きい場合など倒しきれない場合、2人目も1人目にタックルしたり、ボールにからんだりして、相手の前に出る勢いを殺す。