岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

キックオフ

2010年08月11日 | ビデオ連続画像
是非見本にしてほしいキックオフです。

相手チームは、見事に全員がそろって前に出ています。
フォワードは、ほぼ同じ間隔で、半面をおさえています。




このあたりでボールの落下地点が予想できていますが、相手チームは、ボールの落下地点に近づいていくというよりも、まだ全員が前に走っています。




中央の選手(3人くらい)は落下地点に近づいてきていますが、まわりの2人は、その外側をキッチリ抑えています。


キャッチャーが自分で前に走っても、斜めに走っても、また、2人目の選手にボールを渡して2人目の選手が走っても、まず1対1できっちりとディフェンスできる陣形です。


ところで、この写真では、岡山の2人目の選手のサポートが、上の写真の状況から見るとやはり遅いと思います。


もう一度、最後のコンタクト部分を繰り返して説明します。

キャッチャーの正面から走りこむ1人目のプレーヤーは、ボールをせりあうか、激しくタックルしなければいけません。(1対1の責任)
ここで、横(両側)のプレーヤーは、1対1でできたポイントに近づきすぎないように、相手の別のプレーヤーもよく見なければいけません。
※1人目のプレーヤーは、必ず相手のプレーヤーを止める(倒す)覚悟が必要です。


下の図のように、横のプレーヤーがポイントに近づいたり、さらに岡山の選手に多い、ポイントができた味方の後ろから押そうなどとすると、たとえ、1人目は止めていたとしても、走りこんできた相手の2人目のプレーヤーにボールをパスされると、簡単に走られてしまいます。


下の図のように、1人目のプレーヤーはしっかり1人目を止め、横のプレーヤーも相手をしっかり見ていれば、別の選手が走りこんできても、また1対1で勝負する(止める)ことができます。


キックオフは、試合の最初以外は、トライされたチームが行います。
トライされた後に、トライを取り返そうとして、せっかくキックで相手陣地に入っても、簡単に戻されたのでは、連続してトライされて試合が決まってしまいます。

それほどキックオフは大切です。

頭の中でも十分イメージしてください。