12月31日
長男も帰郷、兄弟が揃い年越しそばで大晦日の夜は更けていった。
子供たちは、紅白や、民法の番組で遅くまで。
私たち夫婦は、紅白の終了前に、恒例?の「ジルベスター、カウントダウン
コンサートに切り替え、新年を迎えた。
このコンサートは、在京時代に、渋谷の文化村、オーチャードホールで開催され
生中継される番組です。
その頃、年越しはこのコンサートへも行き、ニューイヤーの曲を聴いて
電車で帰宅し、お正月を迎えたことも度々・・・・
そんな思いの番組です。 カウントダウンの曲が、「威風堂々」そして
今年の、最初の曲は、「歌劇、ローエングリーン」が・・・・。
朝、目覚めると近くの山にはうっすらと雪化粧。
めでたい日の生憎の空模様を、ご先祖様は天からの授かりものとして
美しく言い換えてきた。・・・・(天声人語より引用)
今年の朝の一番は、庭の掃除から始めた。昨夜は風もあり、落ち葉も・・・
元日からも仕事は・・遠慮?なのかもしれないが、箒目を入れた。
そして、天声人語の書き写しだ。
やはり、元旦と言う意識か? ペンに力が入る・・・・。
書き終えると、気分も上々です。
子供たちはまだ床の中、静寂の中で、今年初めの運筆でした。
例年のように、家族でお屠蘇を祝い、お互いの健康を祈ってのスタートを。
昼前に、電話が鳴った・・・・・。
東京の友からである。
あけましておめでとございます」と、
元気な声が、「年賀状の一番上
あなたのがありました、これは、縁起物、是非に電話をしなければと・・・」
彼は、40年来の友、この田舎にも夫婦で遊びに来てくれた。
そんな友からの、明るく元気な声は、将に、今年のめでたいスタートの証です。
そうそう、年賀状だ、我が家のポストにも。
今年第一便が200通ばかり、「思いこめた」賀状の束である。
1枚、1枚めくり、顔を浮かべ、対話する。
去年会った人、久しくご無沙汰している人、それぞれに感慨が。
短いコメントにも、その人の有り様が浮かび、こぼれる笑みも。
年賀状を出す度に、もう、今年は・・無精を・・と思いながらの作業だが
こうして、年改まって、めくっていき、時間空間を過ごすこと。
やっぱり、いいねぇ~と。
1通のもたらすものって貴重なもの。
今年も、気張らず、分相応に、そして新しい自分発見をしながら
いい1年であることを年の初めに念じて、このブログもスタートです。