足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

下がったら、もっと買う・・・バフェット

2014-10-03 06:26:27 | 株式
NY株は前日の大幅下落のあと落ち着き引けはほぼ変わらず。毎日、メディアを独占する地政学リスクについては特に大きな展開はなく、この日はユーロ中央銀行の理事会後のドラギ総裁の会見に注目が集まった。引き続き強力な金融緩和策を続けインフレと経済成長を目標に置くことを強調した。
明日は米国で9月の雇用統計の発表があるが22万人増(8月14万2000人)に増加すると市場はみる。
ウォーレン・バフェットが定例のTV番組に出演し「市場に恐怖心が出てきたら買いに出る。そして投資した銘柄が下落すればさらに買います」と持論を繰り返した。最近のIPOブームについての質問には「50年間の投資家人生でIPOには一度も手をだしたことはない」と語った
最近は自動車ディラーに関心を示し未上場の大手ディラーを買収した。先にGMの投資を始めたが、自動車業界については傘下の保険会社を通じて業界の現状は熟知している。「いま、なぜ自動車なのか? 」と市場では憶測がでるが理由は口にしない。自動車業界への投資の初期であるからだ。
自動車といえば米国での人気車種のベスト10に富士重工業、トヨタ自、マツダが顔を出している。投資の参考にしたい。
バフェットは今週の株価の下落局面ではかねて意中にあった株の投資を始めたようである。
来週水曜日のアルコア(AA)を皮切りに第3四半期の決算発表が始まる。それまで現在の調整が続けば、決算は相場反騰のきっかけになる。
われわれもバフェットに倣って買い場にきた銘柄の選別をはじめた。バフェットのことばが背中を押してくれる。