お知らせ
都合により本日(1月22日)のブログは休稿します。
足立 眞一
昨夜のブルンバーグ通信が伝えるところでは、日本でのコロナ-19の感染がいち早く峠を超えた。
これまでのワクチンの迅速な普及で撹拌をストップすることに成功した。病院に行けば注射が受けられる準備が整っており、伝染を水際での歯止めに成功した。ウイルスの変異体との戦いにいち早く国民が勝利した。
風邪引きの、これまでの体験から治療システムが東京をはじめ大都市でいち早く普及していることが、世界で先頭をきって感染に打ち勝った。
病院の受け入れも東京などの人口の多い大都市でいち早く完備してきたことが感染の克服成功の主因である。
特別な治療ではなく通常の風邪の治療と同じような治療をいち早く導入した。日本の国民は海外よりも風邪には敏感で治療には対応が早い習慣があり、それが外国に比べて撹拌を防いだ。被害をうけた海外からは注目を集めている。
新春相場は出鼻を叩かれた。
主因はNY株でフィラデルフェア半導体指数が4%強の急落になり、相場全体の足を引っ張った。
市場では出遅れた新春相場への期待観が強かっただけに、新年来の相場展開は強気筋へは大きなショックである。
ウォール街でもハイテク株が軒並安となりフィラデルフェエア半導体指数が4%強下落した。東京市場ではソニー-9.45%、東京エレクトロン-5.78%とハイテクの人気株が大幅安になった。
この日は値上がり銘柄数55、値下がり銘柄数2,111であった。新春相場に期待していた向きには大きなショックである。
値下がりの先導をしたのは海運、電気機器、精密、輸送用機器など32業種が下落、全面安に等しい。先行き足固めの局面で調整が終われば押し目買いのチャンスとみる。
こんなときには相場の神様ウォーレン・バフェットならどうするか、彼の顔が目に浮かぶ。
バフェットの人生を教科書に
ウォーレン・バフェットと長年の親交のあるマイクロ・ソフトの経営者ビル・ゲーツは次のうに語っている。
ビル・ゲーツはバフェットとの交友度が高く、その観察には身近にみた現実観が高い。
新年1月も立会い日数を半分は消化した。
これまでの株式相場は利下げに誘導されてきたが、2022年になって一転、利上げが材料として浮上してきた。
市場の課題はこれまでの利下げから、反転、利上げがどこまで続くかが第一の材料として浮上。
市場の目先の最大の関心は2022年の利上げは「何回?」という問題に転換した。少なくとも2022年は1年を通して米連銀の政策は利上げの連続で一致。第一回目の利上げは時間の問題になってきた。10年国債は週末には+0.22%と急騰し1.77%になった。
足元では株価はエネルギー関連+16.4%、金融+4.4%となったが、他のセクターは横ばいが下落。
連銀の利上げの発表毎にあと何回の利上げが必要かの議論がはじまる。
先行き物色される範囲は大きく絞られ、物色買いの範囲は大きく縮小、絞られる。
こんなときは投資の神様と称せられるウォーレン・バフエットの運用動向に注目したい。
彼のことだからすでに先読みしポートフォリオを組んでいるはずだ。これからポートフォリオをどのように組み替えていくかを注目していきたい。ウォーレン・バフエットのような投資の神様とされる長期投資の手腕のすぐれた投資家に追随する割合に重点を置きたい。