足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

荒い波風が出始める

2022-01-11 16:21:22 | 投資戦略

ウォール街の周辺に急に荒い波風が出て来た。

大手の投資銀行ゴールドマン・サックス、JPモルガン、ドイツ銀行は「連銀はこれまで利上げを見送ってきたが、景気が数10年ぶりの好調で連銀が利上げの準備をはじめた」と言う見方を表明した。

最大の関心はこれまでの連銀の会合では先行き3回をほのめかしたが、それ以上の回数になり最低4回は必要という見方がウォール街では有力。

投資家の間では急速に利上げムードが支配してきた。

2022年の先行きの連銀の会合では利上げの検討が主要なテーマに転換する。

足元ではコロナ感染の拡大が始まっており、景気への悪影響が気にされ、連銀は当面、難しい政策運営に直面する。

米国株は連銀の政策をにらみながらの動きが強まり、当面は景気動向の舵取りは政策運営にゆだねることになる。相場の先行きは読み難い展開になる。