足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY生活で初めての数々の体験

2021-11-25 15:03:10 | 投資戦略

今週のNY市場は感謝祭(木)の休場に始まり、翌日の金曜日は午後1時に終了と週の後半は土曜日、日曜日が続き事実上の休暇になる。

アメリカ人にとっては12月のショッピングシーズンの幕開けになり、年末のクリスマスの終焉までは全米ではサラリーマンの気分はお祭り気分にはいる。

私が米国ではじめての10ヵ月の短期滞在を始めたのは1970年の12月であった。1971年1月から始まる米国での証券マン育成のトレーニングは新年早々に始まるので、滞在先探しなど準備のために単身でNYに渡った。外貨の持ち出し制限もあって滞在の費用は私の場合は予備費をこめて月間600ドルであった。当時は日本の大手の金融関係でさえも日本からの派遣社は2~3名であった。

当時の1ドルは360円で、われわれのような日本からの研修生の月間手当ては600ドル、私の場合は予備費を含めて1,000ドルが平均基準であった。住宅費は150ドル~200ドルであった。

NYで生活するだけでも使命感も含めて心理的には充実した日々が続いた。世話になった米国の証券会社のおかげではじめての9ヵ月間は全く病気もせず、会社が期待する使命をこなすことに日々が送れた。

初めて生活をした米国では人生でも最も衝撃的な数え切れないほどの体験ができた。

帰国後、「米国での印象は?」と聞かれたが、「あんな大国と戦争でぶつかったこと」というのが一番目の返事であった。