ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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西日本豪雨災害

2018-09-06 04:43:28 | 主張
 中国地本の委員長の藤原です。
 この度は、西日本豪雨災害に関連して様々な形でご支援をいただき大変ありがとうございます。被災地域を代表しましてお礼を申し上げます。
 今回の災害は、特に広島県、岡山県の被害が大きく、被災場所も広範囲にわたっています。
 中国財務局の職員は、それぞれの職責に関連して、また想定された職責を超えて、被災者の生活再建・安定、被害地の復興・復旧に奮闘しています。今回の災害は、被害の甚大さや広範囲性等これまで経験した災害をはるかに上回る規模であり、災害査定立会の件数は2万件余りになることが想定されています。今回107名の職員に主計実地監査官の併任発令が行われ、国民生活の速やかな回復向けて年内に査定立会を終わらせるとの方針が出ています。
 私自身、仕事で、またはプライベートで災害現場をいくつか見てまいりましたが、大きな岩とがれきが大量に積み重なっている現状を前にすると、どこから手を付けたらよいのかと途方に暮れるというのが正直な感想です。
 
 実は、私の叔父の住まいも大きな被害を受けました。半壊ということでしたが、上流にあった砂防ダムは全く機能しておらず大きな土石流が家のすぐ脇を通り抜けていました。今後住み続けるのは危険と判断し建物を解体撤去して更地にすることにしました。
 しかしながら、国や地方自治体、ボランティアなどの支援により、建物解体、土石や瓦礫の撤去をしてもらえるのは本当に助かっています。
 また、叔父は、設備の整った国家公務員住宅を仮の住居として提供してもらえており、当初、空き家期間が長かったのか、畳がカビていて匂っていたが、財務局に言ったらすぐに交換してくれたほか、「不都合はないですか」と声をかけてもらえて大変助かっていると申していました。
 被災した場合、初めての経験ということもあり、どうすればよいのかどこにどういったことを頼ればよいのかというのは、思いつかないというのが実際のところと思います。そういう意味では押し付けでない提案スタイルでのプッシュ型支援というのは必要なことであり、今後も積極的に行わなければならないものだろうと思います。
 財務局の仕事の重要性を改めて感じながらも、人手不足の中で日々の業務をどのように効率的に取り組んでいくかが目下の課題です。引き続き皆様のご支援どうぞよろしくお願いいたします。共に頑張りましょう。
 

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