徒然草

つれづれなるままに、日々の見聞など、あれこれと書き綴って・・・。

沈みゆくドロ船―嵐の予感―

2008-12-12 18:00:00 | 雑感

麻生内閣の支持率が、ぎりぎりの20%台まで急落した。
驕れるものは、久しからず。
もはや、終章ではないか。
支持率の見事な急落は、安部、福田内閣をも上回っている。
最悪である。

相次ぐ政策のぶれや失言で、政権崩壊は秒読み段階に入った。
それでも、首相をやっているのか。
一体何故?どうして?

選挙も出来ない。
景気対策もない。
自民党からだって、相手にされなくなっている。
どうなるのか。

解散する力さえ、麻生総理にはないのか。
「無能」「迷走」「失言」の文字が、連日のように飛び交っている。
無茶苦茶内閣の下手なマンガ芝居も、もう終わりだ。
先日も「景気の低迷(ていまい)」と読み間違えて、野党のヤジが飛ぶと、「野党の皆さんも、、もうちっとレベルの高い(たけえ)ヤジを」と混ぜ返して、周囲の失笑を買った。

バラ撒き給付金、道路特定財源など、重要政策は迷走の連続だ。
漢字が読めず、しかしプライドは一流だ。
百年に一度の危機に、何をやりたいのかが見えてこない。
こんな政権では、国民は皆殺しにされるのを待っているようなものです。
今度の不況は未曾有のことだから、待ったなしの時間とのたたかいだ。

まさかとは思うが、来年の9月まで、このまま居座りなんていうことはないでしょうね。
いまや麻生総理は、身動きの取れないレームダックだ。
何も出来ない。

このドロ船は、進むことも出来ない。
降りるに降りられず、にっちもさっちもいかない。
このまま、間違いなく沈む。

自民党は、この際脱党を目論むものや、新党結成に走るもの、それを阻止しようとやっきになっている幹部、党利党略ならぬ個利個略で右往左往の、バケツをひっくり返したような大騒ぎだ。
ここに及んで、沈むことの分かってきた自民党の議員の中には、このボロ船から降りようとする議員も出てきた。
降りるなら、急いで降りないと危ない。
だから、水面下であれやこれやの引っ張り合戦や、自民分断作戦が起きているらしい。
どんな仕掛けが用意されているのか。
何が起きるか、全く予断を許さない。

驚くのは、小泉元総理の暫定首相説まで飛び出したことだ。
まさか・・・?(まさか、という坂もあるそうだが)
自民党の中には、人材がいないということか。
そんなことで、選挙が勝てるほど甘くないだろう。
なりふり構っていられないということか。
日本をぶっ壊したA級戦犯は、どなたですか?
果たして、国民が許すだろうか。

たばこ税増税、消費税増税もダメになった。
やることなすことすべてダメなのだ。
与党からも見放されて、麻生総理は死に体化が加速している。
完全に末期症状だ。
半世紀の長きに渡って、良くも悪くも国家に君臨してきた自民政権が、いよいよ『その時』を迎えようとしている。

とにかく、このままでは、内閣の「退陣水域」と言われる、支持率10%台突入はもう目前である。
百年に一度の危機に、麻生総理も自民党も手をこまねいていていいのか。
何をしているのだ?
倒閣運動は?
四分五裂、支離滅裂な無能政権下の政情は、一気に緊迫してきた。
永田町冬の陣は、風雲急を告げている!
嵐よ、吹くなら吹け。早く吹け。