岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

平成22年度スクール生募集

2010年03月20日 | チーム理念&メンバー募集
3月22日(月)の修了式(卒業式)の後で、新1年生(6年生)の保護者に説明する予定の内容です。


【岡山ジュニアラグビースクール 平成22年度スクール生募集】

 岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクールのジュニア(中学生)部門)では、新年度の部員を募集しています。
 岡山ジュニアラグビースクールはクラブチームであり、学校の部活動とは異なり、中学生(保護者を含む)と指導者は、基本的に対等で尊重しあう関係にあり、その中でそれぞれの役割を果たすことで、試合や練習等、クラブチームとしての活動が成り立っています。
部活動とは少し違うクラブスポーツを、中学生、保護者とも、是非楽しんでみませんか。

●発 足  平成15年 

●チーム理念
 ・ラグビーを通して、プライドと謙虚さを持つ人間を育てる。
 ・クラブチームの幅広い活動により、多くの友人や知己をつくる。
 ・中学生、コーチ、保護者が充実した時間を共有する。
 ・県外への進学も含め、岡山県ラグビーの基盤拡大に寄与する。
 ・One for all, all for one。 For the team。

●指導理念
 ・中学生時代の年齢以上の自然な個人差(身体能力、運動能力)を理解する。
 ・あいさつ、返事といった、基本的な礼儀を身につけさせる。
 ・中学生が自分たちで考え、表現することを尊重する。
 ・まじめに取り組む中学生に公平な機会を与える。
 ・厳しい練習や努力の結果として得られる達成感や満足感を大切にする。

●技術指導方針
 ・偏らない、ラグビーのトータル技術を習得する。
 ・コミュニケーションを大切にする。
 ・特に個人、ユニットとしての能力を育てる。
 ・他県(他チーム)の選手と、自信を持ち、競い交流できる技術・気力を養う。
 ・型にはめすぎないように心がける。

●練習日・練習場所
 ○練習日  基本的に毎週土・日
   発足当時は日曜日だけでしたが、以下の理由で、土・日曜日としています。
    ・週1回では、学校のクラブ活動等で不参加の場合、練習間隔があく。 
    ・高校ラグビー部での継続を考えている中学生には週1回では不足。
  なお今年5月からは、シーズンの予定等も見て、可能な月は月1回土曜日を休みにする  ことも検討中。
 ○練習場所
   岡山市の百間川ラグビー場・兼元ラグビー場、自由広場を中心。
 ○練習への交通手段
   基本的には本人、または保護者等の送迎。 

●学校の部活動や定期試験との関係
 ・これまでも、部活動とスクールを両立させています。
   1年生から3年生までのそれぞれの時期・立場で、中学生が自分で判断しています。
 ・各学校の定期試験が集中する時期は、練習を休みにする場合もあります。

●活動単位
 ・基本は岡山ジュニアスクールとしての単位で活動。
 ・岡山県としての活動
   美作スクール(新2年生5人)、津山スクール(新2年生3人)、倉敷スクール(新2年生0)等の県内チームと、
   1年生の人数等をみながら、練習・試合等の合同活動を行なう。
      平成21年度は美作スクールを中心に、合同練習や合同チームとして試合参加。
 ・関西大会、全国大会への参加は、中国地方(5県)で選抜します。このため、特に3年生になると、中国地方としての活動が多くなります。

●平成22年度のスクール生(H21登録)
 ・新3年生 12人、 新2年生 8人、 新1年生 募集中
 (参考)過去のスクール生(3年生の卒業時点)
     H15:10人、H16:7人、H17:6人、H18:11人、H19:4人、H20:0人
     H21: 5人(一緒に活動した美作スクールの1人を含む)

●平成21年度卒業生の進路
 関西高校2人、城東高校1人、尾道高校1人、津山工業1人(美作スクール)

●最近の卒業生の高校での活動状況
 ・平成21年度の全国高校ラグビー大会(花園)出場校のうち、岡山ジュニアラグビースクール出身者が在籍する高校は、津山工業、尾道高校、高知中央高校
  岡山県内では他に、関西高校、朝日高校に在籍。
  (参考)平成22年度の在籍人数
    関西3人、(津工1人)、朝日1人、城東1人、尾道2人、高知中央1人
     ※尾道高校の1人は尾道高校のキャプテンです。
     ※H19、H20のメンバーが少なかったため、在籍人数が少なくなっています。 
 ・平成18年度から、県外高校へ進学する人も増えています。

