岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

気になる点①(FWの位置)

2010年04月24日 | 技術
24日(土)は美作ラグビー場で、美作スクールと合同練習しました。

2年生、3年生は、課題としていたFWの積極性等、ずいぶん良くなりましたが、まだ気になる点もいくつかあります。

そのうちの1つは、2次攻撃以降(モールやラックの形成後)のフォワードの位置です。


まずバックス等のボールキャリアーがコンタクトした場合、フォワード2人はサポートに行き(FW1人でボールガ出る場合は、もちろん1人で十分)、他のフォワードは次のプレーに備えて残ることにしています。


下からの絵で、赤色は味方バックス、青色は味方フォワードです。
気になるのは、残るFWの位置が後ろ過ぎないか?ということです。


確かにスタンド横に残ると、スタンドからのリターン等はやりやすくなります。


一方、SHからFWがもらおうとするような場合に、SHが仕掛けるのを待ってFWが動くと、FWが間に合わずSHが孤立しやすくなります。


もちろんFWから積極的に仕掛けると、SHを孤立させなくてすみますが、スクラムハーフがボールを持つタイミングなど、距離が遠いとなかなかあわせにくい点もあります。
また、FWから積極的に仕掛けるという点は、まだまだ不十分です。


このため、まず1人目のFWはSHの近く(すぐ後ろ)に立つという意識でやったほうがよいと思います。
これにより、モール・ラックで時間がかっかた場合、あらためて残った選手がモール・ラックに入りやすいし、SHからボールをもらう等、SHとあわせたプレーもしやすくなります。(もちろんFWはトップスピードです)