黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

没後20年司馬遼太郎展「21世紀”未来の街角”で」

2016-10-25 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は北九州市小倉 「北九州市文学館」で開催中の

司馬遼太郎さんの展示会に行ってきました。

 西小倉駅から歩いて10分少々 朝の気持ちのいい空気の中を

  人もまだ少なく 独り占め?

  小倉城の石垣の姿も美しく 鴨が泳いでいました。

 

 文学館前です。 大きな看板が 左に曲がって 正面

    入場券700円也

 

  

 入ってすぐに大きなパネルがあって 小さな紙が 凄い量で貼ってあった  これは?

 「竜馬がゆく」の週刊誌連載の最初から最後までのものを…1300枚以上とか

   当時の週刊誌には 挿絵が入っていました(岩田専太郎画伯)  

 

  こうして 連載中のものを 一つずつ 整理され 展示。 これだけでも 大変な仕事…

 

展示コーナーの前に

   司馬さんの 懐かしい声が ビデオで流れていました。

   「この国のかたち」での インタビューに応えて 

     この真っ白な髪 素敵な笑顔 独特な語り口…

しばらく 座り込んで 聞き入っていました。

もう、ほんとにすぐ傍で直に語っているかのような錯覚です。

チラシのフレーズの通りです。

「司馬さんにあう。本にあう。」

 

  ここを通り過ぎると ガラスの箱に収められた司馬遼太郎の出版した初版本と自筆原稿(本人が訂正構成した赤やら緑やらの鉛筆の跡が・・・)

   *本当はこんな貴重な資料、写真に撮りたかったのですが、許されません) 残念です。

  また、 司馬さんの 本のタイトルを「色紙」に直筆で書いたものも展示…垂涎ものです。

  挿絵や歴史資料なども

(チラシより)

 

    司馬さんの作品は どのくらい?

   全文庫・選書本にされたものの一覧表がありました。

  これだけの作品群の中から、先ほどの 資料類が各本ごとに陳列棚に展示され

  細かく説明がされていました。

  絶対にこの展示物を撮ってみたい…しかし、事前の確認でも駄目でした。

  帰宅後、せめて 本の表紙だけでも 私の蔵書からと思って 展示されている分だけ

  蔵書していました。(初版本のないものもありますが、ほぼ揃っています。)

  こうして 表紙を並べてみて 「懐かしい!」

  なんだか、また 読み直しをしなければ? と。

 では 展示されていた「本」の紹介いたします。

 

    

    

    

     

   この名作「街道をゆく」は 全43冊というもの。

   挿絵には 「須田剋太画伯」の挿絵も 際立っていましたね。 どちらも既に星になった。

   街道をゆく モンゴル篇での 「ゴビ砂漠星空」 この1枚が懐かしい・・・・

   展示されて居ませんでしたので。 編集しました。

   

  そして 誰もがこの本は 読んだ…

   「竜馬がゆく」  (文春文庫本)

   

私は初版本を貸してあげた。 戻ってこない。 ひどいです。 

それ以来、彼とは・・・・  

しかたがないので その後、 買い直しました。

 

   

 

  今日は 火曜日 館内は幸いにも 入場者は少なく ゆっくりと ひとつひとつ

  説明文を読み 司馬さんと話をしてきました。

 

振り返れば、先年、長年の夢がかない 東大阪の「司馬遼太郎記念館」

に行ったときの感動がよみがえってきました。

司馬さんに会えた! 龍馬にも会えた! 

この年寄りが 震えて感動した いい思い出でした。

 そしてまた 今日。

すぐ近くで こんな 企画展があった。 運命の出会いですよ。

「生きていてよかった」…大げさではなく、そんな気持ちです。

 

さらに、いいことが 続くのです。

この10月の30日には、「竜馬がゆく」の竜馬の高知に行ってきます。

そして「坂本龍馬記念館」に行って 「竜馬」「武市半平太」にも合って来ます!

  

 その時の お話は また ゆっくりと お楽しみに・・・・。

 

 

 

  


続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。