●対外活動
 ○主要な大会・交流会
  ・ 1月初   中国新人大会(福山)
  ・ 3月末    関西スクール大会(淡路島)  ※抽選(H22.3月は参加)
  ・ 4月末    関西中学生ラグビー大会中国地区予選(広島)
  ・ 5月連休  四国中央市長杯(富郷)  
  ・ 5月末   中国地方合同練習会(石見智翠館高校(旧江の川高校))
  ・ 7月末   関西中学生ラグビー大会(岐阜県数河高原)  ※中国選抜(2チーム)
  ・ 8月末   中四国ジュニアラグビー大会(中四国各県)
  ・10月末   中国地区強化合宿(竹原)  
  ・11月末   全国ジュニアラグビー大会中四国代表決定戦  ※中国代表
  ・12月末   全国ジュニアラグビー大会(花園)      
 ○その他の活動
  ・チーム合宿(1回or2回)
  ・他チームとの練習試合、合同練習随時    
    今年1月以降  2月:崇徳中学校、3月:関大一中

●スタッフ(平成22年3月時点)
 (専 任)監 督:大塚壮冶(立命館大OB)
      コーチ:(ヘッド)中山基隆(京都大OB) 三浦保幸(熊本工大OB)
               鬼塚浩二(八代高専OB)
 (応 援)藤原、塩津、柴田、木村、題府 他

●会費等(平成22年度予定)
 ・年会費 1万2千円(月1千円)
 ・協会登録料 1千円
 ・スポーツ障害保険 6百円
 ・保護者会費 6千円
 ・遠征時には、交通費等を随時集金します。     

●平成21年度の主な活動実績 
 ・関西大会へは、中国スクール選抜(岡山、山口、島根、鳥取)として参加。
   選抜選手22人の内、岡山県11人(3年生4人、2年生7人) ※残る3年生1人はケガ
 ・原則3年生で編成している全国大会中四国予選の中国スクール選抜には3人選出。
 ・その他、各種大会や中国地区合同練習会等に積極的に参加。
 ・1年生は、他チームとの交流も行いながら、今年1月の新チームに向けて、基本やユニットプレイの徹底や体力向上を図った。 
 ・美作スクールを中心とした合同活動を進めた。

●新年度(平成22年度)の活動方針  

 ○活動方針
 ・3年生は、中国選抜・全国大会選出、さらには高校ラグビーへ意識付けを行うため、例年参加している中国地区合同練習会(石見智翠館高校)、関西大会(数河高原)等に積極的に参加する。
 ・2年生も、例年通り、上記の活動に基本的に参加する。
 ・新1年生は、1年生を中心とした他チームとの交流も行いながら、1月の新チームに向けて、基本やユニットプレイの徹底や体力向上を図る。 
 ・中学生がスクールでラグビーを続ける(新たに始める)動機付けを強めるため、以下のような活動に取り組む。
   県内の公立普通科高校、少人数高校との交流。
   県外の高校との交流(尾道高校等)
 ○その他 ※岡山県ラグビー協会への報告資料等より

(岡山県としての活動)
 ・昨年は、美作スクールの3年生が1名、岡山スクールと一緒に活動しましたが、今年は、日常の活動は、練習日数の違い等、個々のスクールの事情を踏まえて行いながら、合同練習や試合等で、チームとして一緒に活動する機会を増やしていく。
 ・岡山県のジュニアとしての活動については、今年は、数年ぶりに3年生の人数が相当おり、また2年生も含めてある程度力のある中学生も多いことから、部活動の調整等をうまくやり、数多くの中学生が参加できれば、久しぶりに勝負を考えて活動できる年になりそうである。
  なお、今年の活動は3年生の多い岡山スクールが中心になると考えており、岡山スクールがセットした練習試合へ参加してもらったり、合同練習の実施を他のスクールに呼びかけていく。
 ・なお、さらに翌年は、それぞれのスクールの3年生にある程度の人数が揃うことから、今年は、来年以降、個々のスクール活動と岡山県のジュニアとしての活動を円滑に進めるための準備期間とも考えており、例えば、岡山RSが美作に出かけて行って合同練習を行ったり、岡山RSの3年生が他チームの下級生を指導するなど、いろいろと工夫していきたいと考えている。
 ・学校活動や部活動との両立等、中学生がスクール活動を続けるには結構苦労も多いが、いずれにしても中学生のことを一番に考えながら、各スクールの指導者がまずそれぞれの活動を地道に充実させていくべき1年であり、結果的にそれが岡山県のジュニアの発展につながると考えている。

(関西大会について)
 ・ジュニア活動の前半の1大イベント第31回関西ジュニア大会について新人戦の後、各県の指導者会議で話し合った結果、今年は4月29日(木)に、3年生が相当人数おり、2年生も含むと単独チームができる岡山県と広島県と山口県で予選会を実施。上位2チームが主体となってチームを編成。その上で、不足するメンバーを3位県・島根・鳥取県から補強する方法に決定した。
 ・これにより、予選に向けて努力しないと、これまでのようにほぼ自動的に3年生が選抜されることは無くなる一方で、ラグビーに対する意欲のある選手が2年生から選抜に選ばれるチャンスが増えることになる。さらに、中国地方の強化の点でも、例年より早い時期での一つの目標設定(予選)、その後の関西大会に向けての各チームの強化が、結果的に冬の全国大会予選に向けての中国地方の強化につながると考えられる。

