足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェットの忍耐力

2022-01-10 16:07:08 | 投資戦略

投資の神様と称せられるウオーレン・バフェットだが銘柄選択に失敗ということもある。

しかし投資した銘柄が不振でもか「ならず成果が上がる」という強い確信の銘柄はじっとチャンスを待つ。

まずベライゾン(VZ)が上げられる。通信関連だが過去5年間で+3.5%とほとんど動いていない。それでも先行きに見込みがないという不振の理由につて確たる決断がつかず、執拗に保有を続ける。通信業界は5G時代に入り市場が拡大するというつよい自信をもち、目先の反動を見込む。バフェットなら有望銘柄のアイデアはつきないはずで新しい銘柄のアイデアが次から次へと湧いてくるはずだが、いったん投資した銘柄を手放すのを執拗に避けることもある。

ストーン(STNE)はクラウドベースの通信で時代の潮流に乗るが投資以来、大幅に下落した。成長の魅力について独自の見解を持つが、投資いらい急落したので売り場を失った観がある。

米国株の象徴的な存在のアマゾン(AMZN)は過去6ヵ月で大幅な下落だが、米国株のシンボルとして持続する。

バフェットでも短期的には誤算があるのは当然である。しかしこれらの銘柄は外部の投資家にはチャンスを提供しているともいえる。