ウォール街の周辺に急に荒い波風が出て来た。
大手の投資銀行ゴールドマン・サックス、JPモルガン、ドイツ銀行は「連銀はこれまで利上げを見送ってきたが、景気が数10年ぶりの好調で連銀が利上げの準備をはじめた」と言う見方を表明した。
最大の関心はこれまでの連銀の会合では先行き3回をほのめかしたが、それ以上の回数になり最低4回は必要という見方がウォール街では有力。
投資家の間では急速に利上げムードが支配してきた。
2022年の先行きの連銀の会合では利上げの検討が主要なテーマに転換する。
足元ではコロナ感染の拡大が始まっており、景気への悪影響が気にされ、連銀は当面、難しい政策運営に直面する。
米国株は連銀の政策をにらみながらの動きが強まり、当面は景気動向の舵取りは政策運営にゆだねることになる。相場の先行きは読み難い展開になる。