●平成22年度の新1年生の保護者の皆さん

  岡山ジュニアスクールは、発足当時から人数は決して多くありませんが、これまで、ほとんどの選手が中国選抜に選ばれるなど、決して他県に負けない活動を行っています。
  新1年生は、基本プレーの習得等に今まで以上に取り組みながら、12月までは「新2年生+新1年生」、あるいは「新1年生だけ」で他チームとの交流試合等も積極的に行い、1年先の本格的な対外活動(公式試合等)に向けて強化していきます。
(※新2年生になれば、3年生との試合も十分できます。)
  「中学生活との両立」「体が小さい」「練習が厳しい」等の不安を持つ方もおられると思いますが、これまでも、肉体面や精神面等で様々な生徒がおり、それぞれが立派に成長してきました。
  ラグビースクールは生徒が強制されて続けるものではありません。だからこそ、ラグビースクールの活動を通して、中学生は、自分たちでチームをつくりあげていくこと、他県の中学生や大人との交流など、学校には無い多くのことを経験できると思います。
  部活動等、学校との両立は十分可能ですので、是非、岡山ジュニアラグビースクールへの参加をお願いします


卒業&合格おめでとう!!

2010年03月20日 | スクール&選手紹介
県立高校の発表が終わり、3年生の進路も全員決まりました。

保護者の方の了解をいただきましたので、あらためて発表します。

下の2枚の写真で、向かって左から、
 岸本君・・・・尾道高校
 長谷川君・・関西高校
 大川君・・・・関西高校
 大屋君・・・・城東高校
 杉本君・・・・津山工業
   ※杉本君は登録は美作スクールですが、一緒に活動してきました。





全員、高校進学後もラグビーを続けるようです。

スクールでは、2年上の先輩が3人、1年上の先輩が0人と、環境的に厳しかった学年でしたが、逆に高校入ってからの「伸びしろ」は今までの学年以上に大きなものがあると感じています。

是非、高校でも、これまで以上に真面目に、自分の可能性にチャレンジしてください。

※なお、厳しい世の中で、ラグビーだけをやっておけば何とかなるという時代ではないと思います。自分の進路も考えながら、勉強をはじめ有意義な高校生活を送ってください。


以下は、今日(20日)の写真です。

【岸本君】 
 全国レベルのラグビーにチャレンジします。今も身長が伸びているようですが、高校で鍛えられて体もできた時に、どう変貌していくのか、大変楽しみです。
 1年目は特にシンドイとは思いますが、それはどこの高校のラグビー部も同じです。気持ちを常に強く、前向きに持って頑張ろう。
 高校に入ったら遅刻はしないように。(○十分前集合、○十分前行動を) 


【大川君】
 ハーフからフルバックまで、バックスのすべてのポジションをこなせる選手です。
 高校ラグビーで、どのポジションで一番適性を見いだしてもらえるか、非常に楽しみにしています。とりあえずは、自分で固定観念を持たずに、どんなポジションでも積極的にチャレンジしよう。
 太りすぎないように。(フッカーだとか・・・)


【長谷川君】
 3年生の時は、途中ケガもあり、少し欲求不満が残ったかもしれませんが、キャプテンとしてチームを引っ張ってくれました。
 他人の痛みがわかる優しい性格を決して失うことなく、しかし、高校では自分に対しても時には仲間に対しても、より厳しさを持って取り組めば、チームのリーダーとなれる選手です。


【大屋君】
 2年生の秋~冬にラグビーをはじめましたが、重心の低い力強い走りで急成長しました。
 岡山ジュニアスクールはじめての城東高校への進学です。文武両道を是非実現してください。
 数河高原(関西大会)の夜に見せた「野球○」は、中国スクール選抜の歴史を塗り替えました。


【杉本君】
 美咲町の方から、ずっと岡山まで通って頑張りました。(送迎してくれたお母さんに感謝しろ)
 中学時代はまだ持て余し気味だった大きな体が、高校ラグビーでは強力な武器となるでしょう。
 弱気な言葉ではなく、前向きな言葉を口に出すよう心がけよう。

タッチキックとラインアウトの位置

2010年03月20日 | ルール
皆知っていると思いますが、タッチキックとラインアウトの位置です。

まず、ボールがワンバウンド以上バウンドして外に出た場合は、キックした位置がどこであろうと、出た位置で相手ラインアウト(相手ボール)になります。


ここから下は、キックしたボールが直接出た場合です。

22mラインの外側でキックしたボールが、直接外に出た場合は、キックした位置で、相手ラインアウト。


22mラインの内側でキックしたボールが、直接外に出た場合は、ボールが出た位置で、相手ラインアウト。


最後に、これがわかっていれば完璧です。

22mラインの外側でキャッチしたボールを、22mの内側に持ち込んでからキックしたボールが、直接外に出た場合は、キックした位置で相手ラインアウト。