オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

田舎にて

2010-10-26 | Weblog

10/22(金) 午前中のANAにて高知へと帰省する。午後、母の入院するリハビリ病院へと向かう。この病院に転院して10日余り経ったか、丁度入浴介助を受けてベッドに戻る時であった。一月前の入院時や時折聞いてきた電話の声に比べると随分と元気になっていた。

ギブスが取れるまでには、未だ一月余りも要するそうだが、リハビリも始まったことだし徐々に快復に向かうのを待つしかないだろう。

夕方、田舎の家に着くと暇な父が待ち構えていた。伯父も加わり先ずは一杯となった。何時もの光景であるが、従兄弟が持って来た鮎焼(一番脂が乗っている)を肴にビール・酒である。翌日は、一日畑にて蜜柑畑の草刈や野菜の種まきの予定。

23日(土)予定どおり8時頃から畑へ向かう。その前に朝食の用意を済ませたが、最近は親父も食が細くなったようだ。

一月前に草刈をした畑は、草もあまり伸びていない。午前中に粗方草刈が終わった。草を刈った後の畑をよくよく見ると、見慣れぬ糞がある。パチンコ玉ぐらいの丸い糞、兎にしては大きい。若しや鹿か?しかし、鹿がこんな処まで下りてくるのか?そう云えば、何本かの小さな蜜柑の木が切り取ったように枝が無くなっている。鹿に齧られたか!

                     

昼、妹の連れ合いで同級生のHirokatuに訊くと、鹿が沢山いるとのこと。これまでのハクビシンに加えて鹿か。空にはカラスに山鳩、地には鹿・ハクビシン加えて猿までが跋扈するようになった・・・。熊や猪・鹿・猿の話題は日本中でことかかなくなったが、我が故郷も同じことだった。

豊かになると云うことは、人間ばかりではなく動物も種を繁栄させ、美味しいものを楽に手に入れようとするようだ。夜間、畑には人の姿はなく、栗・柿・枇杷・ソルダム・無花果・蜜柑と季節ごとに果物がある。動物が頂戴しにくるのは致し方なしか・・・。

小さな畑に絹サヤ、ソラマメなどの手が要らぬ蔓科野菜のタネを播いた。明日は雨の予報だし丁度良い。

畑の隅に大好きなコスモスが咲いていた。 

畑仕事を終えて、三十八歳にして河岸へと度ったAkiraの墓に参る。伯父も最近訪れていないのか、枯れた葉が散らばっていた。掃除道具と榊を採って再び墓に登。
考えても詮無いことだが、あいつが生きていたらどんな暮らしをしていたのかと思ってしまう。


夜は、東京から持参した肉とシューマイで夕食の用意。親父と二人での食事。

コメント
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