NY市場は2007年10月に天井を打った。その前月の9月には米連銀は利下げを断行した。ロイター通信によると連銀バーナンキ議長は11月に「われわれの見通しでは景気は減速トレンドにはいった。景気の足取りは鈍化するが2008年も景気の成長は続く」と議会で自信をもって証言した。しかしその後、2007年12月から景気はリセッションいりした。
現連銀パウエル議長も9月6日に「現在、リセッションの兆候は全く見られないし、先行き景気後退にはいる兆候も全く見られない」と明言した。「雇用市場は堅調で、インフレがバックアップし景気の上昇は続く。連銀の景況観は緩やかな景気の上昇とインフレが継続するとみる。このような背景からしてリセッションいりするとはみられない」と、先行きに強気である。
株式相場は7月に新高値を記録したが、8月の調整に続いて9月にはすかさず反騰局面にはいり、連銀はそれをバックアップするかのように利下げで景気の鈍化に応じた。パウエル議長の迅速で柔軟性のある対応である。
これまでから今回のような局面がしばしば見られたが、連銀の出動が相場の天井になることも多かった。
今回はどうか?
パウエル議長の力量が試される局面にはいったが、トランプ大統領の言動に応じて敏感な対応を進めていくとみたい。
現連銀パウエル議長も9月6日に「現在、リセッションの兆候は全く見られないし、先行き景気後退にはいる兆候も全く見られない」と明言した。「雇用市場は堅調で、インフレがバックアップし景気の上昇は続く。連銀の景況観は緩やかな景気の上昇とインフレが継続するとみる。このような背景からしてリセッションいりするとはみられない」と、先行きに強気である。
株式相場は7月に新高値を記録したが、8月の調整に続いて9月にはすかさず反騰局面にはいり、連銀はそれをバックアップするかのように利下げで景気の鈍化に応じた。パウエル議長の迅速で柔軟性のある対応である。
これまでから今回のような局面がしばしば見られたが、連銀の出動が相場の天井になることも多かった。
今回はどうか?
パウエル議長の力量が試される局面にはいったが、トランプ大統領の言動に応じて敏感な対応を進めていくとみたい。