黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

コロナ禍での講演

2020-07-21 | 日記
 今日は久しぶりの「火曜いきいきサロン」(不定期に依頼される講座)の講演
本当は3月の予定が・・・コロナの影響でしばらくお休みでした。
 会の主催者の判断で5か月ぶりの再開です。

 NHK大河ドラマ「麒麟が来る」の周辺を探る とうタイトルで「信長」「光秀」を
中心に戦後時代の武将の生きざまを 分かりやすく歴史の勉強会を。
  ただ、ドラマもコロナのために放映は中止・・・
3月にお話しするタイミングとは時間差が出てきて・・・
 「桶狭間の戦い」などは 面白く盛り上げようと思っていましたが・・
すでに放映済み・・・今川義元も亡くなり・・・挙句、もっと面白く話を、と思っていた
斎藤道三も息子に殺されてしまう・・・そんな ズレが生じて 
 資料つくりにも苦労しました。

 まぁ、今までよりは逆に時間ができたので・・・細かく 余分なことも整理し
なんとオールカラー版10ページの豪華版に仕上げました。
 
         

 私は、NHKのドラマは1話だけを さらにそれ以降は 断片的にしか
見ていませんので、ドラマの展開がどうなっているかは関係なく話を。

この主人公「明智光秀」は、その生涯の前半部分がまったく謎に満ちた武将。
 土岐氏支流である明智家に生まれたが・・・正確な生年ははっきりとは
分かっていない。
 後世の史料によるものでも、「明智軍記」の説、「当代記」によるものなど・・・
いろいろ。
 光秀が生まれてから、足利義昭・織田信長に仕えるまでの経歴に関しても
諸説あり、正確なことは不明。

 美濃の国主斎藤道三に仕えた後、越前の国朝倉義景を頼り仕えた・・との
あたりからの話、以降を話に入れて 「本能寺の変」までの波乱に満ちた
短い人生について、エピソード&横道を交えての約90分の時間で。 
信長に出会って以降・・・が彼の生きざま。
天下布武を掲げ、最短最速でその目的を果たそうとする信長の
「十兵衛、わしに仕える気はないか」・・・の一言が 光秀の人生を決めた。
  ・・と、思っています。
つまり、信長がいての、光秀物語なのです。

きっと光秀は・・・こう思っていた。
 主君信長に「麒麟」が来る世を実現させるべく・・・秘策を練り続けた
優秀な男だったと思います。
 では、なぜ、彼が 歴史に名高い「本能寺の変」への行動に???
 
これも、当代の歴史家が いろいろな説を・・・まさに真相はいかに?
なのです。

 分からないことが多いから、また 想像でモノが言えるし、話のネタも創作
できる?  まぁ、史実+脚色=楽しい光秀像  ってとこでお許しを。
 私なりの 信長&光秀 創作ストーリー 講和です。

  戦国時代の「国盗り」図です。
      

 まずは ドラマの中の登場人物の相関図を整理しました。
  歴史の中の人物と ドラマの配役を並べ 親近感を持たせました。
  足利将軍家と 斎藤道三の流れ・・・このドラマの架空の人物
 この架空の人物が 視聴者に与える・・・歴史認識はどうなるのでしょうか?
 

  次に 織田と 今川 家康 松永久秀 将軍公家たち・・・
 

  織田家の流れ
 
  明智家の流れ
 

 ここでっは「松永久秀」の武将の話よりも
   茶人としての挿話を・・・「九十九髭茄子」 と「古天明平蜘蛛釜」の
    数奇な物語を。
 
 そして信長の心を 日本国から 目を 外に向けさせた男
  「領土的野望」が芽生えてきた・・・
  イエズス会巡察師「ヴァリニャーノ」との逸話
 
   「天正遣欧少年視察」がローマ法王グレゴリウス13世に謁見し
  信長からの贈り物「安土山屏風」の話を・・ 
  これもヴァリニャーノが勧めたこと。
   
   
  以前に 「伊東マンショ」の話もしていましたので・・・
 ブログの皆さんには 
4人の少年の物語は・・・以前のブログ 「風神雷神」でご紹介しています。
   
 

  数奇な運命に動かされ~現在まで この「九十九髭茄子」は
   時の 足利将軍家から始まり・・・松永久秀ー信長ー秀吉ー家康・・・・
    そして 現在 静嘉堂文庫美術館に という話。
  
 

  ついでに、武将たちと、「茶器」の話から・・・

  覚えておいて欲しいから・・・国宝のこの一品の紹介
      「曜変天目」
 

  まぁ、結構時間に追われて・・・まだまだ 言い足りない?

  光秀は、信長が好きだった・・・
   しかし、目が外に向かい「領土的野望」 その心はもはや制御不能
  光秀は見た・・・そのことで、謀反に傾斜していったのでは???

    「歴史って・・・ほんとうに 面白いですよと。皆さんに~

  また 次回 改めて 補足をしたいなぁと 今日はこれでおしまい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。