足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

東京市場もNY株に追随・・・・米運輸株の反発が暗示する

2014-10-21 06:01:56 | 株式
週明けの東京市場は先週末の欧米株に追随して大幅高になった。アジアではインド、中国が追随した。
米国では決算発表が進行中だ。大物の決算が続くが60%以上の企業が事前の予想を上回り業績相場の様相を呈してきた。
引き続き運輸株指数の好調が続く。年初来ではダウ運輸株指数は10%近い上昇率で、S&P500の+1.8%高を大きく上回った。
100年以上の歴史をもつ指数だが天才的なジャーナリストのチャールズ・ダウが景気の温度を測る典型的な指標として考案した。運輸株指数の構成銘柄は時代とともに入れ替えられ空輸株、トラック、海運、倉庫など米国経済の温度をナマで測れる魅力がある。
昨日の東京市場も一足送れてNY株の猛反発に追随した。NY株の威力が実感される世界の株式市場である。
問題のエボラ問題は米国ではダラスで発生したが、拡大せず米国の迅速な対応で防御が完璧なことが実証された。
ウォール街では目先の牽引役として金融、ハイテク、ヘルスケアの3本柱がリード役になっている。ただこれから物色の範囲は拡大していくだろう。
東京市場では自動車株の反騰が目立つ。テクニカルにも調整を終えただけに注目が続くだろう。
人気株はトヨタ自(7203)、富士重工業(7270)、マツダ(7261)、三菱自動車(7211)の4本柱になってきた。