ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

本ブログは全財務労働組合中央本部及び地区本部役員が持ち回りで掲載しています※PC版表示にすると背景がおしゃれになります

将来を見据えた経営戦略

2014-11-05 18:18:18 | 主張
皆様、お疲れ様です。拙い文書で失礼します。

 さて、今週の日経朝刊の1面に「横浜銀行と東日本銀行の経営統合」に関する記事がございました。昨年より、地域金融機関に対して、表題のとおり将来を見据えた経営戦略を監督方針に掲げているところです。背景には大きな社会問題として「人口減少」がテーマとなっておりますが、我々の職場に当てはめてみたときにどうでしょうか。

 確かに、当方の職場においては、採用抑制等があった関係上、職員数は減少しております。業務は専門家・高度化していくなかで、職員数の減少は職員1人当たりの業務量の負担増加は疑う余地はありません。また、係員クラスの組合員にとっては、周りに年の近い先輩がいないとまでは言いませんが、係長、次席、三席といった体制も少なくなってきているのではないでしょうか。
一方、見方を変えてみると、毎年、人事異動があります。異動後の新体制におけるメンバー全員を知っているという方はいらっしゃるのでしょうか。新規採用職員、非常勤職員の方と初めて関わりをもつということは、各々個々人としては「人口増加」と捉えることはできないでしょうか。組合活動も同じです。経験でお話させていただきますと、5月に東京で開催されました全国青年交流集会の中で、各地本の方とお話する機会の中で、「●●さんの同期ですか?」「●●さんはご存知ですか」と言った内容が話のきっかけになりました。そこから、職場環境の話と自然に組合っぽい議論につながったものです。

 「見えないものを見ようとして望遠鏡を覗き込んだ」

天体観測という曲の歌詞ですが、まさに覗き込むという行為がなければ、そもそも機会を逸失している訳です。自ら手を挙げて「やります」というのは決心が重いものですが、「やってみないか」という話が来た際には、声をかけてくださった方の信頼があるので、そこは「私で良ければ」、といった前向きな回答を期待したいです。それが、いずれか、それこそ5年後、10年後にかけがえのない財産になっているでしょう。

【関東地本・Nざわ】