岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

つづき

2010年08月27日 | ビデオ連続画像
前回のブログのつづきです。

岡山チームの選択は、フォワードによる縦へのアタックです。
まだ、相手のディフェンスの人数がそろっている状況で、フォワードの積極性も含めてよい選択です。


バックスライン、フォワードとも、それにあわせて上がっていく姿勢は見えます。


ここで、もう一歩フォワードの早いサポート(ここという時の集中力)が必要です。


ファワードが遅れたため、バックスの一人が早いサポートに行っています。
いいプレーです。


さらにもう一人が縦をついて、さらに前進しました。






もう一人つないでターン、モールになりました。
サポートの早さが、体をはって小刻みにボールをつないだ前進につながっています。
さらに精度、継続を高めていきたいと思います。




ただ、ここから後のバックスを中心とした展開には不満が残ります。
アタック側の人数が余っているにもかかわらず、相手の外側のディフェンスが、かぶり気味で出ただけで、ボールキャリアーが縦に進みつかまっています。

まずボールキャリアーはパスして、人数の優位性を活かさなければいけません。
その上で、外側の選手がとばしパスをもらえる位置にあがる、フルバックがラインに入る、ブラインドウイングも一気にアタックに参加するといったことで、人数の優位性をさらに活かすことができます。

フォワードを中心にせっかくつかんだチャンスです。
バックスは常に数的な優位をつくるよう考えなければいけません。





キックオフ

2010年08月27日 | ビデオ連続画像
岡山のチームの大きな課題としてキックオフがあります。
これまでの試合では、自分たちのキックオフから相手に大きくゲインされたことが何度もあったと思います。

今回、それがなかったことで、相手にトライされた後でも、チームに勢いがつき、次の攻撃に結びつきました。


内側の選手もそろって出ています。


まずまず、全員がそろって前に出ています。
また、キックの精度もよかったので、この写真ではフォワードの選手は、十分余裕を持てています。


フッカー山Kが既にボールを競り合う体勢です。


キックオフの接点について、特に注意しているのは次のような点です。
・1対1で、まず競りあう、またはタックル
・両サイドの2人は、1対1でできたポイントにただ入ればいいのではなく、相手の2人目の動きをよく見て、ボールが動いた場合に対応
・フォワードの後ろから行くブラインドウイングの選手は、競り合った際の入れ違いに特に注意




この画像では、見事にキャッチし、逆に相手の2人目が遅れたため、キャッチングした後で前に進めています。
これに味方が早くサポートすることで、味方フォワードは前に進めています。






相手の残った2人程度のフォワードは、オフサイドの位置。
相手バックスも、何とかディフェンスの人数はそろっていますが、フォワードが押込まれたため、まだ戻っているような形です。
今回はキックオフという一つのプレーが、この有利な体勢をつくることにつながりました。


次のアタックは色々なパターンが考えられます。
中学生は考えてみてください。