黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

衣替え?

2016-10-24 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、一昨日と 空を見上げると…

  「うろこ雲」がいっぱい。

秋そのもの 珍しく穏やかな雰囲気でした。

今日も 温かく すっきりとしたいい天気です。

 

「衣替え」って言葉があります。

季節季節に「衣」を替える。 

生活の中で季節に 衣だけでなく 「替える」ことを 

学校の制服なんて そうだし、布団なんかも「夏用」から「冬用」へ。

この衣替えというのは、中国から渡ってきたそうで、平安・室町時代のころから

貴族たちの間で習慣として「夏」「冬」の衣替えがあったものが、

段々、庶民へと・・・・。

お寺の「風干し」なんてのも

 そう、奈良正倉院の国宝の風干しなんかも。

 

太陽の日差しも夏とは違って 柔らかな感じです。

家内から、今日は布団を干そう…と。

押し入れの羽毛の掛け布団を取り出し、ベランダの物干し竿へ。

きっと今晩は「ふわふわ、ほかほか」の布団でゆっくりと寝ることが~  。

 

 と、まぁ、布団を干したら…今度は。

天気もいいし、ちょうどいい機会だから「換気扇」を洗ってちょうだい! と

 追加注文が飛び出しました…

我が家は油を使うことが多いから、あまり油がこびり付かないうちの方が

楽に仕事ができるわよ… というわけで、男の出番だと そそのかされて?

 「フード」から 周囲 換気扇の扇もネジで外し、吸い込み口の網板も

しっかり磨き上げました。

      

これには、「セスキ炭酸ソーダ 重曹 中性洗剤」を混合して使うのです

しつこい油汚れも これでOK 

やっぱりこれは 男の仕事ですね。 ちょっと首がだるくなってきますが。

 こうして 周囲がなんとなくいい雰囲気になってくると…さらに目が…

 

そうだ もう秋も中盤…部屋の雰囲気も替えよう…て ことで さらに さらに。

 

秋から 冬にかけての壁面の「絵」を替えよう。

 

まず 和室の壁には、 ちょうど季節    大分県国東にある「富貴寺」を。

    「秋の富貴寺」という題です。

   

玄関に入ってすぐの壁には、「阿蘇山」の絵を。

   

静かなで雄大な阿蘇 朝の風景です。

  1980年6月 「阿蘇 根子岳の朝」 と署名が。 

この作品は 私の中学校時代の美術の恩師から亡くなった後

お嬢さんから、父の思い出として受け取って下さいと

記念に頂いたもの 

先の、「富貴寺」と一緒に。

先生は、何度も「日展」入選の画家で、私ももっと真剣に

教えを乞うていたなら・・・・ と。

 今更悔やんでみても。  

 

 リビングの隅、窓際には イーゼルに載せて 

ベルナール・ビッフェの作品「キュナール城」を(65㎝×50㎝)の「ポスター」 

を額装しました。 

     でも 作品としての雰囲気十分あるでしょ。

偶然にも名前が一緒の「ベルナール」で

向かいには これは 本物(ベルナール・カトラン)のリトグラフです。

「SMOLL RED AND BLACK TOKONOMA」

「床の間」という 日本の題が付いている。

これちょっと 自慢なんですが 165枚刷ったうちで 最初の1枚なんです。

    小作品ですが 朱と黒の色

とっても素敵で 眺めていても飽きません いい絵です。

 もう1枚 これも 日展入選 数回 友人の絵です。

 我が家では珍しい お人形さんの油絵

 可愛らしいですよ…。。

 これで 部屋も締まってきました。

 「食欲」「芸術」「読書」 の秋

 いい季節ですね。

 

いやぁ~ 身体を動かすのは悪くないけれど…

 寄る年波には?   少し疲れました・・・・

 

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。