岡山ジュニアラグビースクール(岡山ラグビースクール中学部)の記録

中学生や保護者が、チャレンジを楽しみ、充実した時間を共有した活動の記録です。

ラグビー選手に必要な4つの要素

2010年04月23日 | ラグビーの基本
試合で自分の最高のパフォーマンスを見せ、ラグビーを楽しむためには、次の4つの要素が充実していなければいけません。
  精神(スピリット)  
  体力(ストレングス) 
  技術(テクニック)  
  人格(パーソナリティ)

精 神(スピリット)
チームや仲間のために自分が何をできるかを考え実行する努力、勝つ喜びを求めてひたすらボールを追い求める強い情熱、強い相手や困難な場面でも決してひるまずに挑戦する闘志は、自分自身も気づいていなかった力を引き出してくれます。

体 力(ストレングス)
ラグビーでは、スピード、筋力、瞬発力、持久力、柔軟性などは、欠かすことのできないものです。
なお、体力とは体格(身長、体重)のことを言っているのではありません。
普段の練習で身につけた体力が技術と結びつくことで、試合中に十分な力を発揮できます。

技 術(テクニック)
基本的な技術、戦術的な技術、さらに戦術的な判断について、より実戦的に、目的にあった形で身に付けることが大切です。
いいプレーをするためには、優れた技術を習得していなければいけませんが、練習でいくら優れていると言われても、試合でそれを発揮でき、試合で通用しなければ何にもなりません。
練習中も常に試合を意識し、次のようなことを考えていなければいけません。
 1)状況判断は、的確に行なっているか。
 2)今のプレーは、状況判断に基づく、最も適切なプレーか
 3)チームや仲間のために、適切な位置に動いているか

人 格(パーソナリティ)
ラグビーは、ぶつかり合いも多く、プレーそのものも自由奔放なスポーツです。
激しいゲームの中で、フェアプレーに終始し自分の力を最高に発揮するためには、それだけの理性的な判断が必要です。
故意の反則や不正なプレー、不行跡は、プレーヤーの最も恥として自分をコントロールしなければいけません。
激しい闘争心(熱いハート)と、自らを律する強い理性や判断力(クールな頭脳)こそが、試合に勝つための大切な要素です。