足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バロンズ誌が注目の日本株3銘柄

2015-05-01 07:24:37 | 投資戦略

日経平均の大幅安を受けて欧米株への反応が気になったが波及しなかった。
ユーロ高を背景にヨーロッパ株は堅調であった。
ユーロ相場は対円で134円と前月末の128円から上昇した。ユーロ圏への輸出比率の高い日本の輸出関連には安心感が出てくる。

昨日の東京市場の暴落でPERが17倍台になり米国株の18倍を下回った。ウォール街のメディアが割安な日本株の報道を始めた。
個々の銘柄でも年初来の相場に先行して上がった銘柄のテクニカル指標が好転してきた。本欄で注目してきた主な銘柄の対25日移動平均との乖離率はクックパッド(2193)-8.7%、カルビー(2229)+0.46%、Mスリー(2413)-7.2%、日本新薬(4516)-5.6%、リゾートトラスト(4681)-3.4%、日東電工(6988)-2.6%、シマノ(7309)-3.8%、HOYA(7741)-4.0%、朝日インテック(7747)-5.6%、日本空港ビルデング(9706)-8.8%と買い場にきた。相場の上昇基調は不変で世界的な株高現象は続く。
バロンズ誌のウェブサイトで日本株に注目し時価から40%の値上がり期待の3銘柄を取上げた。
神戸製鋼所(5406)は鉄鋼株のなかでも競合相手とは一線を画した製品に注目。
小野薬品(4528)はブリストル・マイヤーズ、ギリアド・サイエンシスとの抗がん剤分野での共同開発。
千代田化工(6366)は米国での天然ガス、シエルオイルでのビジネスの展開。

今週末は米国のバークシア・ハザウェイ(BRK)が株主総会を開くが世界中からネブラスカ州のオハマに3万人以上の株主が集まる。バフェットと副会長チャリー・マンガーと朝からの午後まで続く対話に投資家の関心が集まる。現在の相場観よりも、バフェットの投資哲学に大きな関心をもつ投資家たちである。
インターネットのおかげでその模様は海外からでも手に取るようにメディアが伝える。クラウド時代を実感できる機会でもある。