岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

8月29日(日)

2010年08月30日 | 練習日記
8月29日(日)は、尾道高校で行なわれたオープンスクールに行きました。

あくまで、オープンスクールとして中学生の自主的な参加であり、当初は、スクールコーチとしての参加は予定していませんでしたが、吹田ラグビースクール等の希望でゲーム中心になるという情報が入り、猛暑の中の健康管理も含め、急遽コーチが1人参加しました。

広島(鯉城・福山)、吹田(大阪)は、例年スクール行事として参加しているそうで、岡山からは初めて、3年生4人、2年生1人が参加しました。
当日のレポートおよびコーチの感想を書きます。

まず、前日28日(土)は焼肉等で11時近くまで盛り上がり非常に楽しかったそうです。(100名近い人数?だったそうです)

コーチは、今回参加する中学生に次のことをお願いしていました。
・これまで「打倒広島」で、意図的にライバル心をあおってきたが、これから中国選抜として活動していく中では、ライバル心は当然必要だが、一方で一つのチームを構成するという気持が必要。
・そのために、まず、今回参加した人から、広島の選手と色々話をすること。

これについては、各選手とも、ゲーム等を通して「よく話した」と言っており、コーチとしての一番の希望は達成できたと思います。


次は、3年生主体のゲームを見た感想です。
岡山の選手は広島と組んで、吹田と試合をしました。(午後からは、高校1年生とAT・DF(高校生のハードなタックルは無しで))

まず、岡山の3年生4人については、アタックの際の反応の早さや継続、ディフェンスの際のタックルの出足等、中四国大会と同じで申し分ないプレーでした。
さらに、それらのプレーを通して、広島の選手の一発一発のコンタクトの強さ等を戦術的に引き出す(精度の高さにつなげる)という点でも、岡山の選手の存在価値は相当高いと感じました。

岡山には、主力選手としては3年生があと3人いますが、その3人の能力やハートも、今回参加した選手達と同レベルであることから、岡山の3年生の主力選手7人については、当然これからの努力次第ですが、現時点では、中国選抜の中心選手として十分やっていけると感じています。

また、リザーブも入れた22人、最低限の試合出場人数16人を考えた場合、2年生にも、中国選抜としてやっていける選手も多いと思っています。


さて、これから数ヶ月は、特に上級生は、スクール活動と中国選抜としての活動の両方をやっていくことになりますが、あくまで基本は、岡山スクール、岡山・美作合同の練習です。
今回の様子を見ても、スクールでの練習の内容や精度をさらに高めること、2年生のさらなる実力アップが、中国選抜の強化につながるとの確信を持つことができました。

スクールでの練習の内容や精度、激しさをさらに高めながら、その結果を中国選抜としての限られた練習、そして全国大会につなげる。

腰をすえるべきところは、じっくりと腰をすえて取り組み、さらなる実力アップを目指しましょう。