ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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休暇は悪?皆勤は正義?

2021-09-16 19:36:06 | 主張
皆さんこんにちは!
東北スガシンです。

先日、某ラジオ番組の相談コーナーを聞いていたところ、「職場の休暇が取得できず、たまに体調を崩す。自分は『休暇は悪、皆勤は正義』という固定観念が強く、周りを気にして休暇が取得できない」という29歳の方からの相談がありました。

なるほど、確かに私も、小さいころから学校では「皆勤賞はえらい」と教えられ、職場に入ってからも「どんな二日酔いでも這ってでも職場に顔を出せ」(精神論の例え話でしたが‥)と教えられ、どこかでそういう固定観念が残っている気がします。

そして、本相談に対し、私の尊敬するジェーン・〇ーさんからは、「私も世代的にその固定観念はすごく分かるし、29歳なのにそういう気持ちを持っているのにびっくり。ただ、コロナ禍の現在、体調が悪いのに出勤したら、それ自体が悪。また、年齢が経過してくれば体力的にも休暇は必須。特に相談者さんは体が強くないようなので、自分をいたわることも必要。そして自分さえ休暇を取らず無理すれば良いという精神は、自尊心を損ない、自分を労わったり自分に敬意を払えなくなるのでやめた方がよい‥」というような回答でした。

うーん、さすが〇ーさん。いつもながら激しく納得。
また、有給休暇を毎年捨てている人は、捨てた日数を時給換算すると、けっこうな金額を毎年捨てている場合もありますしね。

休暇取得については、周りの職員等への配慮さえあれば、理由問わず休暇は積極的にとるべきですし、ましてや、体調不良や自分の体調管理のための休暇は、周りの職員に頼る勇気をもって、ある意味強制的にでも休むべきだと思います。

コロナ禍で心も身体も辛い状況の方もいるかもしれませんが、休暇等で自分を労わることを忘れずに、そしてコロナの状況もいつかよくなると信じ、日々を過ごしていきたいですね。以上